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上千葉砂原公園

(かみちば すなはら こうえん)

上千葉砂原公園は、東京都葛飾区西亀有に位置する都市公園です。この公園は葛飾区が管理する近隣公園であり、地域住民だけでなく、訪れる観光客にも愛される場所となっています。

動物広場

公園内には「動物広場」と呼ばれるエリアがあり、ここではリスザルやミニブタ、ヤギ、モルモット、クジャク、小鳥など、約13種類、200匹以上の動物が展示されています。動物たちとの触れ合いを通じて、子どもたちに命の大切さや自然の魅力を伝える場となっています。また、ポニーの乗馬体験も提供されており、公園内をポニーに乗って散歩することができます。

桜と花見

公園内には多くの桜の木が植えられており、春になると美しい桜の花が咲き誇ります。この時期には花見客で公園が賑わい、多くの家族連れやカップルが訪れます。桜の下でピクニックを楽しむ光景が広がり、春の風物詩となっています。

多彩な遊具

上千葉砂原公園には、すべり台や砂場、ブランコといった定番の遊具に加え、メビウスの輪をモチーフにしたユニークな遊具も設置されています。これらの遊具は、子どもたちが自由に遊び回り、創造力を育む場として活用されています。

交通遊具

公園内では、自転車やゴーカート、三輪車、豆自動車など、さまざまな交通遊具が無料で貸し出されており、公園内を自由に走行できるエリアが設けられています。これらの遊具は、特に子どもたちに大人気であり、安全に遊ぶことができるように管理されています。

これらの乗り物を使用して公園内を自由に走行できるため、特に子どもたちにとっては大人気のスポットとなっています。

D51 蒸気機関車(展示車両)

公園の目玉の一つとして展示されているのが、D51型蒸気機関車(通称「デゴイチ」)です。この機関車は、大宮工場で解体された後、1972年(昭和47年)3月6日の夜に4台のトレーラーを使って運び込まれ、公園内で組み立てられました。同年3月18日から一般公開が開始され、都内で初めてのD51型機関車の展示となりました。

当時は全国的なSLブームの真っ只中であり、葛飾区が南東北鉄道管理局を通じて展示の依頼を行った結果、展示が実現しました。この機関車は、近隣の小学校の図画工作授業において写生の題材としても利用されており、多くの子供たちに親しまれてきました。展示当初は、現在の動物広場がある公園の西側に設置されていましたが、動物広場の開設に伴い、現在の北側に移設されました。

ポニー乗馬場

ポニー乗馬場では、子供たちがポニーに乗って公園内を散歩することができます。この体験は、多くの子供たちにとって初めての乗馬体験となり、貴重な思い出を作ることができます。

駐車場

公園には駐車場も完備されており、車で訪れる方々にとっても便利な環境が整っています。駐車場から公園内へのアクセスも良好で、家族連れや友人同士で気軽に訪れることができます。

関連公園と施設

上千葉砂原公園に関連する施設として、東京都江戸川区にある「総合レクリエーション公園」や、東京都葛飾区にある「新宿交通公園」などがあります。これらの公園も、家族連れや子供たちに人気があり、さまざまなアクティビティを提供しています。

まとめ

上千葉砂原公園は、その多彩な施設や動物たちとの触れ合い、季節ごとの美しい風景など、訪れる人々にさまざまな楽しみを提供する公園です。子供たちから大人まで、幅広い年齢層に親しまれるこの公園は、東京都内でのレジャーやリフレッシュの場として最適です。ぜひ、一度足を運んでみてください。

Information

名称
上千葉砂原公園
(かみちば すなはら こうえん)

葛飾区

東京都