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日暮里・北千住

Nippori, Kitasenju

日暮里、北千住の観光におすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

日暮里 北千住 観光ガイド

日暮里・北千住の観光・旅行 Info

日暮里エリアの見どころ

谷中銀座商店街

谷中銀座商店街は、日暮里駅から徒歩数分の場所にある昭和の雰囲気が残る下町の商店街です。コロッケやメンチカツなどの食べ歩きが人気で、猫の多さでも知られています。「夕やけだんだん」という階段からは、夕焼けに染まる商店街を一望できます。

谷中霊園

歴史ある人物の墓所が多数ある谷中霊園は、桜の名所としても知られています。春には参道が満開の桜に包まれ、静かに散策するには最適です。

朝倉彫塑館

彫刻家・朝倉文夫の旧邸を改装した朝倉彫塑館は、日本建築と美術の融合が楽しめる文化施設です。作品展示だけでなく、中庭や屋上庭園も見どころです。

日暮里繊維街

手芸や裁縫が好きな方には、日暮里繊維街がおすすめです。布地やボタン、レースなどが専門店で手頃に手に入るため、海外からの観光客にも人気です。

北千住エリアの見どころ

千住大橋と荒川河川敷

千住大橋からは荒川とその広大な河川敷を一望でき、ジョギングやサイクリング、バーベキューなども楽しめる自然豊かなエリアです。

宿場町の面影を残す旧日光街道沿い

北千住駅西口から伸びる旧日光街道沿いには、宿場町としての歴史を感じられる建物や石碑が残っています。千住ほんちょう商店街では地元グルメも堪能できます。

素盞雄神社(すさのおじんじゃ)

素盞雄神社は、災厄除けや厄払いの神社として地元で親しまれています。夏にはお祭りも行われ、屋台や舞台演出などで賑わいます。

東京芸術センター

東京芸術センターは、映画館・アートギャラリー・カフェが併設された複合文化施設です。芸術に触れながらリラックスできるスポットとして人気があります。

足を延ばして寄れる周辺スポット

千住博物館(足立区の歴史や文化を学べる)
荒川自然公園(春は花見、夏は水遊びが楽しめる)
東京電機大学周辺のカフェ街(学生に人気のおしゃれカフェ多数)

日暮里・北千住のグルメガイド

日暮里エリアのグルメと名物

下町情緒あふれる食文化

日暮里は、谷中銀座商店街を中心に下町の味が楽しめるエリアです。老舗のお惣菜店や和菓子屋、食べ歩きができるB級グルメが豊富で、地域住民にも愛される味がそろっています。

人気のローカルフード

谷中メンチ:谷中銀座の名物メンチカツ。肉汁たっぷりでジューシーな味わいが特徴。
谷中しょうが:東京の伝統野菜として知られ、味噌をつけてそのまま食べるのが地元流。
たい焼き:「愛玉子(オーギョーチィ)」の昔ながらの味が好評。

おすすめレストラン・カフェ

カヤバ珈琲:昭和の趣を残す喫茶店で、名物「たまごサンド」が人気。
根津のたいやき:天然たい焼きの元祖とされ、1匹ずつ丁寧に焼き上げる本格派。
HAGI CAFE(萩荘内):ギャラリーに併設されたカフェで、地元食材を使ったスイーツが魅力。

北千住エリアのグルメと人気店

再開発と共に進化するグルメスポット

北千住は、古き良き居酒屋文化とモダンなカフェ・レストランが混在する多彩なグルメタウンです。宿場町としての歴史も感じられるグルメ体験ができます。

北千住の名物とローカルフード

千住ねぎ:江戸時代からの伝統野菜。甘みがあり、鍋や焼き物に最適。
千住宿うなぎ:旧日光街道の宿場町として、旅人にうなぎ料理が愛されてきました。
地元和菓子:「大橋屋」などの老舗で買えるお饅頭やお団子。

おすすめの飲食店

大はし:昭和3年創業の老舗居酒屋。煮込みと焼きとんが絶品。
バードコート:ミシュラン星を獲得した焼き鳥の名店。
千住 虎や:千住大橋近くの本格割烹で、地元食材を活かした会席料理が楽しめます。

日暮里・北千住のお土産ガイド

持ち帰りたくなる逸品

谷中の和菓子:「千代田せんべい」「谷中福もち」など、優しい味わいが旅の思い出に最適。
下町ベーカリーのパン:「カヤバベーカリー」のこだわりパンは素材の味が活きており、冷凍保存も可能。
北千住発のクラフトビール:「さかづきBrewing」など地元醸造のクラフトビールは大人のお土産にぴったり。

駅ナカ・デパ地下でも購入可能

エキュート日暮里ルミネ北千住内でも、限定スイーツや地元特産を使った商品が購入可能です。移動時間が限られている方にもおすすめです。

日暮里・北千住の季節の祭り・イベント

日暮里エリアの主な祭りと地域文化

下町の風情を今に伝える行事

日暮里(にっぽり)周辺では、江戸時代からの下町文化が色濃く残り、地域密着型の祭りが多く開催されています。地域の人々との距離が近く、観光客も温かく迎え入れてくれるのが魅力です。

谷中まつり(谷中銀座エリア)

毎年10月頃に開催される地域のお祭りです。手作り感あふれる出店が並び、地元商店会と住民が一体となったイベントとなっています。子ども向けの縁日、ミニライブ、フリーマーケットなども催され、下町の温もりを感じることができます。

日暮里繊維街「繊維まつり」

春と秋の年2回開催されるこのイベントは、日暮里繊維街全体で行われるセールと体験型イベントです。生地、糸、ボタンなどが通常より安く手に入り、裁縫・洋裁好きにはたまらないイベントです。全国から買い付けに訪れる人も多く、日本有数のテキスタイルイベントとも言えます。

北千住エリアの祭りとイベント

伝統と現代が交差するイベント

北千住(きたせんじゅ)は、江戸時代に日光街道の宿場町として栄えた歴史を背景に、伝統的な神輿(みこし)行列や盆踊りなどが現在も盛大に行われています。また、再開発により新しい文化的イベントも増えており、古き良き行事と現代のエンタメが融合した地域と言えます。

千住の夏まつり(千住大橋駅周辺)

8月上旬に開催される夏の風物詩。地元の小学校グラウンドや商店街を中心に、盆踊り、模擬店、ステージパフォーマンスが行われます。千住音頭を踊る輪の中に飛び込む観光客も多く、地域と一体になれる体験が魅力です。

千住紙ものまつり

かつて北千住は和紙や印刷業の街としても栄えました。その文化を継承するこのイベントでは、紙にまつわるワークショップやアート展示、オリジナルグッズの販売が行われ、手仕事の温かみを感じられます。

足立の花火(荒川河川敷)

東京都内で最も早く開催される花火大会(7月下旬)。北千住駅から徒歩圏内の荒川河川敷で開催され、1時間で約13,000発という密度の濃い花火ショーが楽しめます。観光客も多く、屋台や河川敷の芝生席からの鑑賞が人気です。

特徴的な地域の風習や文化

下町ならではの人情と手作りの温もり

日暮里・北千住の祭りには、住民主体で企画・運営されるものが多く、地域に根ざした温かな雰囲気が特徴です。お神輿を担ぐ子どもたち、商店街の人々の笑顔、町内会のふれあいなど、まち全体が一つの家族のように感じられる時間が流れています。

観光客にも開かれた参加型イベント

多くのイベントが観光客の飛び入り参加を歓迎しており、盆踊りへの参加、クラフト体験、紙細工ワークショップなども当日受付可能です。地域との交流を重視した観光ができる点が、日暮里・北千住エリアの魅力です。

日暮里・北千住の気温・天候

東京都東部に位置するエリアの気候概要

日暮里・北千住は、東京都心に近い荒川区・足立区に位置し、年間を通じて温暖で、四季がはっきりしています。太平洋側気候に属しており、春・秋は比較的過ごしやすく、夏は高温多湿、冬は乾燥した晴天が多いのが特徴です。

季節ごとの気候の詳細

春(3月〜5月)

春の平均気温:10〜20℃程度。
日中は暖かくなる日が増え、桜の開花(3月下旬〜4月初旬)とともに、観光にも最適なシーズンです。3月は肌寒さが残りますが、4月になると過ごしやすくなり、5月には初夏の陽気を感じる日もあります。

梅雨(6月中旬〜7月中旬)

平均気温:20〜26℃程度。
6月中旬からは本格的な梅雨入りとなり、曇りや雨の日が増えます。湿度が非常に高く、洗濯物が乾きにくくなる季節です。雨対策として折りたたみ傘撥水加工の靴を持参するのがおすすめです。

梅雨時期の特徴

気温は高くないものの湿気がこもりやすく、汗をかきやすい時期です。街中の公園ではあじさいが見ごろとなり、散策を楽しめるスポットも多くなります。

夏(7月中旬〜9月中旬)

平均気温:25〜35℃以上。
都内でも特にヒートアイランド現象の影響が大きい地域であり、日中の体感温度は40℃近くになる日もあります。湿度も高いため、屋外での観光は水分補給・日除け対策が必須です。

台風と集中豪雨への注意

8月から9月にかけては台風シーズンに入り、台風の接近による強風・豪雨が発生する可能性があります。特に荒川河川敷や中川周辺では、一時的な増水・交通規制があることも。気象情報や公共交通機関の情報をこまめにチェックするようにしましょう。

秋(9月中旬〜11月)

平均気温:20〜15℃前後。
夏の蒸し暑さが和らぎ、晴天が多く、快適に過ごせる季節です。紅葉は11月中旬〜下旬が見ごろで、荒川土手や舎人公園などで美しい景観を楽しめます。

秋雨前線と服装の工夫

9月下旬〜10月上旬には秋雨前線の影響で雨が多くなることがあります。気温の変化も大きく、重ね着や軽い防寒具の準備があると安心です。

冬(12月〜2月)

平均気温:5〜10℃程度。最低気温は0℃前後になる日もあります。
乾燥した晴れの日が続くのが特徴で、積雪はまれですが、早朝は霜や路面の凍結に注意が必要です。日暮里・北千住では空気が澄んでいて富士山が見える日もあるなど、冬の観光にも独特の魅力があります。

防寒対策と快適な散策のポイント

東京の冬は日差しがあれば比較的暖かく感じますが、朝晩の冷え込みが厳しいため、コート・マフラー・手袋などを備えるのが望ましいです。北風が強い日は体感温度が一層下がります。

年間の降水と天候の傾向

年間を通じての特徴

日暮里・北千住は、年間降水量が約1,500mm前後で、6月(梅雨)と9月(台風)に降水が集中します。冬季は晴天率が高く、乾燥により風邪やインフルエンザが流行しやすい時期でもあります。

旅行時の天気チェックの重要性

観光や散策を予定している際は、気象庁の天気予報や鉄道各社の運行情報を確認しておくと、突発的な雨や強風、災害時にも安心して対応できます。

日暮里・北千住へのアクセス

都内・関東からの優れた交通網

日暮里駅(荒川区)北千住駅(足立区)は、東京都東部を代表するターミナル駅であり、多数の路線が集まる交通の要衝です。どちらの駅も都内主要エリアからのアクセスが非常に良く、東京観光の拠点としても非常に便利です。

主要鉄道路線でのアクセス

日暮里駅へのアクセス

JR山手線・京浜東北線・常磐線をはじめ、京成本線日暮里・舎人ライナーなどが利用可能です。

日暮里・舎人ライナーについて

日暮里駅からは日暮里・舎人ライナーが発着しており、足立区内の住宅地や荒川沿いのスポットへのアクセスにも便利です。モノレール形式の自動運転列車で、眺望も良好です。

北千住駅へのアクセス

JR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスなど、合計5路線が集まる主要駅です。

つくばエクスプレスについて

茨城県つくば方面から北千住駅へはつくばエクスプレスの利用が便利で、沿線観光にも適しています。また、首都圏近郊のベッドタウンとの行き来にも重宝されています。

空港からのアクセス

成田空港から

京成スカイライナーにより成田空港〜日暮里駅が最速約36分。快適で速達性に優れています。北千住までは、日暮里で乗り換えてJR常磐線などを利用できます。

羽田空港から

モノレール・JR山手線を経由して日暮里または上野方面へ。北千住へは東京モノレール→浜松町→日比谷線または千代田線での乗り換えが一般的です。所要時間は約50〜60分です。

バス・タクシーの利用

都営バス・区営バス

荒川区・足立区には都営バスやコミュニティバス(はるかぜ号など)が充実しており、地域内の移動にも便利です。日暮里駅や北千住駅を起点にさまざまな観光施設へバスが発着しています。

タクシー・シェアライド

深夜帯や小回りの利いた移動を希望する場合は、タクシーやシェアライド(GO、DiDiなど)も利用可能です。日暮里や北千住は主要道路に面しているため、捕まりやすいエリアです。

自転車・徒歩でのアクセス

自転車シェアリング

都内ではドコモ・バイクシェアなどのサービスが普及しており、日暮里・北千住エリアでも各所にポートが設置されています。気軽な移動手段として活用できます。

徒歩観光にも適したエリア

特に日暮里の谷中銀座商店街や、北千住の宿場町通り周辺は徒歩での散策が楽しく、アクセスの良さとローカルな雰囲気を併せ持ったエリアとなっています。

日暮里・北千住の移動手段

多彩な交通機関が整う都市型エリア

日暮里(荒川区)と北千住(足立区)は、複数の鉄道路線が交差する都市型の交通拠点であり、鉄道・バス・自転車・徒歩といった多彩な移動手段が整備されています。それぞれの手段を適切に組み合わせることで、効率よく観光スポットを巡ることができます。

鉄道による地域内移動

JR線・地下鉄を活用した移動

日暮里駅にはJR山手線・京浜東北線・常磐線などが通っており、北千住駅にはJR常磐線、東京メトロ日比谷線・千代田線、東武スカイツリーライン、つくばエクスプレスが乗り入れています。これにより、両エリアを電車で約10〜15分以内で行き来することが可能です。

おすすめの駅間移動

バスを利用した柔軟な移動

都営バス・区営コミュニティバス

都営バスの路線が日暮里・北千住の各駅前から発着しており、周辺地域や荒川・足立エリアの観光地へのアクセスにも便利です。また、足立区や荒川区ではコミュニティバス

主要なバスの使い方
  • 日暮里駅前 ⇔ 西日暮里・谷中銀座:バスで5〜10分
  • 北千住駅前 ⇔ 足立区役所・千住大橋方面:区バスでアクセス可能

徒歩で楽しむローカル観光

徒歩移動が魅力的な街並み

日暮里や北千住は下町情緒あふれる街並みが広がっており、観光目的での徒歩散策がとてもおすすめです。特に日暮里の谷中銀座商店街や北千住の宿場町通り・千住ほんちょう商店街は徒歩でのアクセスが快適です。

おすすめ徒歩コース例
  • 日暮里駅 ⇔ 谷中銀座 ⇔ 根津神社:徒歩で約20〜30分
  • 北千住駅 ⇔ 荒川土手 ⇔ 千住大橋:徒歩で約30分、川沿い散策が楽しめます

自転車シェアやレンタサイクルの活用

ドコモ・バイクシェアなど

都内で普及しているシェアサイクル(例:ドコモ・バイクシェア)を利用することで、日暮里・北千住の街を気軽に移動できます。各所にポート(自転車の貸出・返却拠点)が設けられており、スマホアプリから簡単に利用可能です。

自転車でのおすすめルート
  • 日暮里駅 ⇔ 台東区(上野・根津エリア):自転車で10〜15分
  • 北千住 ⇔ 足立市場 ⇔ 荒川サイクリングロード:快適な川沿いライド

タクシー・シェアライドでの移動

小回りの利く移動手段

急ぎの移動や重い荷物を伴う観光にはタクシーやシェアライド(GO・DiDiなど)が便利です。日暮里駅・北千住駅ともにタクシー乗り場が整備されており、観光地の最寄りまで直行できます。

参考料金・時間
  • 日暮里 ⇔ 上野恩賜公園:約10分/1,000円前後
  • 北千住 ⇔ 東京スカイツリー:約20分/2,000円前後

日暮里・北千住の観光コース

下町の風情と多彩な文化を楽しむ1日コース

午前:日暮里で下町文化と歴史に触れる

① 日暮里駅出発

JR日暮里駅は本エリア観光の起点として便利です。駅周辺には商店街や古き良き住宅街が広がっています。

② 谷中銀座商店街を散策

日暮里駅西口から徒歩すぐの谷中銀座商店街は、レトロな雰囲気と活気ある商店が魅力。メンチカツやたい焼きなどの食べ歩きも楽しめます。

③ 谷中霊園と芸術のまち・谷中

谷中霊園を散策しながら、文人や著名人の墓所に立ち寄ったり、周囲のアートギャラリーやカフェでひと息つくのもおすすめです。

昼食:根津・千駄木エリアでランチ

④ 根津神社とつつじの庭園

徒歩または東京メトロで根津神社

⑤ 谷根千(やねせん)エリアで食事

根津・千駄木周辺の「谷根千」エリアには、おしゃれなカフェや古民家レストランが点在。和洋さまざまなランチが楽しめます。

午後:北千住へ移動して歴史とグルメを満喫

⑥ 北千住駅へ電車で移動(約10〜15分)

日比谷線や常磐線でスムーズに北千住駅

⑦ 宿場町通りと千住大橋の歴史探訪

江戸時代の「日光街道」の宿場町だった北千住。宿場町通りには古い看板建築や史跡が点在し、千住大橋からは荒川の雄大な風景を望めます。

⑧ 足立市場または千住ほんちょう商店街で地元の味を体験

北千住駅から徒歩圏内の足立市場千住ほんちょう商店街

夕方以降:夜景と食事を満喫

⑨ 荒川河川敷で夕景散策

北千住の東側、荒川の堤防沿いは散策路が整備されており、夕陽やスカイツリーの遠景を望むのに最適です。

⑩ 北千住駅周辺でディナー

居酒屋やラーメン、バルなど、北千住駅周辺はグルメの宝庫。和食からイタリアン、韓国料理までジャンルも多彩です。夜のひとときをローカルグルメとともに締めくくりましょう。

コースのポイントまとめ

  • 谷根千エリア:歴史とアート、下町情緒が融合
  • 北千住:宿場町の歴史と多彩なグルメが魅力
  • 移動:日暮里⇔北千住はJRや地下鉄で簡単アクセス

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