チームラボプラネッツ TOKYO DMMは、東京都江東区豊洲六丁目にあるアート施設で、チームラボ株式会社とDMM.comによって設立されました。デジタルテクノロジーを活用した新しい形のアート体験を提供しています。
施設のコンセプト
2018年7月7日にオープンしたチームラボプラネッツは、「水に入るミュージアム」「超巨大なアートに、他者と共に、身体ごと圧倒的に没入し、一体となる」をコンセプトに掲げています。オープン当初は2020年末までの期間限定施設として設けられましたが、好評につき開催期間が2027年末まで延長されています。
新エリアの追加とリニューアル
2021年7月2日には、「Garden Area」という新しいエリアが加わり、空中に咲くランの花々と光輝く卵形の彫刻群で構成された苔庭が広がる空間が誕生しました。この新エリアの追加により、チームラボプラネッツは「水に入るミュージアムと花と一体化する庭園」としてリニューアルされました。
展示作品の紹介
館内には多くのインタラクティブなアート作品が展示されています。主な作品には以下のようなものがあります。
- 坂の上にある光の滝 / Waterfall of Light Particles at the Top of an Incline
- やわらかいブラックホール - あなたの身体は空間であり、空間は他者の身体である
- The Infinite Crystal Universe
- 人と共に踊る鯉によって描かれる水面のドローイング / Drawing on the Water Surface Created by the Dance of Koi and People - Infinity
- 生命は結晶化した儚い光 / Ephemeral Solidified Light
- 意思を持ち変容する空間、広がる立体的存在 - 平面化する3色と曖昧な9色、自由浮遊 / Expanding Three-Dimensional Existence in Transforming Space - Flattening 3 Colors and 9 Blurred Colors, Free Floating
- Floating in the Falling Universe of Flowers
- 空から噴き落ちる、地上に憑依する炎 / Universe of Fire Particles Falling from the Sky (2021年4月7日公開)
- Floating Flower Garden: 花と我と同根、庭と我と一体 / Floating Flower Garden; Flowers and I are of the Same Root, the Garden and I are One (2021年7月2日公開)
- 呼応する小宇宙の苔庭 - 固形化された光の色, Sunrise and Sunset / Moss Garden of Resonating Microcosms- Solidified Light Color, Sunrise and Sunset (2021年7月2日公開)
沿革と主な出来事
チームラボプラネッツ TOKYO DMMのこれまでの主な出来事を以下にまとめます。
- 2018年7月7日: 東京・豊洲に2020年末までの期間限定で開館。
- 2018年8月27日: オープンから52日目で30万人を突破。敷地内にレストランとフードブースがオープン。
- 2019年4月16日: 来場者数100万人を突破。
- 2021年7月2日: 「Garden Area」の新エリアがオープン。
- 2023年8月29日: 開業5周年を迎えリニューアル。開催会期を2027年末まで延長。
- 2023年9月6日: 「アジアを代表する観光名所(Asia's Leading Tourist Attraction)2023」として「ワールド・トラベル・アワード」を受賞。
チケット情報
チームラボプラネッツのチケットは、前売券と当日券の2種類があり、どちらも公式ウェブサイトから購入可能です。また、会場のチケット販売機でも購入が可能で、入場時間を指定する時間指定制を導入しています。
- 大人(18歳以上):3,800円
- 中学生・高校生:2,300円
- 小人(4~12歳):1,300円
- 障がい者割引:1,900円(3歳以下は無料)
飲食サービス
施設内には、京都発のヴィーガンラーメン「Vegan Ramen UZU Tokyo」が2021年10月8日にオープンしました。来館者以外も利用できるヴィーガンラーメンのお店として話題を呼んでいます。
アクセス情報
チームラボプラネッツへのアクセス方法は以下の通りです。
電車でのアクセス
最寄り駅は新豊洲駅で、徒歩数分です。
車でのアクセス
駐車場は付近にいくつか用意されていますが、混雑が予想されるため公共交通機関の利用を推奨します。