若者に人気のブランド店や飲食店が建ち並ぶ吉祥寺は「住みたい町」で常に上位にランクイン。立川では国営昭和記念公園でゆったり型観光を楽しめます。
吉祥寺・立川のおすすめご当地情報をご紹介。吉祥寺・立川には湯楽の里、国分寺、国立天文台などの観光スポット、桜桃忌、三鷹阿波踊り、吉祥寺イルミネーションなどの観光イベント、すき焼き、もつ鍋、そばなどのご当地グルメがあります。
新宿や渋谷からもアクセスしやすい吉祥寺・武蔵野・立川。成蹊大学、東京女子大学、立教女学院・亜細亜大学・杏林大学・日本獣医生命科学大学・武蔵野大学・国際基督教大学・ルーテル学院大学などの大学が多数点在する東京有数の「学生街」として有名。
多くの学生が集うこのエリアは、賑やかな横丁やショッピングを楽しめる商店街も多沢山ありますが、井の頭恩賜公園など自然を感じられる施設も多く、若者を中心に老若男女問わず人気があります。
近年、新たな観光スポットも続々オープンしているこのエリアでは、ショッピング、グルメ、観光と丸ごと楽しむことが出来ます。
デートスポットとしても有名な「井の頭恩賜公園」は、駅から徒歩10分ほどとたいへんアクセスの良い場所にあります。武蔵野の自然を残す雑木林に囲まれながらゆったりとお散歩というのもいいものです。
特に春は桜、秋には紅葉を楽しむことが出来おすすめです。ちなみに、井の頭恩賜公園内には、動物園、水生物館、彫刻館、遊園地などが入った総合アミューズメントパーク「井の頭自然文化園」もありますし、隣接して「三鷹の森ジブリ美術館」もあり、恋人同士で家族でと一日中楽しむことが出来ます。
武蔵野には、都内唯一のビール工場「サントリー武蔵野ビール工場」があります。予約制となっていますが、無料で見学することが出来ますし、見学後には試飲をすることも出来ます。
吉祥寺には美味しいランチのお店が沢山あります。創業30年以上という吉祥寺の草分け的存在の老舗カレー店、本格ピッツァの専門店からお洒落で美味しいイタリアン、タイ料理を堪能できるお店などジャンルも様々。
また、ランチだけではなくコーヒーや紅茶などのドリンクと一緒に美味しいスイーツを心行くまで味わえるカフェなど散策の合間に一休みする場所にも事欠きません。
都会の喧騒からしばし離れ、ゆっくりとした時間を過ごしたい方におすすめの吉祥寺・武蔵野・立川エリア。足を踏み入れたらきっといつもと時の流れが変わることでしょう。
東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭恩賜公園」は、東京都立の公園であり、略称は「井の頭公園」として親しまれています。東京都立の公園で、通称「井の頭公園」として親しまれています。東京都民だけでなく、全国から訪れる観光客にも広く知られており、日本有数の大規模都市公園の一つです。 面積およそ32ヘクタールを誇り、園内には遊歩道や池、「井の頭池」として知られる湧水池、そして四季折々の木々や花々が広がる広大な敷地が特徴です。公園は「日本さくら名所100選」にも選定されており、美しい桜の季節には多くの花見客が訪れます。 西園には、スタジオジブリ関連の展示をメインにした「三鷹の森ジブリ美術館」があり...»
建物は宮崎駿による断面スケッチを元にデザインされていて、まるでスタジオジブリのアニメ映画の世界に入り込んだような空間。 トトロが出迎える受付に、天井一面がジブリキャラの点在するフレスコ壁画になっているエントランスホールなど、映画のキャラクターが点在。オリジナルの短編アニメ作品の上映やアニメーションづくりの展示がされている。 子供が遊べる『となりのトトロ』のネコバスルーム、『魔女の宅急便』のステンドグラス、屋上には5メートルある『天空の城ラピュタ』のロボット兵といったジブリ映画のキャラクターが見られる。 また館内には、ディズニー作品のトイ・ストーリー、ファインディング・ニモ、フォー・ザ・バ...»
井の頭自然文化園は、12万平方メートルの広大な敷地に広がる動井の頭恩賜公園の一角には、物園です。公園は、動物園エリアのほか、植物園、資料館、彫刻館、童心居など、多彩な施設が樹木の間に配置されているのが特徴です。 動物園エリアでは、ニホンカモシカやニホンリス、アナグマ、ヤマドリ、キツネ、タヌキといった日本産の動物たちが展示されています。また、マーラ、フェネック、ヤマアラシなどの外国産動物もおり、子どもたちに親しみやすい動物がテーマになっています。 「モルモットコーナー」や「家畜舎」、「リスの小径」などのエリアでは、動物と直接触れ合ったり、間近で観察することができる体験型の展示が充実しています...»
「東京うど」の生産がはじまったのは、江戸時代。発祥の地は、都内武蔵野市と言われ、現在も多摩地域を中心に栽培されている。市場での評価が高いこのうどは、純白でとにかく美しく、シャキシャキとした歯ごたえと独特な香りが特長。日本料理の高級食材として、また贈答用としても使われるほど。みずみずしく、和・洋・中華、なんでも合う食材である。また、薬効成分が多く含まれており、エネルギー代謝のアップ、疲労回復にも効果的。食物繊維も豊富で低カロリー。 旬 3月 4月 5月 ...»
江戸時代に中国から渡ってきた烏骨鶏(うこっけい)は、ペットとして飼育されたり、漢方薬などに利用されてきた。しかし、卵については年間50個ほどしか産卵せず、食用に販売するには至らなかった。しかし、農林総合研究センターの開発により、年間およそ190個の卵を産むことができるような改良に成功。これによって現在は、都内各所で飼育されるようになり、その卵も直売というかたちをメインに販売されている。サイズはこぶりながらも、栄養価が高く、味も群を抜いている。...»
国営昭和記念公園は、東京都昭島市と立川市に跨る日本の国営公園です。この広大な公園は、日本の歴史と自然が融合した美しい空間として、多くの訪問者を魅了しています。 概要 昭和記念公園は「昭和天皇御在位五十年記念事業」の一環として、1979年に設立が決定されました。建設地は米軍立川飛行場跡地であり、1980年に事業に着手し、1983年10月に第一期が開園しました。その後、レインボープールや日本庭園、盆栽苑などの施設が次々と整備され、2005年には「みどりの文化ゾーン」が共用され、昭和天皇記念館が開館しました。 歴史的背景 かつての立川飛行場は米軍に接収されていたが、1974年に全面返還されま...»
諏訪神社は東京都立川市柴崎町にある神社で、地名を冠して立川諏訪神社とも称されます。獅子舞と相撲の名社として知られています。 概要 諏訪神社の境内には本殿に並んで合祀社の八幡神社と末社の稲荷神社が祀られています。 歴史 創建 諏訪神社の由緒書によれば、811年(弘仁2年)7月27日に信濃国から諏訪大神を、現在の立川市柴崎町にある諏訪の森公園に勧進鎮祭したのが創建とされています。諏訪の森公園に建つ「旧宮址」の石碑には、「弘仁弐年六月弐十七日 勧請信州諏訪大神」と刻まれています。 天正14年の武蔵野野火 1586年(天正14年)11月9日、武蔵野で野火が発生し、社殿・宝物・旧記・神主の...»
南極・北極科学館は、2010年7月24日に東京都立川市にある国立極地研究所の施設として開設されました。科学館は、南極・北極に関する研究や観測の情報を発信する拠点として、一般の人々に向けた展示や教育活動を行っています。 施設概要 国立極地研究所(National Institute of Polar Research)は、大学共同利用機関法人情報・システム研究機構の構成機関で、南極や北極、周辺地域に関する観測や研究を多岐にわたる分野で行っています。1961年に設立が勧告され、1973年に創設されたこの研究所は、様々な歴史を経て現在に至っています。 研究所の沿革 国立極地研究所の設立は、日...»
立川防災館は、東京都立川市泉町にある防災体験学習施設です。1992年4月26日に開館し、英語表記では「Tachikawa Life Safety Learning Center」と呼ばれています。東京消防庁内での正式名称は「東京消防庁立川都民防災教育センター」です。 施設概要 立川防災館は、災害に備えるための知識と技術を学ぶ場として、さまざまな防災体験プログラムを提供しています。以下は施設の概要です。 所在地 東京都立川市泉町1156-1(東京消防庁立川防災施設内) 開館時間と休館日 開館時間は午前9時から午後5時までで、毎週木曜日と毎月第3金曜日、年末年始(12月28日から1月3...»
ファーレ立川は、1994年10月に住宅・都市整備公団(現:都市再生機構)によって施行されたJR立川駅北口の米軍基地跡地(フィンカム交差点・ゲート付近)の再開発事業により誕生したエリアです。この記事では、ファーレ立川の概要や施設、アクセス情報などを詳しくご紹介します。 事業の概要 正式名称は「立川基地跡地関連地区第一種市街地再開発事業」で、開発面積は5.9ヘクタールに及びます。「ファーレ」という名称は、イタリア語の「創造する=fare」に立川の頭文字「t」を加えて「FARET」としたものです。 アートの街としてのファーレ立川 ファーレ立川は、「アートの街」としても知られています。北川フラ...»
総持寺は、東京都西東京市田無町三丁目に位置する真言宗智山派の寺院です。山号は田無山(たなしさん)で、別名「田無不動尊」としても知られています。 概要 総持寺の創建年代は不詳ですが、元和年間(1615年 – 1624年)に法印権大僧都俊栄和尚が、谷戸に法界山西光寺として創建しました。その後、慶安年間(1648年 - 1651年)に現在地へ移転したと伝えられています。江戸時代には、尉殿権現社(現・田無神社)の別当寺を務めていました。明治8年(1875年)には、西光寺と近隣の密蔵院、観音寺の3寺が合併し、田無山総持寺と改称されました。 また、総持寺は関東三十六不動霊場の第10番札所および多摩八...»
東伏見稲荷神社は、東京都西東京市に鎮座する神社です。1929年に京都の伏見稲荷大社から分霊を勧請して創建されました。創建と同時に、西武新宿線の上保谷駅の駅名が東伏見駅に変更され、1966年には神社の名称に因んで所在地も東伏見と命名されました。 概要 東伏見稲荷神社は、関東地方における稲荷神信仰の中心的存在として、多くの参拝者に親しまれています。その壮麗な社殿は朱色に彩られ、境内の緑とのコントラストが美しく、「新東京百景」の一つにも選ばれています。 祭神 東伏見稲荷神社では、伏見稲荷大社の祭神の中から、宇迦御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、佐田彦大神(さだひこのおおかみ)、大宮能売大神...»
田無神社は、東京都西東京市田無町三丁目に位置する神社です。創建は鎌倉時代後期に遡り、多くの歴史的な出来事と共に発展してきました。現在では地域の守り神として信仰を集め、多くの参拝者が訪れています。 概要 田無神社は、正応年間(1288年 – 1293年)に創建され、当初は田無北部の谷戸の宮山に鎮座していました。尉殿大権現(じょうどのだいごんげん)と呼ばれ、級津彦命(しなつひこのみこと)・級戸辺命(しなとべのみこと)を祀っています。江戸時代初期には徳川家康の命により、石灰の供給地として青梅街道が開かれ、田無の地も宿場町として発展しました。 神社の移転と発展 1622年(元和8年)に尉殿大権...»
多摩六都科学館は、東京都西東京市芝久保町5-10-64に位置する科学館で、世界最大級のプラネタリウムを誇る施設です。科学館は、小平市、東村山市、清瀬市、東久留米市、西東京市で構成される一部事務組合「多摩六都科学館組合」によって設置されています。 多摩六都科学館の概要 多摩六都科学館は1994年3月1日に開館しました。「多摩六都」という名称は、多摩地域北部の小平市、東村山市、田無市、保谷市、清瀬市、東久留米市の6市に由来しますが、田無市と保谷市が2001年に合併して西東京市となったため、現在の構成市は5市となっています。しかし、名称に変更はありません。 多摩六都の広域行政圏 この5市は多...»
野山北・六道山公園は、東京都武蔵村山市から瑞穂町にかけて広がる狭山丘陵に位置する都立公園です。面積は1,323,900平方メートルに及び、都立公園としては最大級の広さを誇ります。都市部にありながら豊かな自然が残されており、カタクリの群生地やホタルの生息地など、四季折々の自然を楽しむことができます。里山の風景や文化を体験できる施設が整っており、ハイキングや野鳥観察など様々な楽しみ方ができる公園となっています。 豊かな自然が広がる最大級の都市公園 野山北・六道山公園は、首都圏に残された「緑の島」として知られる都立狭山自然公園の西端に位置しています。公園内は雑木林と谷戸が組み合わさり、東京都内と...»
小金井公園は、東京都小金井市を中心に、小平市、西東京市、武蔵野市にも一部が広がる東京都立の都市公園(広域公園)です。正式名称は「東京都立小金井公園」(とうきょうとりつこがねいこうえん)といいます。 概要 小金井公園の面積は約80ヘクタールに及び、都立公園の中でも最大規模を誇ります。その広さは日比谷公園の4.8倍、上野公園の1.4倍に相当し、まさに広大な敷地を持つ公園です。なお、東京都内にはさらに広い国営昭和記念公園があり、その面積は小金井公園の約2倍となっています。 公園は、西側に南北に走る小金井街道(東京都道15号府中清瀬線)と、南側に東西に延びる五日市街道(東京都道7号杉並あきる野線...»
江戸東京たてもの園は、江戸から昭和初期にかけての歴史的な建造物を保存し、展示するために設立された野外博物館です。東京都小金井市に位置し、都立小金井公園内にあります。失われつつある貴重な建物を移築復元し、一般に公開しています。 施設の概要 江戸東京たてもの園は、東京都墨田区にある江戸東京博物館の分館として運営されています。指定管理者制度の下、公益財団法人東京都歴史文化財団が管理・運営を行っています。この施設では、江戸時代から昭和初期にかけての建造物が展示されており、建物内部にはその時代の生活文化が再現されています。 歴史・沿革 武蔵野郷土館から江戸東京たてもの園へ 小金井公園にはかつて...»
一橋大学は、東京都国立市に本部を構える日本の国立大学です。通称「一橋」として知られ、1875年に創設され、1920年に大学として正式に設立されました。一橋大学は、特に商学や経済学に特化した社会科学系の大学として、その歴史と伝統を誇ります。戦前からの旧官立大学の一つであり、現在は指定国立大学法人としてその地位を確立しています。 歴史的背景と建学の精神 一橋大学は、森有礼が福澤諭吉や渋沢栄一の協力を得て、1875年(明治8年)に創設した商法講習所を起源としています。この商法講習所は、日本で最も古い社会科学系の教育機関であり、特に産業界の指導者を育成することを目的としていました。森有礼は、幕末期...»
谷保天満宮は、東京都国立市に位置する歴史ある神社です。甲州街道沿いに佇み、その歴史は長く、地元の人々に深く愛されています。社伝によれば、903年(延喜3年)に菅原道真の三男・道武が、父である道真を祀るために廟を建てたのがこの神社の始まりとされています。谷保天満宮は府社に列せられており、式内社穴沢神社の論社でもあります。 概要 谷保天満宮は東日本最古の天満宮であり、亀戸天神社や湯島天満宮と並び、関東三大天神として知られています。神社の名称である「谷保」の読み方は本来「やぼ」ですが、南武鉄道(現在のJR南武線)が谷保駅の駅名を「やほ」としたため、地名も「やほ」と読まれるようになってしまいました...»
東京都道146号 国立停車場谷保線(くにたちていしゃじょう やほせん)は、東京都国立市のJR国立駅から、富士見台を経由し、谷保の東京都道256号八王子国立線(甲州街道)交点に至る道路です。この道路は国立駅南口から放射状にのびる3本の道の内、中央に位置する道路として知られています。 大学通り この道路は、JR国立駅から谷保駅に至るまでの区間で「大学通り」と呼ばれています。特に国立駅前から約1.8kmにわたる直線区間は、幅員が40m以上あり、片側2車線の道路に自転車道と歩道が整備されています。この通りの特徴として、見事な桜並木が挙げられ、春には満開の桜が美しく咲き誇り、地域住民や観光客に愛され...»
東京都三鷹市に位置する「三鷹市山本有三記念館」は、昭和初期に三鷹で生活した作家・山本有三の生涯や作品を紹介するための公立博物館です。この記念館は、山本有三が1936年(昭和11年)から1946年(昭和21年)まで家族と共に住んでいた大正末期の洋館をそのまま利用しており、三鷹市の有形文化財に指定されています。 歴史と概要 三鷹市山本有三記念館の建物は、大正末期に竣工した洋館で、1936年(昭和11年)から1946年(昭和21年)まで、山本有三とその家族が居住していた場所です。この洋館は、三鷹市有形文化財に指定され、今もその歴史的価値を保ちながら活用されています。 1923年(大正12年)の...»
いせや総本店は、東京都武蔵野市吉祥寺に位置する飲食店で、主に焼き鳥を提供する老舗の飲食業者です。1928年(昭和3年)に精肉業者として創業し、現在は焼き鳥の名店として知られています。東京都内でも有名な飲食店であり、庶民的な価格設定や独自の雰囲気が、多くの人々に愛されています。 創業と歴史 いせや総本店は、1928年に精肉業者として創業しました。その後、1953年に2階建ての店舗に改築され、翌年には1階に精肉店、2階にはすき焼き屋が開業しました。1958年には焼き鳥店として営業を開始し、庶民的な価格で提供することにより、多くの顧客を獲得しました。焼き鳥は一本80円という低価格で提供され、1,...»
国立天文台は、日本における天文学研究の中心的な機関であり、理論および観測の両面から天文学の発展に寄与しています。また、大学共同利用機関法人自然科学研究機構を構成する研究所の一つであり、日本全国および海外において、天文学の研究活動を展開しています。本部は東京都三鷹市に位置し、国内外に多くの観測所を持ち、総称して国立天文台と呼ばれています。 国立天文台の概要 国立天文台の正式名称は「大学共同利用機関法人自然科学研究機構国立天文台」であり、日本全国および海外にいくつかの観測所を持ち、国内外の研究者との共同利用を通じて研究を進めています。本部は東京都三鷹市の三鷹キャンパス内にあり、国内外の観測施設...»
武蔵野八幡宮は、東京都武蔵野市に所在する由緒ある神社です。 この神社は、長い歴史と文化的な価値を持ち、地域の人々に親しまれてきました。 創建の歴史 武蔵野八幡宮の歴史は、平安時代に遡ります。789年(延暦8年)、桓武天皇の御代に、坂上田村麻呂が宇佐神宮の分霊を現在の水道橋駅付近に勧請したことが、この神社の始まりと伝えられています。その後、江戸時代に明暦の大火が発生し、本郷元町(現在の東京都文京区本郷一丁目、水道橋駅付近)にあった「諏訪山吉祥寺」とその門前町が焼失しました。この火災の影響で、門前町と周辺の町民は武蔵野原野へ移転することが命じられ、1661年(寛文元年)に吉祥寺村が開村されまし...»
お鷹の道・真姿の池湧水群は、東京都国分寺市西元町に位置し、武蔵野台地の国分寺崖線に沿って広がる名所です。ママがハケに沿って形成されたこの場所は、武蔵野台地の代表的な景観を持つ場所として知られており、1985年(昭和60年)には名水百選に選定されました。 真姿の池の湧水源 真姿の池は、その湧水の美しさと豊かさで知られています。1748年(寛延元年)から国分寺の周辺地域は、徳川御三家尾張藩の鷹狩の狩り場として利用されてきました。この鷹狩の道に沿って整備された小道が「お鷹の道」として知られるようになりました。 真姿の池の湧水は、「元町用水路」を経由して野川に流れ込んでいます。湧水の枯渇を防ぐた...»
東京都国分寺市に位置する「殿ヶ谷戸庭園」は、自然の地形を生かした回遊式庭園として知られ、現在は都立の有料庭園として一般公開されています。この庭園は、歴史的価値が高く、国の名勝にも指定されています。庭園内には、豊かな緑と湧き水を活かした日本庭園の趣が広がり、都会の喧騒を忘れさせる静寂の空間が広がっています。 庭園内の風景 竹林 庭園内には美しい竹林が広がり、訪れる人々に静寂と癒しを提供しています。竹の間を歩くと、風に揺れる竹の音が心地よく響き、まるで別世界に迷い込んだかのような感覚を味わうことができます。 紅葉亭 庭園内にある「紅葉亭」は、秋になると美しい紅葉が広がり、その景観は訪れる...»
武蔵国分寺は、東京都国分寺市に位置する真言宗豊山派の寺院です。山号は医王山、院号は最勝院とされ、本尊は薬師如来です。武蔵国分寺は、奈良時代に聖武天皇の詔により建立された国分寺のうち、武蔵国国分寺の後継寺院としてその名を残しています。 概要 武蔵国分寺は、かつての武蔵国国分寺の後継としての歴史を持つ寺院で、その所在地は東京都国分寺市にあります。創建当時の国分寺に関する史跡については、近隣に位置する「武蔵国分寺跡」をご覧いただけます。 歴史 武蔵国分寺の歴史は非常に古く、『医王山国分寺縁起』によれば、元弘3年(1333年)の分倍河原の戦いで国分寺は一度焼失しましたが、建武2年(1335年)...»
武蔵国分寺公園は、東京都国分寺市に位置する都立公園であり、正式には「東京都立武蔵国分寺公園」と称されます。この公園は、かつて国鉄の中央鉄道学園があった跡地を再利用して整備されました。1987年に国鉄が分割民営化される際、その債務返済を目的に中央鉄道学園が閉鎖されましたが、その跡地を東京都が取得し、住宅と公園の開発が進められました。 2002年4月1日には、学園跡地の泉地区(5.7ヘクタール)が開園し、その翌年にはさらに南側の西元地区(4.6ヘクタール)が開園しました。2004年までに段階的に1.1ヘクタールが追加開園され、現在の広大な公園が完成しました。 公園の特徴と施設 武蔵国分寺公園...»
阿豆佐味天神社は、東京都立川市砂川町にある神社で、地域の人々に親しまれています。その歴史は深く、祭神や文化的な価値が数多く存在し、立川市の有形文化財にも指定されています。 祭神について 本殿に祀られている神々 阿豆佐味天神社の本殿には少彦名命(すくなひこなのみこと)と天児屋根命(あめのこやねのみこと)が祀られています。少彦名命は、医薬や酒造りの神とされ、天児屋根命は天照大神に仕える神として知られています。これらの神々は、地域住民にとって健康や繁栄を守る存在とされています。 境内にある神社とその祭神 境内にはいくつかの神社があり、それぞれの神社に以下の神々が祀られています。 水天...»
普済寺は東京都立川市柴崎町にある臨済宗建長寺派の寺院で、山号は玄武山と称します。本尊は聖観音菩薩であり、創建以来、立川地域において重要な役割を果たしてきました。南北朝時代の文和年間(1352年~1356年)に地頭であった立河宗恒が開基し、物外可什を開山として建てられました。 普済寺の創建 普済寺は、立河氏の一族が居住していた場所に建てられたとされており、当初は現在の場所ではなく別の場所にありました。立河氏が衰退した後に、現在の位置に移されたと伝えられています。また、1363年から1400年の間、この寺で「五部大乗経」が刊行されていたことでも知られています。江戸時代には、江戸幕府から朱印状を...»
立川市歴史民俗資料館は、立川市の自然、歴史、そして民族に関する貴重な資料を展示しており、市の指定文化財なども数多く所蔵しています。館内では、常設展示や企画展が随時開催され、市民や訪問者に対して地域の歴史や文化を深く知る機会を提供しています。昭和60年12月1日に開館し、市民文化の向上を目指し、立川市における文化的な拠点として活躍しています。 常設展示と企画展 館内には、立川市の原始時代から近現代までの歴史、民俗、自然に関する資料を展示した常設展示室があります。ここでは、立川市の成り立ちや発展を示す様々な資料を見ることができます。また、特別展示室では郷土の歴史や文化をテーマにした企画展が定期...»
川越道緑地 古民家園は、江戸時代末期の豪農の屋敷を移築・復元した施設です。園内には、市指定文化財の「小林家住宅」と「須﨑家内蔵」があり、これらを通じて当時の暮らしや建築技術を体感することができます。 小林家住宅 小林家住宅は、平成元年に立川市有形文化財として指定され、立川市へ寄贈されたことをきっかけに移築と復元が行われました。平成5年には、川越道緑地内の公園施設として公開され、一般の見学が可能となりました。 江戸時代の暮らしを感じる住宅 この住宅には「へっつい」(かまど)のある土間や、囲炉裏を備えた「おかって」(台所)があり、江戸時代の暮らしぶりを感じさせます。主屋は「六間型」と呼ばれ...»