目黒・中目黒には東京都写真美術館、日本民藝館などの観光スポット、目黒区民祭り(目黒のSUNまつり)などの観光イベント、焼きサンマなどのご当地グルメがあります。
若者を初め、幅広い年代、そして芸能人の方々の心をつかんでやまないのが東京の目黒・中目黒エリア。なかでも、中目黒は駅周辺に数多くの商業施設や公共施設が豊富に集まり、人気を集めています。今回は、目黒・中目黒周辺の観光スポットについてご紹介いたします。
目黒周辺には美術館が多くあります。目黒区美術館、現代彫刻美術館、東京都写真美術館、東京大学美術館など、その数は一日で見て回れないほど。休日でなくても、ちょっとした時間に立ち寄れるアクセスしやすい美術館もあり、東京で非日常的空間を身近に味わうことができます。
目黒駅から徒歩圏内の権之助坂には有名なラーメン屋が軒をそろえており、人通りが絶えないエリアです。ほかにも駅周辺では多くのグルメスポットも見つけることができ、周辺を散策し、お気に入りのお店を見つけるのもよいでしょう。
中目黒駅周辺には中目黒ゲートタウンや中目黒アトラスタワーがあり、地元客や観光客が絶えません。中目黒ゲートタウンはさまざまな店舗を含んだ規模の大きい複合施設です。敷地内には図書館やホールなどの公共施設や数多くの飲食店が点在しています。
中目黒アトラスタワーは地上45階の高層タワーマンション。中目黒を訪れたら一度は見ておきたいほど圧巻の高さを誇っています。
中目黒駅からは山下通りが延びており、通りに並ぶおしゃれなレストランやショップを訪れる人々で活気があります。また、すぐそばには目黒川が通り、春には美しい桜が咲き誇るお花見の名所として知られています。目黒川を眺めながらお酒を飲んだり、美味しいものを食べたりと、都会のなかでも自然を十分に堪能できるスポットです。
駅周辺が終日賑わい、明るい雰囲気の目黒・中目黒エリアは、昔ながらの小規模で風情のある飲食店が多いのも特徴の一つ。駅周辺でショッピングなどを楽しんだ後は、休憩がてらに、ゆっくりできる飲食店を巡るのもおすすめの楽しみ方です。
八芳園は、東京都港区白金台に位置する、日本庭園を有するレストラン・結婚式場です。敷地面積は約1万2000坪と広大で、その美しい庭園は「四方八方どこを見ても美しい」という意味を持つ名称にふさわしい景観を誇ります。周辺には明治学院大学やシェラトン都ホテル東京があり、訪れる人々にとってアクセスの良いロケーションとなっています。 ...»
国立科学博物館附属自然教育園は、東京都港区白金台五丁目に位置する国立科学博物館附属の自然緑地です。「旧白金御料地」として、園内全域が天然記念物および史跡に指定されています。この自然教育園は、都市の喧騒から離れ、貴重な自然環境を堪能できる場所として広く知られています。 ...»
松岡美術館は、東京都港区白金台に位置する私立美術館で、昭和50年(1975年)11月に開設されました。美術館は、東京の中心にありながら、静かな環境で芸術を鑑賞できる場所として、多くの人々に親しまれています。 ...»
畠山記念館は、東京都港区白金台2丁目に位置する美術館で、日本と東洋の古美術品を中心に茶道具を所蔵しています。国宝6件を含む貴重なコレクションが展示されており、その歴史と芸術性が訪れる人々に感動を与えます。この美術館は、実業家である畠山一清(号:即翁、1881年 - 1971年)が自らの収集品を公開するために開館したもので、公益財団法人荏原畠山記念文化財団が運営を担当しています。 ...»
目黒区美術館は、東京都目黒区に位置する美術館で、1987年に開館しました。小規模ながらも、主に日本の近代から現代にかけての作家の作品を収集・展示しています。美術館は、そのユニークな企画展と、早くから教育普及事業に力を入れてきた点で知られています。特に、ワークショップ活動に力を注いでおり、展示と体験活動を融合させた独自の取り組みを行っています。美術館には、作品発表の場として区民に貸し出されるギャラリースペースも併設されています。 施設の現状と今後の計画 2023年現在、隣接する目黒区民センターの建て替えにともない、目黒区美術館は2028年度に取り壊される予定です。その後、大幅に機能と規模を縮...»
大鳥神社は、東京都目黒区下目黒にある神社で、目黒区最古の神社として知られています。かつては目黒村(それ以前は下目黒村)の総鎮守として地域の信仰の中心でした。また、11月に行われる酉の市でも有名で、多くの人々が訪れます。 由来と地名の関係 大鳥神社には部下の目の病を治癒したという由緒があり、「盲神(めくらがみ)」と呼ばれました。この「めくら」が次第に「目黒(めぐろ)」と訛っていき、目黒という地名の由来となったと言われています。 大鳥神社の歴史 創建と日本武尊の祈願 大鳥神社の起源は景行天皇(西暦71年~130年)の時代に遡ります。当時、この地には国常立尊を祀った社がありました。日本武尊...»
めぐろ歴史資料館は、東京都目黒区にある区立の歴史博物館です。2008年(平成16年)9月に旧目黒区立第二中学校の1階部分を改装して開館し、前身である守屋教育会館郷土資料室を拡充させた施設です。館内には常設展示室、企画展示室、資料室があり、屋外展示も充実しています。 沿革・概要 めぐろ歴史資料館は、目黒区の歴史を広く紹介する場として設立されました。常設展示として「近世の目黒」内の「富士塚胎内洞穴」と大日如来座像が特に注目されています。この展示は、1991年(平成3年)に発見された目黒富士(新富士)跡の地下洞穴を樹脂の型取りで実寸大復元したもので、訪問者は内部を実際にくぐり抜けることができます...»
すずめのお宿緑地公園は、東京都目黒区碑文谷に位置する目黒区立の公園です。この公園は竹林や古民家が点在しており、懐かしい里の風景を再現しています。かつての目黒はタケノコの産地として知られており、現在でも竹林の中を歩くと涼しい風が感じられ、緑の竹が水分をたっぷりと蓄えている証拠です。園内には、目黒区指定有形文化財である栗山家の母屋も復元されています。 歴史 すずめのお宿緑地公園のある地域は、住宅地になる前は農村地帯で、特に竹林が多く見られました。目黒周辺はタケノコの産地としても名高く、昭和初期までタケノコの生産が続いていました。竹林には多くのスズメが集い、「すずめのお宿」という愛称で親しまれる...»
氷川神社は、東京都目黒区八雲に位置する由緒ある神社です。八雲氷川神社とも称され、旧武蔵国荏原郡衾村にあたる現在の目黒区八雲、東が丘、柿の木坂、自由が丘、緑が丘、平町、大岡山などの地域の鎮守として親しまれています。 神社の歴史 氷川神社の創建年代ははっきりしていませんが、衾村の名主を務めていた栗山家に伝わる安政2年(1855年)6月の『宝暦歳代記』には、宝暦7年(1757年)に鳥居が建立された記録が残っており、少なくともそれ以前から存在していたことがわかります。また、栗山家が所蔵する宝暦12年(1762年)の村絵図にも氷川神社が記載されています。 江戸時代後期に成立した『新編武蔵風土記稿』...»
東京都写真美術館は、東京都目黒区三田一丁目に位置する、日本初の写真と映像(動画)専門の公立美術館です。東京都歴史文化財団グループ(公益財団法人東京都歴史文化財団、鹿島建物総合管理株式会社、アサヒビール株式会社の共同事業体)が指定管理者制度に基づき管理・運営しています。 概要 東京都写真美術館は、日本における初の本格的な写真映像の文化施設として設立されました。個人名を冠したものを除くと、写真一般を対象とする美術館としては日本初の存在です。館内には様々な展示施設があり、3階には写真共催展向けの会場(495㎡)、2階には独自企画展向けの会場(495㎡)、地下1階には映像一般展向けの映像展示室(5...»
目黒川は、東京都の武蔵野台地東端部を東流し、世田谷区・目黒区・品川区を経て東京湾に注ぐ河川です。二級水系の本流であり、古くから地域の重要な河川としての役割を担ってきました。 概要 目黒川の河口付近は、古くは「品川」(しながわ)と呼ばれ、古代から中世にかけて武蔵国の品川湊がありました。この河口の地形は砂州(洲崎)が細長く突き出し、流路が湾曲して流れが緩やかだったため、湊に適した場所として発展しました。「品の行き交う川」という意味から、地名「品川」の由来となったとされています。 江戸時代の絵図では、現在の下目黒付近の目黒川は「こりとり川」と記されています。この「こりとり」は「垢離取り(こりと...»
駒場公園は、東京都目黒区駒場にある目黒区立の公園です。旧侯爵前田利為の邸宅が残されているため、俗称で「旧前田邸」とも呼ばれます。昭和初期に建てられた洋館・和館は共に良好に保存されており、2013年には国の重要文化財に指定されました。指定名称は「旧前田家本邸」です。 概要 駒場公園には、旧前田家本邸の洋館と和館、日本近代文学館などが配置されています。広大な敷地と歴史的建造物の数々が特徴です。面積は40,396平方メートルで、目黒区立の公園としては最大の広さを誇ります。 主な施設 旧前田家本邸(洋館・和館) 芝生広場 日本近代文学館 公園の歴史 明治期、この地域には駒場農学...»
日本民藝館は、東京都目黒区駒場四丁目に位置する美術館です。この美術館は、民藝品の蒐集や保管、民藝に関する調査研究、民藝思想の普及、展覧会の開催を主な活動としています。日本の伝統工芸品や無名の職人たちの作品を紹介するために設立され、今日に至るまでその活動を続けています。 沿革 設立の経緯 日本民藝館は、1936年に宗教哲学者であり、美術研究家でもあった柳宗悦(やなぎむねよし)によって創設されました。柳宗悦は、民藝運動の主唱者であり、日本各地の無名の工人による工芸品を蒐集し、その美を世に広めることに尽力しました。現在、日本民藝館は公益財団法人として運営されており、館内には日本民藝協会が設置さ...»
西郷山公園は、東京都目黒区青葉台に位置する目黒区立の公園です。この公園は、歴史的な背景と豊かな自然が調和した、都心のオアシスとして多くの人々に親しまれています。 歴史 幕末から明治時代にかけて 西郷山公園の敷地は、幕末には豊後国岡藩主・中川家の抱え屋敷があった場所であり、特に当時の回遊式庭園は名所として知られていました。明治時代に入ると、西郷隆盛の実弟である西郷従道がこの地を購入し、兄・隆盛の再起を願っていたものの、西南戦争で隆盛が亡くなったため、従道自身の別邸として利用されました。 この別邸には、フランス人の土木建築技師レスカスが設計した洋館と、書院造りの和館が並んでいました。しかし...»
日本近代文学館は、東京都目黒区の駒場公園内に位置する文学館です。この文学館は、近代から現代にかけての日本文学に関する貴重な資料を保存・展示し、一般の読書家から専門の研究者まで幅広い層に利用されています。 設立の経緯 背景 第二次世界大戦後、日本は敗戦から立ち直り、経済成長へ向かって急速に変化していました。しかし、急激な社会変動の中で、日本の近代文学に関する貴重な資料が散逸しつつあることが問題視されていました。この状況を憂慮した作家の高見順や伊藤整、そして研究者の小田切進や稲垣達郎らが中心となり、1962年5月に設立準備会を結成しました。 財団法人の発足と文学館の開館 設立準備会の活動...»
祐天寺は、東京都目黒区中目黒五丁目に位置する浄土宗の寺院です。この寺院の山号は「明顕山」といい、本尊として祐天上人像(本堂安置)と阿弥陀如来坐像(寄木造、阿弥陀堂安置)が祀られています。現在の本堂は、もともと常念仏堂として建立された堂宇を再建したもので、その歴史的な背景と共に信仰の場として多くの人々に親しまれています。 祐天寺の概要 祐天寺は、目黒区の中でも古くからの歴史を持つ寺院で、浄土宗の教えに基づく信仰を守り続けています。この寺院は、浄土宗の祖である祐天上人の廟所として建立され、後に祐天寺として正式に認められました。現在では、目黒区の代表的な寺院として地域の歴史と文化を伝える役割を果...»
五百羅漢寺は、東京都目黒区下目黒に位置する歴史的な寺院です。かつては黄檗宗に属していましたが、現在は浄土宗系の単立寺院となっています。山号は天恩山で、本尊は釈迦如来です。五百羅漢寺は、独特な歴史と文化財を持つことで知られています。 概要 五百羅漢寺は、その名の通り、300体以上の羅漢像を祀る寺院で、当初は536体の羅漢像がありました。徳川綱吉や吉宗が支援したものの、寺が立地していた本所五ツ目(現在の東京都江東区大島)は埋め立て地であり、度重なる洪水に見舞われ衰退しました。1887年(明治20年)には本所区緑町に仮堂を建て、1909年(明治42年)に現在の目黒に移転しました。なお、法人名は「...»
カトリック碑文谷教会は、東京都目黒区碑文谷に所在するカトリック東京教区に属する教会とその聖堂です。1954年にサレジオ会によって建立され、「江戸のサンタ・マリア聖堂」として知られています。その後、サレジオ会が運営を受託し、地元の人々からは「サレジオ教会」として親しまれています。 教会の概要 創建と建築様式 カトリック碑文谷教会は1954年5月22日に完成しました。この教会は、ロマネスク様式の建築が特徴で、36メートルを超える鐘塔を備えた大聖堂となっています。教会内部には、「江戸のサンタ・マリア」として知られるカルロ・ドルチのマリア像「悲しみの聖母」が掲げられています。この像は、1708年...»
目黒寄生虫館(MPM)は、東京都目黒区下目黒に位置する寄生虫学専門の私立博物館です。公益財団法人目黒寄生虫館によって運営されており、寄生虫に関する様々な活動を展開しています。 寄生虫に関する活動 目黒寄生虫館では、寄生虫に関する研究や展示、標本や資料の収集・鑑定、啓蒙活動などを行っています。寄生虫専門の博物館は世界的にも珍しく、多くの海外からの訪問者が訪れます。館内の説明文は8カ国語で記載されており、国際的な注目を集めています。 韓国のソウルに寄生虫博物館が2017年12月に開館するまでは、目黒寄生虫館は「世界で唯一」の寄生虫専門博物館として存在していました。 館内施設について 現在...»
林試の森公園は、東京都目黒区下目黒と品川区小山台にまたがる都立公園です。広さや歴史的背景を持つこの公園は、かつての林業試験場の跡地に整備され、現在では自然豊かな空間として、多くの人々に親しまれています。 公園の概要 1878年(明治11年)に設立された農商務省林野整理局樹木試験所が、西ケ原(現在の東京都北区)から移転し、目黒川支流の羅漢寺川谷戸南側に「目黒試験苗圃」として1900年(明治33年)に開設されました。当時の敷地面積は約45,000坪あり、その後1905年(明治38年)に「林業試験所」、1910年(明治43年)には「林業試験場」と改名されました。 戦後もこの地域には数多くの研究...»
目黒天空庭園は、東京都目黒区大橋にある屋上庭園です。首都高速道路の大橋ジャンクションの屋上に作られ、2013年3月30日にオープンしました。都会のオアシスとして、多くの人々が訪れる憩いの場となっています。 庭園の概要 目黒天空庭園は、首都高速道路3号渋谷線と中央環状線を結ぶ大橋ジャンクションの屋上に広がる緑地庭園です。ドーナツのような楕円形が特徴的で、地上11メートルから35メートルの高さに位置し、全長は約400メートルあります。平均6%の勾配がついたループ状の庭園は、歩行者が楽しめるよう設計されています。庭園内には約30種類の樹木や花が植えられており、四季折々の自然を楽しむことができます...»
瀧泉寺は、東京都目黒区下目黒に位置する天台宗の寺院で、山号は泰叡山(たいえいざん)です。本尊は不動明王像であり、古くから「目黒不動尊」「目黒不動」「お不動さん」などの通称で親しまれています。瀧泉寺は江戸三大不動の一つ、江戸五色不動の一つであり、江戸三十三観音札所の第33番札所、関東三十六不動第18番札所にも数えられます。寺院周辺の地域名「目黒」も、この寺に由来するという説があります。また、サツマイモの栽培を広めた青木昆陽の墓があることでも知られています。 瀧泉寺の歴史 創建の由来 瀧泉寺の寺伝によると、創建は平安時代初期、大同3年(808年)に遡ります。当時15歳の円仁(後の天台座主第三...»
正覚寺は、東京都目黒区中目黒に位置する日蓮宗の寺院で、山号は実相山です。江戸幕府第11代将軍・徳川家斉が江戸城で帰依していた日蓮聖人像を安置しています。また、仙台藩伊達家第4代藩主綱村の生母である三沢初子の寄進により繁栄しました。三沢初子持仏の鬼子母神像も安置されています。 歴史 正覚寺は元和5年(1619年)、法泉院日栄によって開山され、三沢初子(仙台藩主伊達綱村の生母であり、伊達騒動を扱った「千代萩」の政岡のモデルとされる人物)が開基となり創建されました。元禄11年(1698年)には、不受不施派禁圧の影響を受け、元の本山であった碑文谷法華寺(現在の円融寺)が天台宗に改宗されたため、本山...»