コニカミノルタプラネタリウム満天 in Sunshine Cityは、東京・池袋にあるサンシャインシティのワールドインポートマート屋上で運営されているプラネタリウムです。この施設は、サンシャインプラネタリウムの事業を引き継ぎ、2004年3月20日に「サンシャインスターライトドーム“満天”」として開業しました。その後、2007年10月13日に「コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City」としてリニューアルオープンし、さらに2011年7月7日と2015年12月1日にも、サンシャインシティの改装に伴いリニューアルオープンしています。
このプラネタリウムでは、過去にINFINIUM-S(一球式)やSKYMAXといった投映機を使用していましたが、現在は「Infinium Σ(インフィニウム シグマ)」という最新の投映機が導入されています。この投映機にはLED照明が恒星原板ごとに装備されており、最大で7等星までの恒星を投影可能です。また、23個の1等星や3個の変光星は個別の恒星投影機によって色や瞬きを再現することができます。さらに、惑星投影機を用いて、5つの惑星や月、太陽を投影することも可能です。特別な鑑賞体験として、持参の双眼鏡で星空を観賞することも推奨されています。
コニカミノルタプラネタリウム満天では、宇宙に関する通常の番組の他にも、様々な趣向を凝らしたプログラムが上映されています。有名アーティストによるナレーションや音楽がついた特別な番組や、投影中にアロマオイルの香りが漂う「ヒーリングプラネタリウム」といったリラックスできるプログラムも人気です。これらのプログラムは、視覚だけでなく、嗅覚や聴覚をも満足させる、五感を使った体験を提供します。
2018年6月のリニューアルにより、ドーム前方には『芝シート』が登場しました。このフルフラットの芝シートは、エアウィーヴを採用しており、優れた体圧分散によって体に負担がかからない設計になっています。ランタンの灯りに彩られたこのプレミアムな空間は、3組限定の特等席となっており、観客はまるで“ここではないどこか”にいるかのような感覚で、忘れられないひとときを過ごすことができます。なお、上映中はランタンの灯りは消灯されます。
「雲シート」は、真っ白でふかふかの特別なシートで、雲の上に寝そべって星空を眺めるという夢を形にした席です。このシートも5組限定となっており、ここでしか体験できない贅沢な時間を提供します。星空の下でリラックスしながら、特別なひとときをお楽しみいただけます。
プラネタリウム満天に設置された『Infinium Σ(インフィニウム シグマ)』は、「自然で美しい星空」を徹底的に追求した最新鋭の光学式投映機です。この投映機は、吸い込まれるような漆黒の空に、明るくシャープに輝く星々を映し出し、奥行きのある高精細な天の川を再現します。この装置により、観客は暗闇の中で視覚を研ぎ澄ませ、本物の星空を見るかのような感動を味わうことができます。2018年6月のリニューアルでは、6台構成のレーザープロジェクターが新たに導入され、8Kマルチプロジェクションシステムによって、臨場感のある鮮やかな映像が実現しました。この技術革新により、都会の真ん中で体験したことのない新しい世界が広がります。
コニカミノルタプラネタリウム満天(池袋)では、大人の方々を主な対象とした作品が上映されています。そのため、他のプラネタリウム館とは異なる独自のルールが設けられており、来館される皆さまが気持ちよく鑑賞できるよう配慮されています。
上映中に大声を出したり、泣き出したり、声漏れがひどい場合、スタッフの判断で退室をお願いすることがあります。プラネタリウムドームの特性上、小さな音でも非常に反響します。また、星空投映のためにドーム内は非常に暗くなり、演出上、非常に大きな音が鳴る場合もあります。特に小さなお子様(乳幼児)をお連れのお客様はご注意ください。
その他にも、前の椅子を蹴る、携帯電話や電子機器を操作する、指定のお席から他の席へ移動する、といった行為も禁止されています。周りのお客様に迷惑をかける可能性がある行為は控えていただくようお願いいたします。
コニカミノルタプラネタリウム満天(池袋)へのアクセスは以下の通りです:
JRや東京メトロ、西武池袋線、東武東上線の池袋駅からは、東口より徒歩20分ほどで到着します。
東京メトロ有楽町線の東池袋駅からは、6、7番出口より徒歩10分ほどでアクセス可能です。
詳しいアクセス情報やお問い合わせ先、施設のパンフレットの閲覧・ダウンロードについては、公式サイトをご参照ください。コニカミノルタプラネタリウム満天は、皆さまのご来場を心よりお待ちしております。