池袋エリアには東京ドーム、サンシャインシティなどの観光スポット、鏡開き、酉の市、花まつりなどの観光イベント、すき焼き、もつ鍋、そばなどのご当地グルメがあります。
池袋は新宿、渋谷と並ぶ山の手3大副都心のひとつで、池袋駅を中心に、専門店・飲食店・劇場・水族館・プラネタリウなどの娯楽施設がいくつも入る複合文化施設「サンシャイン・シティ」や百貨店、家電量販店などが局在し、繁華街が広がっています。
芸能、カルチャーをじっくりと味わいたい!という方には、「東京芸術劇場」がおすすめです。演劇、ダンス、落語、音楽と国内外の舞台芸術公演を心行くまで堪能することができます。
ちなみに、総合芸術文化施設「東京芸術劇場」には、ギャラリー、スペースも併設されていますし、カフェ、バー、レストランもあるので、ランチタイムやティータイム、観劇後のくつろぎのひと時に、ゆったりとした時間を過ごすこともできます。
また、世界のミュージアムグッズやアーティストグッズ、映画・音楽グッズ、書籍などを取り扱うショップも充実しているので一箇所でお土産までそろえることができます。
目白は閑静な住宅街や幼児教育の私塾が多い地域ですが、目白1丁目は、学習院大学のキャンパスが大半を占めている、という珍しい地域でもあります。
「文の京」と住宅の街といわれる文京は、教育機関と共に医療機関も多く最先端医療が盛んな街でもあり大規模な病院も沢山あります。閑静な住宅地も多く残されていますが、音羽の森や六義園、後楽園小石川植物園など歴史ある日本庭園が残されている地域でもあります。
また、とげぬき地蔵でお馴染みの「高岩寺」やおばちゃんの原宿「巣鴨地蔵通り商店街」もあります。
池袋エリア・文京はそれぞれ地域色豊かな街が集まったエリアといえますが、大本山 護國寺、伝通院、東大寺赤門、湯島聖堂、六義園、南谷寺などを巡り徳川家の歴史を辿ってみるのも時にはいいのではないでしょうか。
そして、歴史めぐりの跡に、池袋に足をのばし、ショッピング、グルメ、カルチャーと堪能する、そんな1日があってもいいかもしれませんね。
六義園は、東京都文京区本駒込六丁目に位置する都立庭園で、「回遊式築山泉水庭園」の代表的な日本庭園(大名庭園)です。国の特別名勝に指定されており、四季折々の美しい景観で多くの訪問者を魅了しています。 約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き、千川上水を引いて池を掘り、7年の歳月をかけて、起伏のある景観をもつ、江戸時代初期に築かれた代表的な大名庭園の一つです。 元禄15年(1702年)に徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保によって造営されました。六義園は、和歌や漢詩を愛した吉保の趣味を反映し、庭園全体が詩的な風景を持つ「回遊式築山泉水庭園」として設計されています。 ツツジの花が特に有名で、象...»
大型複合施設「サンシャインシティ」内にある超高層ビルの屋上・地上40メートルにある都市型水族館。 空中を泳いでいるように見える空飛ぶペンギンや、クラゲのトンネル水槽、鮮やかなサンゴ礁と魚が泳ぐ大水槽など、こだわりの展示方法で約550種23,000匹の海の生物たちを見ることができる。 天空のオアシスをコンセプトに、緑と水があふれる癒しの空間が広がる。 1Fの大海の旅は海の中を思わせる碧い空間。南国のサンゴ礁や海底洞窟を再現した「サンゴ礁の海」、「洞窟に咲く花」では色鮮やかなサンゴが見られる。 クラゲが浮遊するトンネルは、ふわふわと漂うクラゲに囲まれて幻想的。南国の浅い海をイメージしたサン...»
1964年に新たに建てられた斬新なデザインの教会。独特のカーブを描いたコンクリートの建物が交差し、空から見ると十字架を形作っている。 地上からは銀色の白鳥が羽根を震わせているかのようで、下から見上げると、頭頂部の十字架状のトップライトまで緩やかに這い昇ってゆき、視線はそのまま天上に至るかのような上昇感覚を生み出していている。 ステンレス・スチール張りの外装で、地上1階(中2階・中3階)、地下1階の4階層。高さ39メートル、長さ56メートル、幅41メートル。鐘塔は62メートルある。 西洋の教会に典型的に見られるような街路から直接入堂する形式の建築計画ではなく、いったん敷地の奥の方「ルルドの...»
椿山荘は、東京都文京区関口二丁目の小高い丘に位置する庭園です。この美しい庭園は、広大な敷地内にホテル椿山荘東京を併設しており、宴会やコンベンションなどの大規模なイベントにも対応できる施設として知られています。 日本庭園 椿山荘の日本庭園は、その美しさで広く知られています。庭園内には、池や滝、茶室などが点在し、四季折々の花々や植物が楽しめます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には椿が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。また、庭園内には数多くの石灯籠や石碑が配置されており、歴史的な趣を感じさせます。 歴史と沿革 椿山荘の起源と名の由来 椿山荘は、神田川に面した武蔵野台地の東縁部に位置し...»
小石川後楽園は、東京都文京区に位置する歴史的な日本庭園です。江戸時代初期に水戸徳川家の藩主・徳川頼房によって江戸上屋敷内に造園が開始され、その後、二代藩主の徳川光圀(通称:水戸黄門)が完成させました。築山泉水回遊式の日本庭園で、江戸時代の代表的な大名庭園の一つです。都内に残る貴重な文化財で、国の特別史跡および特別名勝に指定されています。 歴史 小石川後楽園の造園は、1629年に初代水戸藩主・徳川頼房が江戸中屋敷内に庭園を築いたことに始まります。その後、二代藩主の徳川光圀が中国の名園・後楽園の名を取って「後楽園」と命名し、造園を完成させました。光圀は朱子学の影響を受け、「天下の憂いに先んじて...»
東京に本社をおく「アウグスビール」のクラフトビールで、ヨーロッパの特級大麦100%と、チェコのアロマホップ、天然水から造られているようです。ビールの本場ミュンヘンで学んだブラウマイスターの技が醸す正統派ビールを始め、様々な種類のビールを出しています。...»
永青文庫は、東京都文京区目白台に位置する日本・東洋の古美術を中心とした美術館です。旧熊本藩主細川家の伝来品や、16代当主である細川護立が蒐集した美術品や歴史資料を所蔵・展示しています。この美術館は、公益財団法人永青文庫によって運営されており、理事長は細川護光氏が務めています。 永青文庫の概要 永青文庫は、細川家の歴史と美術に深く関わる施設として、1950年(昭和25年)に第16代当主細川護立(1883年 - 1970年)によって設立されました。護立は旧侯爵であり、貴族院議員としても知られ、戦前・戦後の日本文化財保護に多大な貢献を果たしました。「美術の殿様」とも称され、彼の美術品収集家として...»
護国寺は、東京都文京区大塚五丁目に位置する、真言宗豊山派の寺院です。 正式な名称は「神齢山悉地院大聖護国寺」とされ、その歴史と文化的価値から多くの人々に親しまれています。本尊は桂昌院の念持仏である琥珀如意輪観音(絶対秘仏)であり、本堂(観音堂)の本尊は堀田正虎の母・栄隆院尼が寄附した如意輪観世音菩薩です。また、護国寺は江戸三十三観音札所の第13番札所としても知られています。 護国寺の創建と歴史 護国寺の創建は天和元年(1681年)2月7日に遡ります。この日、徳川綱吉は母である桂昌院の願いを受け、高崎の大聖護国寺住持であった亮賢に対し、高田薬園の地を提供し、桂昌院の祈願寺として護国寺を建立す...»
教育の森公園は、東京都文京区大塚に位置する文京区立の公園です。かつては東京教育大学(現在の筑波大学)のキャンパスとして使用されていましたが、1978年に筑波への移転を受け、その跡地が文京区に払い下げられ、公園として整備されました。 歴史と背景 江戸時代からの歴史 この地には、江戸時代の万治2年(1659年)に徳川光圀の弟である松平頼元が屋敷を構えました。頼元の子である松平頼貞は陸奥守山藩主や大学頭などの要職を歴任し、そのため屋敷は広大な6万2千坪にまで拡大されました。その屋敷の一部には「占春園」と呼ばれる庭園があり、江戸の名園のひとつとして知られていました。特にホトトギスの名所としても有...»
東京大学大学院理学系研究科附属植物園は、東京都文京区白山三丁目に位置する、東京大学の附属施設の一つです。一般的には「小石川植物園」として知られていますが、この植物園は植物に関する多様な研究を行うだけでなく、一般公開もされています。 小石川植物園の歴史と背景 小石川植物園は、現在東京大学の附属施設として知られていますが、その起源は江戸時代に遡ります。この場所は元々、江戸幕府が1638年(寛永15年)に開設した小石川御薬園(こいしかわおやくえん)でした。幕府は、江戸の増加する人口を支えるため、薬草を栽培する目的で南北二つの薬園を麻布と大塚に設置しました。しかし、後に大塚の薬園が廃止され、168...»
池袋演芸場は、東京都豊島区の池袋駅前、西一番街中央通りの入口に位置する寄席です。都内に4軒ある落語定席の一つであり、落語を中心に漫才や奇術などの色物芸も多く行われています。経営は城北興業株式会社が担当しています。 概要 池袋は戦後に発展した新興の商業地で、かつては客足が悪く、落語家が「人が誰も居ないさま」や「客が全く入らないさま」を「まるで池袋の芸協のようだ」と例えることもありました。演芸場は地下室にあり、少人数の観客に向けて密談をするような独特の雰囲気から「池袋秘密倶楽部」とも呼ばれます。演芸場の裏手には池袋歓楽街が広がっています。 歴史 旧池袋演芸場 1951年(昭和26年)に開...»
肥後細川庭園は、東京都文京区目白台に位置する文京区立の公園です。この庭園は、もともと「新江戸川公園」という名称で知られていましたが、2017年3月18日に改称され、現在の名前となりました。 概要 肥後細川庭園は、江戸時代の大名庭園の雰囲気を色濃く残す美しい回遊式泉水庭園です。この庭園は、東京都文京区の目白台にあり、広大な敷地内には池や樹木、歴史的な建物が点在し、訪れる人々に四季折々の風景を楽しませています。 歴史 江戸時代から続く歴史 肥後細川庭園のある一帯は、江戸時代の中頃まで幕臣の邸宅が存在していました。その後、数度の所有者の交代を経て、幕末には肥後熊本藩主・細川家の下屋敷となり...»
関口芭蕉庵は、東京都文京区関口に位置する歴史的な史跡です。この場所は、かつて松尾芭蕉が神田上水の改修工事に携わった際に居住していたとされる住居跡に由来しています。現在、敷地内には芭蕉堂や庭園、池などが整備され、訪れる人々にその時代の風情を伝えています。 関口芭蕉庵の歴史 松尾芭蕉と「竜隠庵」 松尾芭蕉は、1677年(延宝5年)から1680年(延宝8年)の約4年間、江戸において神田上水の改修工事に従事していました。この期間、芭蕉は「竜隠庵」と呼ばれる水番屋に住んでいたとされています。これが後に「関口芭蕉庵」として知られるようになる場所の始まりです。 「芭蕉堂」の建立と「さみだれ塚」 1...»
占春園は、東京都文京区大塚に位置する歴史的な庭園です。この庭園は、1659年(万治2年)に徳川光圀の異母弟である松平頼元が上屋敷を構えた際に造られたもので、今日までその名残が残っています。 庭園の歴史 松平頼元の息子である松平頼貞は、陸奥国守山藩の藩主として2万石を領地として治め、また大学頭としての地位にありました。占春園の歴史的な価値は、1746年(延享3年)に建てられた碑文に記されています。この碑文には、「我が公の園は占春と名づく。その中見る所は、梅桜桃季、林鳥池魚、緑竹丹楓、秋月冬雪、凡そ四時の景有らざるは莫し。」とあり、当時の庭園が四季折々の美しい景色を誇っていたことがわかります。...»
鳩山会館は、東京都文京区音羽に位置する、内閣総理大臣を務めた鳩山一郎の邸宅を記念館として公開した施設です。音羽御殿(おとわごてん)としても知られるこの建物は、戦後の政治史の重要な舞台となった場所でもあります。 沿革 鳩山会館の起源は、鳩山一郎の父である鳩山和夫が1891年(明治24年)に牛込区東五軒町から小石川区音羽に転居したことに始まります。以来、鳩山家は音羽に住まいを構えました。 現在残る建物は、関東大震災直後の1924年に鳩山一郎の私邸として建設されたもので、当時の代表的建築家である岡田信一郎によって設計されました。岡田は高等師範学校附属中学校(現・筑波大学附属中学校・高等学校)時...»
サンシャインシティは、東京都豊島区東池袋三丁目に位置する複合商業施設であり、超高層ビル「サンシャイン60」を中心に構成されています。この施設は、株式会社サンシャインシティによって運営され、東京拘置所(旧巣鴨拘置所)跡地を再開発して1970年代に建設されました。池袋のランドマーク的存在として、多くの人々に親しまれています。 再開発の歴史 サンシャインシティの建設は、1958年に東京拘置所の移転が閣議で決定されたことに始まります。しかし、財政難や移転先の確保が難航し、計画の進展は遅れていました。その後、1964年の東京オリンピックを契機に池袋地区の再開発が俎上に載り、副都心計画(TKプラン)が...»
雑司が谷旧宣教師館は、1907年(明治40年)にアメリカ人宣教師ジョン・ムーディー・マッケーレブによって建築された住宅です。この建物は、東京都豊島区に現存する最古の近代木造洋風建築であり、正式には「東京都豊島区立雑司が谷旧宣教師館」と呼ばれています。旧マッケーレブ邸としても知られ、東京都指定有形文化財に指定されています。 建物の特徴 雑司が谷旧宣教師館は、木造二階建てで、外観はカーペンターゴシック様式と呼ばれる下見板張りにペンキを塗った特徴的なデザインを持っています。屋根は3面に破風板を備えた切妻造りで、1階と2階にはそれぞれ3つの部屋が配置されています。この建物は、当時の西洋建築技術と日...»
コニカミノルタプラネタリウム満天 in Sunshine Cityは、東京・池袋にあるサンシャインシティのワールドインポートマート屋上で運営されているプラネタリウムです。この施設は、サンシャインプラネタリウムの事業を引き継ぎ、2004年3月20日に「サンシャインスターライトドーム“満天”」として開業しました。その後、2007年10月13日に「コニカミノルタプラネタリウム“満天” in Sunshine City」としてリニューアルオープンし、さらに2011年7月7日と2015年12月1日にも、サンシャインシティの改装に伴いリニューアルオープンしています。 最新鋭の投影機 このプラネタリウム...»
池袋防災館は、東京都豊島区西池袋にある防災体験学習施設です。1986年11月9日に開館し、東京消防庁の正式名称は「東京消防庁池袋都民防災教育センター」となっています。英語表記では「Ikebukuro Life Safety Learning Center」として知られています。 沿革 1986年11月9日 - 開館 2010年3月 - 救助・救出コーナーと図上訓練コーナー新設 2012年3月 - 地震コーナー改修 2017年2月 - 通報コーナー改修 2019年3月 - 消火コーナー改修 2019年4月 - 毎週金曜日にナイトツアー開始および開館日を拡大 施設案内 3...»
本妙寺は、東京都豊島区巣鴨5丁目に位置する法華宗(陣門流)の別院です。その山号は徳栄山、院号は総持院と称されます。 歴史と由緒 本妙寺の歴史は、元亀2年(1572年)に智存院日慶が開山したことに始まります。当時、徳川家康の家臣であった久世広宣や大久保忠勝らが、家康が岡崎から浜松に移る際に日慶上人に依頼し、この寺を創建しました。 移転と再建の歴史 天正18年(1590年)、家康が江戸城に入るとともに、本妙寺も江戸に移転されました。しかし、清水御門内礫川町にあった本妙寺は、まもなく御用地となり、飯田町に替地を与えられ移転しました。その後、慶長年間には火災により牛込門内に再度移転され、元和2...»
古代オリエント博物館は、東京都豊島区池袋のサンシャインシティ内にある専門博物館です。公益財団法人として運営されており、古代オリエントに関する資料の収集や展示、調査研究を行っています。1978年に日本初のオリエント専門博物館として開館し、西アジアや中央アジア(シルクロード)に関連する約4000点の考古資料や美術品を収蔵しています。 概要 古代オリエント博物館は、古代オリエントに関する豊富な資料を収集し、展示することに加えて、調査研究も行っています。これまでにシリアやウズベキスタンのダルヴェルジン・テペ遺跡などで発掘調査を実施しており、これらの活動を通じてオリエント地域の歴史や文化の理解を深め...»
目白庭園は、東京都豊島区目白に位置する豊島区立の公園で、静かな住宅街の中にある美しい回遊式日本庭園です。敷地面積は2,843平方メートルで、中央に池を配置し、その周囲を5分ほどで一周できる構造となっています。作庭は伊藤邦衛によって行われ、江戸時代以来の伝統的な日本庭園の様式を踏襲しています。 目白庭園の特徴 1. 囲まれた静寂の空間 庭園は築地塀で敷地を囲まれており、入口は伝統的な長屋門のしつらえとなっています。周辺は閑静な住宅街に位置し、庭園内は都会の喧騒を忘れさせる静けさがあります。昼には弁当を持ち込んでピクニックを楽しむ来園者も多く、特に桜と紅葉の季節には訪れる人が増え、1日で50...»
豊島区立郷土資料館は、東京都豊島区に位置し、地域の歴史、文化、民俗資料を展示している都心の博物館です。館内は雑司が谷鬼子母神や駒込・巣鴨を中心に、江戸中期から明治期にかけて栄えた園芸文化を紹介しています。1984年に開館し、2017年にリニューアルオープンしました。 主な展示テーマ 1. 園芸の里 豊島区はかつて、ソメイヨシノをはじめとした花卉(かき)や植木の生産地として知られていました。この展示では、江戸中期から明治期にかけて栄えた豊島区の園芸文化や、菊見などの花見遊覧の風俗を紹介しています。 2. 長崎アトリエ村 「さくらがおかパルテノン」とも称される長崎アトリエ村は、大正デモク...»
豊島区立南池袋公園は、東京都豊島区南池袋にある区立の公園です。2009年に再整備や地下変電所設置工事のため一時閉鎖されましたが、2016年4月2日にリニューアルオープンしました。園内には「Racines FARM to PARK」というカフェも新たに営業を開始し、現在では多くの人々が訪れています。 公園の概要 南池袋公園は、2017年度にグッドデザイン賞、および照明学会照明デザイン最優秀賞を受賞し、2018年には日本造園学会賞、2020年にはJFMA賞優秀ファシリティマネジメント賞をそれぞれ受賞しています。 公園の歴史と背景 戦前からの歴史 南池袋公園周辺には、西武池袋本店の前から護...»
東京芸術劇場は、東京都豊島区西池袋にある総合芸術文化施設です。1990年10月に開館し、音楽、演劇、舞踊など多様な芸術の発表の場として利用されています。 歴史 昭和40年代初頭、声楽家の藤原義江が「東京にオペラハウスを」と、当時の東京都知事であった美濃部亮吉に陳情しました。その後、東京都は池袋駅西口の闇市跡地を含む東京学芸大学豊島小学校跡地を国から取得しましたが、財政の悪化により計画は進みませんでした。結果的に、初台駅北側に開業した新国立劇場がオペラハウスの役割を果たすこととなりました。 一方で、都の施設として上野には東京文化会館が存在し、多目的に使用できる施設が求められていました。この...»
高岩寺は、東京都豊島区巣鴨に位置する曹洞宗の寺院で、山号は萬頂山、本尊は地蔵菩薩(延命地蔵)です。一般的には「とげぬき地蔵」として広く知られ、多くの参拝者が訪れます。 概要 高岩寺は1596年(慶長元年)に扶岳太助によって江戸神田湯島に創建されました。その後、下谷屏風坂(現・岩倉高等学校)に移転し、1891年(明治24年)には現在の巣鴨に移されました。しかし、1945年(昭和20年)の東京大空襲で建物が全焼し、現在の本堂は1957年(昭和32年)に再建されたものです。 とげぬき地蔵の由来 高岩寺が「とげぬき地蔵」と呼ばれるようになったのは、江戸時代の伝説に由来します。武士の田付又四郎の...»
法明寺は、東京都豊島区南池袋に位置する日蓮宗の寺院です。山号は「威光山」といい、飛地境内には鬼子母神堂があります。 概要 かつて、法明寺は真言宗や天台宗の寺院としても知られており、吾妻鏡に登場する「威光寺」と同一視されていました。しかし、妙楽寺の日光菩薩像の内部から発見された墨書銘によって、威光寺でないことが判明しました。鎌倉時代には日蓮の弟子である日源がこの寺を日蓮宗に改宗し、寺名を「威光山法明寺」に改称しました。室町時代には鬼子母神像が安置され、門前町が形成され、茶屋が軒を連ねて賑わいを見せました。 法明寺の旧本山は身延山久遠寺であり、雑司が谷の法縁の縁頭寺でもあります。 歴史 ...»
ナンジャタウンは、アミューズメントスポット事業会社バンダイナムコアミューズメントが運営する屋内型テーマパークです。1996年7月6日に東京・池袋のサンシャインシティに開園しました。開園当初の正式名称は「ナムコ・ナンジャタウン」でしたが、2013年7月の大幅リニューアルにより「ナンジャタウン」に変更されました。 テーマ ナンジャタウンのテーマは「思い出とオドロキとトキメキの街」です。開園当初は「思い出とトキメキのテーマパーク」として運営されていました。 来歴 開園と初期の展開 ナンジャタウンは1996年7月6日に「三越ハウス館」の跡地にオープンしました。開園当初はディズニーランドのよう...»
池袋西口公園(いけぶくろにしぐちこうえん)は、東京都豊島区にある豊島区立の公園で、池袋駅西口バスターミナルに隣接しています。公園の愛称は「GLOBAL RING(グローバルリング)」です。 概要 池袋西口公園は豊島区にある公共の公園で、さまざまなイベントや催しが行われる文化的なスペースとしても活用されています。以下では公園の歴史や特徴について詳しく説明します。 歴史 初期の歴史 1908年(明治41年)、この地には東京府豊島師範学校が設置され、1911年には附属小学校も開校しました。太平洋戦争後には闇市ができ、戦災で焼失した豊島師範の後身である東京第二師範学校が1946年(昭和21年...»
豊島区立 熊谷守一美術館は、東京・千早にある熊谷守一の旧居跡地に、次女の熊谷榧(かや)が1985年に開設した記念美術館です。ここでは、熊谷守一の作品を中心に、彼の芸術と生涯を伝える展示が行われています。 施設概要 美術館には、熊谷守一の油絵約30点、墨絵・書・クレパス画・鉛筆画など約130点が収蔵され、展示されています。開館当初の1993年時点では、油絵16点を含む計54点が展示されていましたが、現在では多くの作品が寄贈や購入を通じて増えています。特に、守一のアトリエに残された作品や、次女の榧が購入した小品が多く含まれています。 墨絵は、単に筆と色墨で和紙に描かれた即興作品が多く、その制...»
サンシャイン60は、東京都豊島区東池袋に位置するサンシャインシティの中心的な超高層ビルです。地上高239.7メートルで、完成当時はアジアで最も高いビルとして知られていました。現在も株式会社サンシャインシティが所有し、管理を行っています。 歴史と背景 サンシャイン60が建つ土地は、1970年まで「巣鴨拘置所」があった場所です。戦時中にはゾルゲ事件の主犯リヒャルト・ゾルゲの死刑が執行され、太平洋戦争後にはGHQにより「巣鴨プリズン」として使用されました。東條英機などの主要な戦争犯罪者の死刑もこの地で執行されています。ビルのすぐ近くには、これらの歴史を記念する「平和祈念慰霊碑」が東池袋中央公園内...»
切手の博物館は、一般財団法人水原フィラテリー財団が運営する切手に特化した博物館で、東京都豊島区にあります。切手の収集や保存、研究を行う日本唯一の専門博物館として、国内外から多くの来館者が訪れています。東京都の登録博物館(第68号、1991年)であり、切手に関する文化の普及に貢献しています。 沿革 切手の博物館の前身は、1988年(昭和63年)に設立された旧郵政省所管の「フィラテリーセンター」です。元々は渋谷区代々木に所在していましたが、再開発に伴い1996年(平成8年)に現在の豊島区目白に移転しました。2000年(平成12年)には「財団法人切手の博物館」と名称を変更し、2013年(平成25...»
自由学園明日館は、東京都豊島区西池袋にある歴史的建築物で、学校法人自由学園が所有しています。この施設は、1921年(大正10年)に羽仁吉一・もと子夫妻によって設立された女学校の校舎として建てられました。当初は本科と専攻科から成る女学校として開校し、その後、卒業生の活動拠点としても活用されました。設計はフランク・ロイド・ライトとその弟子である遠藤新によるもので、現在は国の重要文化財に指定され、文化財の保存と活用のモデルケースとなっています。 設立の背景と沿革 自由学園明日館は1921年、フランク・ロイド・ライトが設計し、羽仁吉一・もと子夫妻によって開校された学校の校舎として建てられました。当...»
豊島区立トキワ荘マンガミュージアムは、東京都豊島区南長崎の南長崎花咲公園内にある博物館で、かつて漫画家たちが青春を過ごした「トキワ荘」を再現した施設です。手塚治虫、赤塚不二夫、藤子不二雄など、昭和の漫画家たちがこのアパートで共同生活を送り、数々の名作が生まれた場所として知られています。 トキワ荘は1982年に老朽化で解体されましたが、多くのファンや関係者の声を受け、豊島区が2016年にトキワ荘の再建構想を発表し、2019年に南長崎花咲公園内に復元工事が開始されました。ミュージアムは2020年7月7日に開館し、漫画ファンや観光客に向けて当時のトキワ荘の姿を伝えています。 トキワ荘の復元と施設...»