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ダイヤと花の大観覧車

(はな だいかんらんしゃ)

ダイヤと花の大観覧車は、東京都江戸川区の葛西臨海公園内に位置する観覧車で、泉陽興業株式会社が運営しています。2001年3月17日にオープンし、東京ディズニーリゾートやレインボーブリッジ、東京タワー、東京スカイツリー、東京湾アクアラインの海ほたる、房総半島、富士山などの景色を一望できることで有名です。

概要

地上高117メートルを誇り、2016年7月1日に大阪府吹田市の「REDHORSE OSAKA WHEEL」(地上高123m)が完成するまで、日本一の高さを誇っていました。この観覧車では、乗車前に記念撮影が可能で、降車時には特製台紙に入った写真を受け取ることができます。

魅力的な眺望

地上117メートルの高さからは、東京湾のランドマークや関東の観光名所を一望できます。観覧車からの空中散歩は約17分間で、キャビン内では景観案内放送が流れ、東京湾や遠方の景色を楽しむことができます。

葛西臨海公園のシンボル

「ダイヤと花の大観覧車」は、平成元年に開園した「東京都葛西臨海公園」のシンボルです。葛西臨海公園は、マグロの回遊で有名な「葛西臨海水族園」や、野鳥観察ができる「鳥類園」、展望レストハウス「クリスタルビュー」など、多様な施設を備えています。観覧車は日本最大規模を誇り、観光名所として多くの人々に親しまれています。

葛西臨海公園について

葛西臨海公園は、東京都江戸川区に位置する、東京湾に面した都立公園です。1972年から2004年まで行われた葛西沖開発事業によって造成され、葛西渚橋を介して葛西海浜公園と隣接しています。

公園の概要

東京都建設局が所管し、約80.6ヘクタールの広大な面積を誇るこの公園は、水元公園(96ヘクタール)や小金井公園(80ヘクタール)と並ぶ大規模公園です。園内には日本有数の水族館「葛西臨海水族園」や飲食施設、大観覧車があり、鳥類園や多様な植物を楽しむことができ、休日には多くの人々で賑わいます。

公園の配置と施設

葛西臨海公園は、いくつかのゾーンに分けられています。葛西臨海公園駅の南正面から広がり、「海へのプロムナード」と呼ばれるメインストリートが南へ延び、水族園ゾーン、鳥類園ゾーンに道が分岐します。さらに直進すると、大きな広場に出ます。この広場からは「汐風の広場ゾーン」や「葛西海浜公園」へと続きます。

主要なゾーン

水族園ゾーン

公園の中央部東寄りには「葛西臨海水族園」があり、年間入場者数日本一を誇る人気の水族館です。屋上は展望台となっており、ドームやヨットの帆が海面に浮いているように見える設計になっています。

鳥類園ゾーン

公園東部には広大な森の中に「上の池」(淡水)と「下の池」(汽水)が設けられており、野鳥観察のための施設が点在しています。鳥類園や葛西海浜公園の東なぎさは渡り鳥の休憩場所となっており、多くの野鳥や猛禽類が飛来します。

芝生広場ゾーン

公園西北部には、「ダイヤと花の大観覧車」やホテルシーサイド江戸川などの施設があります。観覧車周辺には「芝生広場」があり、水仙や菜の花、コスモスなどが植えられた花畑が広がっています。

汐風の広場ゾーン

公園の南西部から南中部にかけて広がる「汐風の広場ゾーン」は、海に面しており、展望レストハウス「クリスタルビュー」からは海を一望できます。このゾーンは防波堤の役割も担い、海抜ゼロメートル地帯の江戸川区を守っています。

公園の施設とアクセス

葛西臨海公園内には、多様な施設が点在しています。

アクセス方法

葛西臨海公園へは以下のアクセス方法があります:

Information

名称
ダイヤと花の大観覧車
(はな だいかんらんしゃ)

亀戸・葛西・門前仲町

東京都