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亀戸 葛西 門前仲町 観光ガイド

亀戸・葛西・門前仲町には東京都現代美術館、富岡八幡宮、清澄庭園などの観光スポット、水仙まつり、金魚まつり、うそ替え神事などの観光イベント、すき焼き、もつ鍋、そばなどのご当地グルメがあります。

門前仲町は、豊岡八幡宮、深川不動尊などの寺院があり古来より門前町と栄えてきた地域で、大規模な商業施設はありませんが、古くからあるお店が多く商店街の繋がりが深い地域。商店街の活動も非常に活発です。

亀戸は、繁華街、オフィス街、商店街など大規模な商業地域が広がる副都心です。名物「亀戸餃子」と「亀戸ホルモン」は、地元客からも好評ですが、亀戸に来たなら食べずには帰れない、と言われるほど人気があり、遠方からのリピーターも多いです。

葛西には、緑と水と人のふれあうウォーターフロント「葛西臨海公園」があり、ダイヤと花の大観覧車では、日本最大の観覧車に乗ることができます。

また、葛西臨海水園では、2200トンのドーナツ型の大水槽で泳ぐクロマグロや国内最大級のペンギン展示場で泳ぎ回るフンボルトペンギン、イワトビペンギン、フェアリーペンギン、オウサマペンギンなど600種類にも及ぶ世界中の海の生き物を見ることができます。

門前仲町・亀戸・葛西エリアには、「あさり鍋」「東京都の柳川鍋」「東京都のアナゴ寿司」「深川めし」「レバーフライ」など名物グルメを堪能できるお店があります。

例えば、栄養価が高く血液をサラサラにする効果のあるタウリンをはじめビタミンや鉄分も豊富に含まれているあさりの旨みと栄養を余すことなく頂くことができる美味しいあさり鍋は「亀戸 升本 本店」と「門前茶屋」で頂くことができます。

全国でも一級品といわれる東京湾で水揚げされる「あなご」を使ったあなご寿司は、ふぐ料理の店として名高い「ちゃんこ茶屋 伊作」で頂くことができます。

門前仲町・亀戸・葛西エリアは、都会的な華やかさはないかもしれませんが、それぞれ特有の文化や地域色を持った街が集まっています。

今も伝わる江戸の味も守られている地域なので食べ歩きするのもいいでしょう。ちなみに、日本最古の「饅頭」といわれている饅頭を看板に掲げる和菓子店や、「羊羹」の老舗など美味しいスイーツにも出会うことができるエリアです。

亀戸 葛西 門前仲町のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

葛西臨海公園

東京湾に面した約80ヘクタールの広大な公園で、園内には水族館、鳥類園、大観覧車、展望レストハウス、芝生広場、飲食施設、ホテルまである。多種多様な植物や野鳥が見られ、展望レストハウスや大観覧車からは海を一望できる。汐風の広場から橋を渡ると海浜公園になっていて、西と東の2カ所に人工なぎさがある。 公園は東京湾沿岸の汚染や埋め立てで破壊された自然環境を再生しようと整備されたもので、今では東京都区部でも見ることが少なくなった動植物が、園内の森や池に生息している。 主な動植物は、都が保護上重要な野生生物種に指定するアカシジミをはじめ、キアゲハなどのチョウ類や、トウキョウダルマガエル、ニホンアカガエル...»

葛西臨海水族園

マグロが巨大水槽を泳ぐ、ガラスドームの水族館

東京湾に面した約80ヘクタールの広大な公園「葛西臨海公園」内にある水族館。年間入場者数が水族館の日本一の記録を持ち、東日本で最も入場者が多い。 建物は池の中心にある地上30メートルほどの高さのガラスドーム。ドームの真下にエントランスがあり、地下に展示空間が広がっている。設計はGINZA SIXなどを設計している谷口吉生。 館内はドーナツ型の大型水槽を回遊するマグロ類をはじめ、47の水槽に約650種の生物が飼育されている。 極地の水槽などで現地採集された珍しい生物が見られ、世界で初めてナーサリーフィッシュの展示に成功した。 大洋の航海者アカシュモクザメやツマグロなどのサメ類やエイ類、マイ...»

亀戸天神社

亀戸天神社は、東京都江東区亀戸にある神社で、天満宮の一つです。この神社は、学問の神として広く親しまれている菅原道真(天満大神)を祀っており、特に受験生や学業成就を願う人々にとって、重要な場所となっています。通称としては「亀戸天神」、「亀戸天満宮」、または「東宰府天満宮」とも呼ばれています。 ...»

清澄庭園

清澄庭園は、東京都江東区清澄に位置する都立庭園で、東京都指定名勝に指定されています。この庭園は、池の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園で、江戸時代から受け継がれた庭園手法を今に伝えています。泉水、築山、枯山水を主体にしたこの庭園は、明治時代の造園技術の完成形としても評価されており、広くその美しさが知られています。 ...»

小松菜(東京)

ビタミン・カルシウム・カロチン豊富!栄養満点の万能葉物野菜

「小松菜」は、江戸時代から続く伝統野菜で、アブラナ科の葉物野菜としては、ほうれん草とならぶポピュラーな野菜。その名の由来は、江戸時代、徳川八代将軍吉宗が小松川の地名をとって「小松菜」と名付けたとされる。短い期間で栽培することが可能な上、さまざまな環境に対応できるので、一年を通じて安定的に市場に出回っている。カルシウムはほうれん草の5倍、ビタミンやカロチンも豊富。また、アブラナ科の葉物にしては、えぐみも少ないので、さまざまな料理法で美味しく食べられる。 旬     1月 2月 12月 ...»

深川めし

アサリの旨みがしみ込んだ、江戸の漁師町が生んだ料理

深川めしは、東京・深川地域で江戸時代から親しまれてきた郷土料理です。主にアサリやハマグリ、アオヤギなどの貝類とネギなどの野菜を煮込んだ汁物をご飯にかけたものや、具材を一緒に炊き込んだ炊き込みご飯の形式があります。「深川丼」や「アサリ飯」とも呼ばれています。 ...»

深川丼

アサリの味噌汁ぶっかけ丼。ササッと手早く栄養補給に

アサリやハマグリ、ねぎ、油揚げで作られる味噌汁をご飯の上にぶっかけて作られる「深川丼」。同じ材料で作られる炊き込みご飯「深川飯」も存在する。埋め立て前の江戸深川は海に面しており、あさりの好漁場だった。「深川丼」は漁師が船上で手早く作れる栄養補給を目的としてうまれたとされる。また、庶民の味としても、酒の風味や大根を加えるなど、家ごとの工夫が行われ親しまれていた。現在も清澄白河や門前仲町あたりで、深川丼を提供する料理店が多い。...»

門前とらや 草だんご

明治20年に創業の老舗甘味処、映画でもおなじみの柴又名物を満喫!

薄緑色のよもぎの香り豊かなおだんごと甘さ控えめに炊かれたあずきの名コンビ。映画『男はつらいよ』でもたびたび登場する「門前とらや」の“草だんご”は、柴又を訪れた際はぜひ味わっておきたい一品だ。十勝産の選び抜かれたあずきを丁寧に炊き上げ作られたあん、国産米の上新粉を使いよもぎを搗き合わせただんごは香り高く、やさしい味わい。下町風情溢れる柴又をそぞろ歩きながら食べるのも一興だ。箱詰めされたお土産用もあるので、自宅でも名物の味を楽しめる。 明治20年に創業の当時から、柴又帝釈天の参拝者の食事処として、そして草だんごのお土産として、多くの方々に親しまれてきました。 昭和44年には、初めての「男はつら...»

深川江戸資料館

深川江戸資料館は、東京都江東区にある江東区立の体感型資料館です。江戸時代に関する資料を収集、保存、展示することを目的とし、江東区民の集会の場を提供することで、文化の振興と向上を図っています。館の運営は、公益財団法人江東区文化コミュニティ財団が指定管理者として行っています。 外観と展示内容 天保年間の深川佐賀町の再現展示 深川江戸資料館の目玉展示は、江戸時代(天保年間頃)の深川佐賀町の街並みを実物大で再現したものです。ここでは、当時の路地や長屋が忠実に再現され、訪れた人々はまるで江戸時代にタイムスリップしたかのような感覚を味わえます。展示エリアでは、朝昼晩の一日の移り変わりが音響や照明を駆...»

東京都 現代美術館

東京都現代美術館は、東京都江東区三好四丁目に位置する現代美術専門の公立美術館です。指定管理者制度により、東京都歴史文化財団グループ(公益財団法人東京都歴史文化財団、鹿島建物総合管理株式会社、アサヒビール株式会社の共同事業体)が管理・運営しています。2016年から2019年にかけて大規模な改修工事が行われ、リニューアルオープンしました。 概要 東京都現代美術館は1995年(平成7年)3月に開館し、東京都立木場公園の北辺に位置しています。開館当初から現代美術の紹介と国際的な視野での企画の実現を目指しており、東京都美術館(台東区上野公園)が収集してきた現代美術コレクションを中心に、日本の戦後美術...»

道本山 霊巌寺

霊巌寺は、東京都江東区白河一丁目にある浄土宗の寺院です。山号は道本山、院号は東海院で、本尊は阿弥陀如来です。 寺院の概要 霊巌寺は、東京都江東区に位置する歴史ある浄土宗の寺院で、浄土宗の教えを広めるとともに、地域の人々に親しまれている寺院です。霊巌寺には、江戸時代から続く数々の歴史的な建造物や名所が残されています。 歴史 創建と発展 霊巌寺は、寛永元年(1624年)に雄誉霊巌上人の開山により、日本橋付近の芦原を埋め立てた霊巌島(現在の東京都中央区新川)に創建されました。創建から数年後には檀林が設置され、関東十八檀林の一つとして、宗教教育の場としても重要な役割を果たしました。 明暦の...»

田河水泡・のらくろ館

田河水泡・のらくろ館は、東京都江東区森下にある美術館で、漫画『のらくろ』で有名な田河水泡の業績を後世に伝えるための施設です。江東区の多機能型文化ホールである森下文化センターの1階に位置し、訪れる人々に田河の作品世界を体験させる場となっています。 概要 1999年11月に開館した田河水泡・のらくろ館は、田河水泡が幼少期から青年期までを過ごした江東区に設立されました。1998年、田河の遺族から寄贈された作品や書斎机などの遺品が、公益財団法人・江東区文化コミュニティ財団によって整理され、展示されることになりました。 展示内容 館内では、『のらくろ』に関連する数々の展示物や資料を通して、田河水...»

亀戸中央公園

亀戸中央公園は、東京都江東区亀戸にある都立公園です。園内には草花、スポーツ施設、芝生の広場などがあり、周辺住民の憩いの場として親しまれています。 概要 亀戸中央公園は、もともと株式会社日立製作所の亀戸工場があった場所に整備・開園された公園です。公園はA地区(南西部)、B地区(北西部)、C地区(北東部)の3つに分かれており、それぞれに特徴的なエリアが設けられています。 A地区 A地区は時計台や遊具が配置されたエリアで、家族連れや子どもたちが楽しめる場所です。 B地区 B地区は芝生広場や草木を中心に、人工池や亀戸スポーツセンターが設置されています。また、この地区は旧中川に面しており、川...»

木場公園

木場公園は、東京都江東区に位置する都立公園です。公園は木場、平野、三好の3地域にまたがり、総面積は24.2ヘクタールに及びます。このエリアでは、貴重な緑地として親しまれており、さまざまな施設や自然が楽しめます。 公園の概要 木場公園は、かつて材木業が盛んだった木場地区の歴史を反映しています。元々この地域は材木の貯木場や倉庫が多く集まっていましたが、新しい埋立地の完成に伴い、これらの機能は新木場へと移転しました。これにより、江東区の防災都市計画の一環として公園の整備が進められ、現在の木場公園が誕生しました。 木場の歴史を感じるイベント 公園内の入口広場中央に位置するイベント池では、毎年1...»

富岡八幡宮(深川八幡宮)

富岡八幡宮は、東京都江東区富岡に位置する八幡神社であり、通称として「深川八幡宮」とも呼ばれています。この神社は、江戸時代からの歴史を持ち、特に八月に行われる「深川八幡祭り」は、江戸三大祭りの一つとして広く知られています。 神社の概要 富岡八幡宮は、江戸最大の八幡宮として名を馳せ、その境内には江戸勧進相撲の発祥の地として知られる「横綱力士碑」をはじめとする大相撲に関する石碑が数多く建立されています。また、この神社は、八幡大神を祀る徳川将軍家からの保護を受け、広く庶民に「深川の八幡様」として親しまれた歴史を持っています。 祭神 富岡八幡宮の主祭神は、応神天皇(八幡神)であり、その他の相殿神...»

深川不動堂(成田山 東京別院)

成田山東京別院深川不動堂は、東京都江東区富岡に位置する真言宗智山派の寺院であり、千葉県成田市にある成田山新勝寺の東京別院です。地元では深川不動尊、または深川不動堂として広く知られています。 深川不動堂の概要 深川不動堂は、江戸時代初期に人気を博した芝居の一環として、成田山の不動明王を拝観したいという江戸の人々の願いから誕生しました。その後、成田山の不動明王を祀るための出開帳が富岡八幡宮の永代寺で始まり、これが深川不動堂の歴史的な起源となっています。深川不動堂は、江戸時代から続く伝統と信仰を受け継いできました。 歴史的背景 成田山の不動明王に対する信仰は、江戸時代初期の歌舞伎役者、市川團...»

横十間川 親水公園

横十間川親水公園は、「区民の水辺」をテーマに整備された、東京都江東区に位置する江東区立の親水公園です。この公園は、江東区内を流れる横十間川の大部分を埋め立てて造られており、全長約1970メートルに及ぶ大規模な親水公園となっています。 広い水面を活かした貸しボート場や水上アスレチック、野鳥の島、花菖蒲園や田んぼなどがあり、「生物の楽園」として幅広い世代が楽しめます。 歴史と概要 横十間川の周辺地域は、かつては近隣の工場からの地下水汲み上げによる地盤沈下が激しく、「ゼロメートル地帯」として知られていました。特に、木場公園から東部の江東内部河川では、台風などの際に川の水が護岸壁を越えて溢れる危...»

深川公園

深川公園は、東京都江東区富岡に位置する江東区立の公園です。この公園は、地域の歴史と文化が詰まった場所で、多くの人々に親しまれています。本記事では、深川公園の歴史や主な施設について詳しくご紹介します。 公園の概要と歴史 深川公園の誕生 深川公園の一帯には、もともと「永代寺」という、富岡八幡宮の別当寺として江戸を代表する寺院が存在していました。しかし、明治時代の神仏分離令により永代寺は廃寺となり、その跡地に深川公園が整備されました。 深川公園は、1873年(明治6年)に太政官布達によって、飛鳥山公園、上野公園、芝公園、浅草公園とともに、日本で最初に造られた公園の一つとして認められています。...»

猿江恩賜公園

猿江恩賜公園は、東京都江東区住吉・毛利に位置する都立公園です。1932年に開園したこの公園は、長い歴史を持ち、周辺住民にとって貴重な緑地として親しまれています。 概要 猿江恩賜公園の敷地は、江戸時代に徳川幕府の貯木場として使用されていた場所に由来します。その後、明治時代には政府御用達の貯木場となり、最終的には一般市民に開放された公園となりました。公園の北側の地区は戦後も貯木場として利用されていましたが、江東区潮見に移転したことで、1981年に公園として追加開園されました。 歴史 猿江恩賜公園の歴史は古く、江戸時代にさかのぼります。以下にその主な歴史的な出来事をまとめました。 江戸時代...»

新川(千本桜)

新川は、東京都江戸川区を流れる利根川水系の一級河川であり、中川と旧江戸川を結ぶ人工河川です。江戸時代には「船堀川」や「行徳川」とも呼ばれていました。 新川千本桜 新川は、天正18年(1590年)に徳川家康が江戸城に入城した際、千葉県の行徳まで塩を運ぶための船路を開削するよう命じたことで開削されました。この時期に、道三堀や小名木川と同時に掘削され、新川は「塩の道」として江戸市中に様々な物資を運ぶ重要な水路となりました。その沿川には味噌や醤油を売る店や料理店が立ち並び、非常に賑わいを見せていました。 新川の変遷と現代の役割 時代とともに鉄道や車などの移動手段が普及し、水路の利用は減少しまし...»

船堀タワー(タワーホール船堀)

タワーホール船堀は、東京都江戸川区船堀4丁目に位置する江戸川区立の複合文化施設です。別称は江戸川区総合区民ホール、通称は船堀タワーと呼ばれ、1999年3月16日に開業しました。 概要 タワーホール船堀は、展望台を一般公開しているタワーとしては東京都内で3位の高さ(115メートル、展望台103メートル)を誇ります。東京スカイツリー(634メートル、展望台350メートル・450メートル)、東京タワー(333メートル、展望台150メートル・250メートル)と並んで、「都内三大タワー」の一つに数えられています。 展望室 タワーの高さは115メートルで、103メートルの位置に展望台があります。展...»

小岩菖蒲園

小岩菖蒲園は、東京都江戸川区に位置する菖蒲園で、地域の名所として親しまれています。ここでは、約4,900平方メートルの敷地に約50,000本の花菖蒲が植えられており、毎年多くの来園者が訪れます。 園内の特徴 小岩菖蒲園は江戸川河川敷に広がり、地元住民から寄贈された花菖蒲を基に江戸川区が整備した回遊式の庭園です。花菖蒲は5月から6月にかけて見頃を迎え、約50,000本の花が咲き誇ります。菖蒲田周辺にはさまざまな野草も見られ、都会のオアシスとして都内の名所の一つとなっています。 小岩菖蒲園まつり 毎年6月上旬から中旬にかけて「小岩菖蒲園まつり」が開催され、花菖蒲の見頃に合わせたイベントが行...»

古川親水公園

古川親水公園は、東京都江戸川区江戸川6丁目に位置する江戸川区立の親水公園です。この公園は日本初の親水公園として知られ、幅2.5〜3メートルの川沿いに約1.2キロメートルにわたり整備されています。 歴史と概要 江戸時代の起源 古川親水公園は、もともと江戸時代に行徳塩田から江戸へ塩を運ぶために掘られた船堀川が起源です。その後、水運ルートが南側に変更され、新しい運河が「新川」と呼ばれるようになり、旧船堀川は「古川」と呼ばれるようになりました。 水運の役割と衰退 古川は江戸川や利根川から物資を江戸に運ぶための重要な水運路として利用されましたが、陸上交通網の発展に伴い、その役割は次第に終わりを...»

春花園BONSAI美術館

春花園BONSAI美術館は、東京都江戸川区に位置する盆栽に特化した美術館です。日本の伝統文化である盆栽を通して、美しさと自然の厳しさを表現する芸術の魅力を広く発信しています。国内外から多くの訪問者を迎え、盆栽の美しさを紹介する隠れ家的なスポットとなっています。 設立の背景と概要 春花園BONSAI美術館は、内閣総理大臣賞を4度、東久邇宮記念賞を受賞した著名な盆栽家、小林國雄氏によって2002年に設立されました。小林氏は10億円もの私財を投じてこの美術館を開設し、日本で初めての本格的な盆栽美術館として注目を集めています。約1000鉢もの盆栽が展示され、世界各国から年間1万人もの来館者が訪れて...»

江戸川区 自然動物園

江戸川区自然動物園は、東京都江戸川区の行船公園内に位置する無料の動物園です。オーストラリア政府からの認定も受けており、地域の自然と生物を身近に感じられる施設として、多くの来園者に親しまれています。動物たちとのふれあいや観察を通じて、自然の大切さを学ぶことができる場となっています。 園内の概要 江戸川区自然動物園は、小規模ながらも魅力的な展示と充実した動物たちとのふれあいが楽しめる動物園です。園内は広く整備され、四季折々の自然とともに、個性豊かな動物たちが迎えてくれます。都心にありながらも、自然との調和を感じられる動物園で、ファミリーやカップルなど幅広い層に人気です。 展示動物 江戸川区...»

行船公園

行船公園は、東京都江戸川区北葛西にある江戸川区立の公園です。自然と文化が調和した公園で、豊かな自然環境と多様な施設が整備されています。歴史的な背景とともに、地域住民に親しまれています。 歴史 行船公園の起源は、1933年にさかのぼります。当時の地元住民であった東京府会議員・田中源が、公園用地として当時の東京市に寄付したことから始まりました。「行船」という名前は、田中源の屋号に由来しています。戦後の1950年に江戸川区に移管され、その後1983年には江戸川区自然動物園が園内にオープンしました。 1989年には公園の北側が整備され、池を伴った和風庭園「平成庭園」と、数奇屋造りの「源心庵」が新...»

地下鉄博物館

東京都江戸川区にある「地下鉄博物館」は、地下鉄に関する専門的な展示を行う博物館です。この博物館は、東京メトロ東西線葛西駅の高架下に位置し、東京地下鉄株式会社(東京メトロ)の関連公益法人である公益財団法人メトロ文化財団によって運営されています。愛称は「ちかはく」として親しまれています。 概要 地下鉄博物館は、地下鉄に関する歴史的資料や展示物を豊富に取り揃えており、地下鉄の発展や技術に触れることができる場所です。1983年(昭和58年)から地下鉄博物館の建設が検討され、1985年(昭和60年)に着工し、22億5,000万円の建設費を投入して1986年(昭和61年)7月12日に開館しました。 ...»

篠崎浅間神社

篠崎浅間神社は、東京都江戸川区上篠崎にある神社で、浅間神社の1つです。この神社は江戸川区内で最も古い神社の1つであり、歴史的な背景と多くの文化財を持つ場所として知られています。 歴史 篠崎浅間神社の創建は天慶元年(938年)5月15日とされており、江戸川区内でもっとも古い神社です。初代宮司には、承平2年(932年)に下総国弥山から移住してきた弥山左那比神人(ややまさなひしんと)が仕えました。 天慶3年(940年)、平将門の乱が関東で起こった際、平貞盛が乱を鎮めるために派遣され、篠崎浅間神社にて将門の降伏を祈願しました。その際、霧島神社を祀り、金幣と弓矢を献じて武運を祈ったと伝えられていま...»

感應寺(蓮光院)

感應寺は、東京都江戸川区一之江七丁目にある日蓮宗の寺院です。山号は江久山、別名は蓮光院とも称されています。創建は元久2年(1205年)であり、正応元年(1288年)に真言宗から日蓮宗に改宗しました。開基は、総本山である身延山久遠寺の第3世を継承した日進です。江戸川区内で現存する中で最も古い梵鐘を所持しており、これは区指定有形文化財として指定されています。 創建と歴史的背景 創建 感應寺は元久2年(1205年)、真言宗の僧である空念によって開山されました。その後、正応元年(1288年)に日蓮の孫弟子である日進が訪れ、法論の結果、日蓮宗に改宗されたと伝えられています。日進はその後、正和2年(...»

ダイヤと花の大観覧車

ダイヤと花の大観覧車は、東京都江戸川区の葛西臨海公園内に位置する観覧車で、泉陽興業株式会社が運営しています。2001年3月17日にオープンし、東京ディズニーリゾートやレインボーブリッジ、東京タワー、東京スカイツリー、東京湾アクアラインの海ほたる、房総半島、富士山などの景色を一望できることで有名です。 概要 地上高117メートルを誇り、2016年7月1日に大阪府吹田市の「REDHORSE OSAKA WHEEL」(地上高123m)が完成するまで、日本一の高さを誇っていました。この観覧車では、乗車前に記念撮影が可能で、降車時には特製台紙に入った写真を受け取ることができます。 魅力的な眺望 ...»

星住山 善養寺(小岩不動尊)

善養寺は、東京都江戸川区東小岩に位置する真言宗豊山派の寺院です。大永7年(1527年)に創建され、130余りの末寺を有する中本寺格の寺院として知られ、「小岩不動尊」の別名でも親しまれています。 寺院の概要と見どころ 善養寺は、境内に国の天然記念物である「影向のマツ」を有し、香川県の「岡野マツ」との「日本一のマツ」争いで有名です。また、「天明3年浅間山噴火横死者供養碑」などの文化財も所有しています。境内では毎年5月下旬にバラ・サツキ展、10月末から11月にかけて菊花展が開催され、多くの人々を集めています。特に、大相撲との縁が深く、「影向のマツ」や「式守伊三郎報恩碑」にまつわるエピソードがあり...»

影向のマツ

影向のマツは、東京都江戸川区東小岩にある善養寺の境内で育つクロマツの巨木です。樹齢600年以上で、繁茂面積は日本一といわれています。2011年9月21日に国の天然記念物に指定され、その正式名称は「善養寺影向のマツ」です。このマツは、香川県さぬき市(旧志度町)にあった岡野マツとの「日本一争い」で有名です。 影向のマツの由来 「影向」という言葉は、神仏が仮の姿でこの世に現れることを意味します。このマツの名付け親は不明ですが、その名には神聖さが込められています。真言宗豊山派に属する善養寺は室町時代(1500年頃)の創建とされていますが、影向のマツはその以前から植えられていたと考えられています。 ...»

一之江名主屋敷

一之江名主屋敷は、東京都江戸川区春江町にある歴史的建造物です。東京都指定史跡であり、江戸川区登録史跡にも指定されています。 概要 一之江名主屋敷は、江戸時代に当地に移り住んだ田島家の旧居で、田島図書(ずしょ)英丈を祖としています。田島家は、かつて「一之江新田」と呼ばれていた当地の開拓において主導的な役割を果たしました。 田島家の歴史 田島図書は、もともと堀田姓を名乗っていた武士の家系で、関ヶ原の戦いに参戦後、関東地方へ移り住みました。その後、田島姓に改姓し、当地の開拓に携わることとなります。江戸時代には、田島家が代々当地の名主を務めていました。 主屋とその建築様式 現存する主屋は安...»

深川祭

深川祭は、東京都江東区にある富岡八幡宮の祭礼であり、毎年8月15日を中心に開催されます。この祭りは、神田祭や山王祭と並んで「江戸三大祭り」の一つに数えられ、その歴史は約380年にわたります。別名「深川八幡祭」や「水掛け祭」とも呼ばれ、地域の人々から愛されています。 概要 深川祭の例大祭は毎年8月15日前後に行われ、3年に1度、八幡宮の御鳳輦(ごほうれん)が渡御する年を「本祭り」と呼びます。本祭りでは、町神輿が「わっしょい!」の掛け声とともに連合渡御され、神輿が町を練り歩きます。この光景は壮観で、江戸時代から多くの観客を魅了してきました。特に、水を掛けることで暑さを和らげる伝統から「水掛け祭...»

亀戸香取神社

香取神社は、東京都江東区亀戸に位置する歴史ある神社です。通称は亀戸香取神社と呼ばれています。御祭神は経津主神(ふつぬしのかみ)で、日本書紀によれば武功の神とされています。 創建と歴史 神社の起源 亀戸香取神社の創建は、665年(天智天皇4年)に遡ります。藤原鎌足(当時は中臣鎌足)が東国へ下向した際、「亀の島」と呼ばれたこの地に船を寄せ、香取神宮から分霊を勧請し、太刀一振を納めて旅の安全を祈ったことが神社の起源とされています。 平将門討伐の祈願と「勝矢祭」 天慶年間(938年-947年)、平将門の乱において、藤原秀郷が平将門討伐の際、亀戸香取神社で戦勝祈願を行い、祈りが成就したため弓矢...»

大島 稲荷神社

大島稲荷神社は、東京都江東区大島5丁目に位置する神社です。旧社格は村社であり、現在も地域の人々に大切にされています。祭神は宇賀之御魂神(うがのみたまのかみ)と迦具土之命(かぐつちのみこと)で、衣食住や出世、災難除け、産業繁栄にご利益があるとされています。 歴史 慶安年間の創建 大島稲荷神社の創建は、慶安年間(1648年 - 1651年)にさかのぼります。当時、小名木川近くの海辺が度々津波に襲われ、耕地が荒廃したため、村人たちは協議の末、京都の伏見稲荷大社から分霊を奉遷し、産土神として祀ることにしました。これが神社の起源です。 合祀と歴史的背景 その後、大島稲荷神社は周辺の神社を合祀し...»

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