離島観光が楽しめる伊豆七島。船で丸一日かかる小笠原諸島では、まるで日本とは思えない南国の観光を楽しめます。島民が船で見送る風景に感涙すること間違いなし!
伊豆七島・小笠原にはふるさと村、三原山、親水公園などの観光スポット、流鏑馬、カウントダウンイベント、大島椿まつりなどの観光イベント、そば、おでん、もんじゃ焼きなどのご当地グルメがあります。
伊豆七島は、放し飼いにした数百匹ものリスたちと触れ合うことができる「リス村」や活火山・三原山、大島椿で有名な‘大島’。
光るキノコや飛び交うホタルを見ることができる「光るきのこ」、見晴らしの湯、ふれあいの湯、裏見ヶ滝温泉、やすらぎの湯、洞輪沢温泉など海に面した露天風呂や滝を望めるお風呂など7箇所の温泉がある‘八丈島’。
イルカと泳ぐことができる‘御蔵島’。ハイキングやマリンスポーツなど様々なアクティビティが楽しめる‘八丈島’などどの島も個性的です。
独自の生態系が残る ‘小笠原諸島’は、2011年に世界自然遺産に登録されました。ボニンブルーとよばれる紺碧の海は、珊瑚礁や熱帯魚で彩られ、クジラやイルカが生息しています。また、原始の森には、数多くの国有の動植物が生殖しています。
小笠原では、ホエールウォッチングも見ることができますし、都会では見ることのできない満天の星空も見ることもできます。トロピカルアイランド小笠原は、都心から南に約1,000km、船を用いて片道25時間ほどで辿りつくことができます。たまにはゆっくり船旅もいいものですよ。
マリンレジャーのメッカ「伊豆七島」、ホエールウォッチングで注目度No.1の「小笠原諸島」。大自然が満喫できる伊豆七島・小笠原エリアですが、歴史的建造物や動物園・水族館、博物館・科学館・資料館などの施設もありますし、民芸品や工芸品を販売する直売店などもあります。
また、海の幸を美味しく頂くことのできる食堂や島の食材を生かしたメニューが充実しているレストランもあります。島々にはそれぞれ個性的なお酒・島酒があるので飲み比べてみたり、料理にあった島酒を探してみるのもいいですね。
マリンスポーツを中心に様々なことにチャレンジすることができる伊豆七島・小笠原エリアへ訪れたなら「海べりの露天風呂」もおすすめです。無料、混浴、秘湯といわれる湯まで色々とありますが、どの露天風呂も目の前に広がる太平洋を一望することができます。
「くさや」は、伊豆諸島の特産品として知られ、特に新島や八丈島をはじめとする島々で今も盛んに製造されています。一度焼けば部屋中に立ち込める強烈な香りが特徴で、「臭いけれど旨い」と評される独特の干物です。この香りと味わいが島焼酎との相性抜群で、地元の人々はもちろん、多くの観光客にも親しまれています。 くさやの魅力は、そのクセになる風味と、幅広い食べ方のバリエーションにあります。マヨネーズや唐辛子を添えてワインと合わせたり、おやつ代わりに楽しんだりと、工夫次第でさまざまな味わい方ができるのです。...»
寿司ネタを青唐辛子を溶いた醤油タレに漬け、砂糖が多めの酢飯で握る伊豆大島の郷土料理「べっこうずし」。そのタレにつけた刺身の色から、そう呼ばれている。主に、大島で水揚げされる鯛などの白身魚を中心に、マグロ、カツオなどが使われる。温暖な伊豆諸島で寿司を食べるために明治以降に発達した独自の技法で、ワサビが手に入らなかった当時の名残りである。八丈島には、青唐辛子ではなく練り辛子を使い「島寿司」と呼ばれている寿司もある。...»
美味で有名な「赤イカ」と呼ばれるケンサキイカと、スルメイカをブレンドして塩辛にしたもの。スルメイカの肝をベースにしたタレにも赤イカの濃厚さを混ぜあわせることで、クセの強さを抑えた食べやすくコクがある味を作り出している。この商品には、甘口、中辛、辛口、激辛、超激辛と5段階の辛さが用意されていて、神津島で無農薬で有機栽培された島唐辛子で辛味を調節しているが、激辛と超激辛に関しては、島唐辛子の青臭さを抑えるためにハバネロをブレンドするといった工夫がなされている。...»
伊豆諸島に自生するセリ科の大型多年草「あしたば」。5月~7月頃、新芽や若葉を収穫して、水洗いし細くちぎったものを、数分間蒸し器で蒸して陰干しで乾燥させると「あしたば茶」が完成する。それを独特の製法で芳醇かつ深い味わいに仕上げたものが「焙煎あしたば茶」である。「あしたば」には、さまざまな効能があり、冷え性改善や解毒、貧血予防、代謝促進などに効くとされている。また利尿・強壮作用の他、「カルコン」という抗菌等の生理活性作用を持つ成分を含んだ健康食品としても注目されている。...»
東京都の南方に位置する小笠原村は、日本の最東端および最南端である南鳥島と沖ノ鳥島を含む、美しい自然と独特の文化が共存する、特別な観光地です。東京都の島嶼部に位置し、30以上の島々で構成されています。その中で、一般住民が居住しているのは父島と母島のみです。 父島の見どころ 父島には、美しいビーチやシュノーケリング、ダイビングスポットが豊富です。また、歴史的な戦争遺跡を巡るツアーも人気です。山歩きを楽しみながら、島の最高峰である無名の山を訪れることもできます。 母島の魅力 母島は手つかずの自然が多く残されており、乳房山の登山や原生林の散策が楽しめます。観光客は限られた人数のみが訪れるため、...»
父島は、東京都・小笠原諸島に属する父島列島の一部で、東京都小笠原村の中心的な機能を担う島です。東京都島嶼部に位置し、村役場もこの島に所在しています。父島は、小笠原国立公園に指定されており、美しい自然と独自の文化を有しています。 概要 父島は硫黄島に次いで小笠原諸島で2番目に大きな島であり、周囲の兄島、弟島などとともに父島列島を形成しています。大陸と陸続きになったことがない海洋島で、多くの固有種が存在するため、島全体が小笠原国立公園に指定されています。集落は島の北西部の大村地区が中心で、島の西側には西に開けた二見湾があり、その北部に二見港が位置しています。 歴史 1920年代から大日本帝...»
大神山神社は、東京都小笠原村父島に位置する歴史ある神社です。豊かな自然に囲まれたこの神社は、父島の中心部である大村集落の裏手にある大神山の山腹にあり、大神山公園にも隣接しています。 概要 大神山神社は父島の文化と歴史の一端を担っており、島の守護神として広く親しまれています。神社は大神山公園の一部としても機能しており、美しい自然環境の中で参拝者を迎え入れています。 歴史 創建の由来 1593年(文禄2年)、徳川家康の意を受けて南海探検に出た家臣の小笠原貞頼により小笠原が発見されました。このとき、父島には「大日本天照皇大神宮の地」と記された標柱が建てられたと伝えられています。1675年(...»
南島は、東京都に属する小笠原諸島の父島列島にある無人島です。この島は、その独特な自然環境と保護された生態系で知られています。 概要 南島は父島の南西に位置し、典型的な第三紀由来の沈水カルスト地形が見られる無人島です。かつては常緑低木が生い茂っていましたが、ヤギによる食害で植生が減少し、一部の地面が露出した姿になっています。昭和40年代には植生回復を目指してヤギが駆除されました。その後、2003年(平成15年)からは自然保護のため観光客の入島に厳しいルールが設定されました。 沈水カルスト地形 南島の沈水カルスト地形は、氷期の海水面が低かった時代に形成されたカルスト地形が、後の海水面の上昇...»
母島は、小笠原諸島に属する自然豊かな島であり、東京都小笠原村に位置しています。父島の南約50 kmに位置し、姉島や妹島などの周辺の島々と共に母島列島を形成しています。小笠原村では、一般住民が居住する島は父島と母島のみです。豊かな自然と美しい景観、独自の文化が訪れる人々を魅了します。 母島のアクセス 母島へのアクセスは父島からの連絡船が唯一の手段です。父島二見港と母島沖村にある沖港を結ぶ定期船は約2時間で島を行き来します。また、母島は「ははじま丸」や貨物船「共勝丸」によって父島との間を結び、島外からのアクセスを支えています。母島は、東京港から父島まで「おがさわら丸」で到着し、そこで「ははじま...»
乳房山は、東京都小笠原村の母島中央部に位置する標高462.6メートルの山です。島山100選にも選定されており、小笠原諸島の有人島の中で最高峰に位置しています(無人島を含めると南硫黄島が標高916メートルで最高峰)。山頂からは母島諸島の美しい景観や、遠方に位置する父島諸島が見渡せます。母島一帯は小笠原国立公園に指定されており、豊かな自然が広がっています。 概要 乳房山では、第二次世界大戦中にアメリカ軍が投下した不要弾の爆発跡や塹壕跡が残されています。また、山頂からの初日の出は、一般人が立ち入り可能な場所として日本で最も早く見ることができるスポットです。 生物相 乳房山周辺には多様な植物や...»
新島ガラスは、東京都新島村で製造されるガラスおよびその加工品で、その独特なオリーブグリーン色が特徴です。このガラスは、島内で採れる特別な鉱物を原料に用いて作られており、世界で唯一の製法を持つガラスとして知られています。 新島の地理とガラスの原料 新島の位置と地質 新島は、伊豆諸島に属する島の一つであり、その地理的な特徴は、特に島の中部以南において顕著です。この地域は、抗火石(コーガ石とも呼ばれる)というガラス質の鉱物が主要な成分として含まれており、島の形成に大きな影響を与えています。 コーガ石の特徴と利用 コーガ石は、非常に特殊な鉱物であり、主に新島でしか採取できません。この貴重な鉱...»
地鉈温泉は、東京都の式根島に位置する自然の野湯です。この温泉は、海岸の岩場に湧き出しており、その独特な景観と効能で訪れる人々を魅了しています。また、野口冬人が選定した露天風呂番付では、東の張出横綱に番付けされていることでも知られています。 地鉈温泉の泉質と効能 泉質の特徴 地鉈温泉の泉質は硫化鉄泉であり、源泉温度は80度に達します。この温泉は「内科の湯」とも呼ばれ、神経痛や冷え性、関節症、婦人病などに効能があるとされています。温泉成分に含まれる鉄分の影響で、湯の色は赤色を帯びており、視覚的にも独特な印象を与えます。 引湯と他の温泉との関係 この温泉の源泉は、足付港横にある「松が下雅湯...»
伊豆大島は、伊豆諸島の最北端に位置する火山島であり、豊かな自然と歴史を持つ観光地です。東京都に属し、観光資源としても人気の高いこの島は、美しい景観と多様な生態系、そして興味深い歴史を有しています。以下では、伊豆大島の概要から地理、気候、さらには観光スポットまで、島を訪れる際に知っておきたい情報を紹介します。 概要 伊豆大島は東京都大島町に属し、2021年3月時点での人口は7,228人です。最大の集落は元町地区で、島の西部に位置しています。伊豆大島の名物はツバキで、椿油が特産品として知られています。また、島の総面積の97%が富士箱根伊豆国立公園に指定されており、豊かな自然環境が保たれています...»
新島は、東京都の伊豆諸島に位置する美しい島で、観光や自然環境の豊かさで知られています。首都圏からわずか160km南に位置し、静岡県下田市からは南東に36kmの距離にあります。島は自然の美しさと清浄な空気、そして豊かな歴史と文化を誇り、サーフィンや海水浴を楽しむ観光客を惹きつけています。 この島は、かつて「ナンパの島」として若者たちの間で知られていましたが、現在では家族連れやサーファーに人気の観光地として賑わっています。新島では美しい海水浴場やサーフィン、釣りなどのアクティビティを楽しむことができます。 海水浴とサーフィン 羽伏浦海岸 新島の代表的なビーチである羽伏浦海岸は、世界的に有名...»
神津島は、日本の伊豆諸島に位置する有人島の一つであり、東京都神津島村に属しています。島の形はひょうたん型をしており、北部には天上山(標高572メートル)が、南部には秩父山がそびえています。 雄大な自然環境と豊かな歴史を持ち、訪れる観光客を魅了する場所です。神津島は都会の喧騒を離れ、自然の中で心を癒すのに最適な場所で、訪れる人々に特別な体験を提供しています。 地理と地形 神津島は、伊豆諸島の有人島の中で最も西に位置しています。周辺には数十個の流紋岩質単成火山があり、これらが「神津島火山群」を形成しています。島のシンボルである天上山は、9世紀の噴火で形成された溶岩ドームで、山頂には「表砂漠」...»
天上山は、東京都神津島村に位置する神津島の最高峰であり、その美しい自然環境と火山の歴史で知られています。標高571.8メートルを誇り、島全体の象徴的な存在となっています。この山は、豊かな植生やユニークな地形を持ち、訪れる人々に忘れられない体験を提供します。 天上山の形成と歴史 天上山は838年7月29日(承和5年7月5日)に始まった噴火によって形成されました。この噴火では火砕流や火砕サージが噴出し、その後、火砕丘が形成され、最終的に溶岩ドームが完成しました。古記録によると、この噴火は関東、中部、近畿地方にまで影響を及ぼし、840年10月(承和7年9月)になっても噴出物が高温であったとされて...»
三宅島は、東京都に属する伊豆諸島の一つで、富士箱根伊豆国立公園に指定されています。自然の美しさと豊かな生態系、そして活火山が織り成すダイナミックな景観が魅力のこの島は、多くの観光客を惹きつけています。 バードウォッチングとエコツーリズム 三宅島は「バードアイランド」として知られ、200種類以上の野鳥が生息しています。特に、島の固有種であるツグミ科のアカコッコは、野鳥観察愛好家にとって特別な存在です。島には「アカコッコ館」もあり、バードウォッチングの拠点として利用されています。火山活動による影響で一時的に野鳥の数は減少しましたが、現在ではその多くが回復しつつあります。 スキューバダイビング...»
御蔵島は、東京都に属する伊豆諸島の一部であり、豊かな自然と独自の文化が息づく島です。この小さな島は、美しい自然景観や貴重な生態系、そして歴史的な背景を持ち、訪れる人々に独特の魅力を提供します。 御蔵島の地理的特徴 御蔵島は、東京都心から南へ約190キロメートル、三宅島の南南東約19キロメートルに位置する、ほぼ円形の島です。島の面積は20.55平方キロメートル、周囲は16.4キロメートルで、中央には標高851メートルの御山(おやま)がそびえ立ちます。 この島は、富士箱根伊豆国立公園の一部であり、火山活動度ランクCに指定された活火山でもあります。御蔵島火山の活動は約7,000年前に停止し、そ...»
八丈島は、東京都の伊豆諸島に属する有人島で、リゾート地としても親しまれています。隣接する無人島「八丈小島」との区別のために「八丈本島」や「八丈大島」とも呼ばれることがあります。この島は、自然豊かで美しい風景が広がり、様々なアクティビティや観光スポットを楽しむことができます。 都心から飛行機でわずか55分の距離にあり、手軽なリゾート地としても親しまれています。美しい自然環境に恵まれ、温泉、海水浴、特産品など、訪れる観光客にさまざまな楽しみを提供しています。さらに、気候や地理的特徴もユニークで、他の島々とは異なる魅力を持っています。 地理とアクセス 八丈島は東京都心から約287キロメートル南...»
青ヶ島は東京都に属する伊豆諸島の最南端に位置する火山島で、日本で最も人口が少ない市町村として知られています。この島は、人口約162人(2024年現在)という小さなコミュニティを形成しており、全世帯が住所無番地という特異な形態を持っています。青ヶ島はその独自の地形と自然環境から、まるで「海上のマチュピチュ」や「東洋のマチュピチュ」とも称される、魅力的で神秘的な観光地です。 観光スポット 神子ノ浦展望広場 この展望広場からは、黒潮の流れと青ヶ島の住民が上陸や荷揚げに使用していた神子ノ浦を一望することができます。断崖絶壁の道を降りることは困難ですが、展望広場からの眺めは格別です。 尾山展望公...»
青ヶ島村は、東京都の伊豆諸島南部に位置する青ヶ島を含む村で、東京都八丈支庁の所管区域に属しています。この小さな村は、他の島嶼部と同様に郡には所属しておらず、東京都の特別区から最も離れた場所にあります。 概要 青ヶ島村の人口は2024年5月1日時点で162人で、日本の地方自治体の中で最も少ない人数を誇っています。青ヶ島は火山島であり、二重カルデラという特異な地形を持っています。2014年には、アメリカの観光保護NGO「One Green Planet」により『死ぬまでに見るべき世界の絶景13』の一つとして紹介されました。さらに、2016年7月5日にはスミソニアン博物館が青ヶ島村を『活火山内に...»
御蔵島村は、東京都の島嶼部に位置する美しい村です。この村は、伊豆諸島の中部にある御蔵島と無人島の藺灘波島(いなんばじま)を区域としています。東京都心から南へ約200キロメートルに位置し、太平洋上に浮かぶ断崖絶壁の島として知られています。自然豊かな環境と独自の生態系を持つこの島は、観光客にとって魅力的なスポットとなっています。 御蔵島村の基本情報 御蔵島村は、東京都御蔵島村が正式な住所表記であり、三宅支庁が所管する地域です。村域の面積は20.58平方キロメートル、世帯数は173世帯、人口は331人(2020年8月1日時点)です。村の最高峰である御山は標高851メートルを誇り、壮大な自然景観が...»
新島村は、東京都の島嶼部に位置する美しい村で、観光業が盛んです。新島と式根島の2つの主要な有人島から構成され、温泉やビーチを中心に多くの観光スポットが点在しています。村の人口は約2,500人で、夏は比較的涼しく、冬は比較的暖かい気候が特徴です。 島々は豊かな自然と温泉、美しいビーチなどで知られ、多くの観光客を惹きつけています。また、サーフィンや釣りなどのアクティビティを楽しむことができ、都会の喧騒を離れたリラックスした時間を過ごせるのが特徴です。 地理と自然環境 位置と構成 新島村は、東京都心の南約160kmに位置する太平洋上の村です。新島、式根島、無人島の鵜渡根島(うどねじま)、早島...»
東京都の伊豆諸島北部に位置する利島村は、独自の文化と自然が融合した魅力的な場所です。面積はわずか4.12平方キロメートルで、都内の市区町村の中で最も小さい村です。温暖な気候が特徴で、椿、サザエ(特に大きなもの)、伊勢エビが特産品として有名です。 利島村の概要 利島村は、伊豆諸島の一部であり、東京都心から南へ約130kmの太平洋上に浮かぶ小さな島です。東京都の最小の市区町村であるこの村は、大島支庁の管轄下にあり、行政的には「東京都利島村」として知られています。 島の特徴と自然環境 利島は山と坂道が多く、平地がほとんどありません。島の中心にある宮塚山は標高508メートルで、かつては火山活動...»
東京都の島嶼部に位置する大島町は、伊豆諸島の北端にある伊豆諸島の中で最大の島、伊豆大島を含む区域としています。行政区画上では「東京都大島町」と表記されるこの町は、特に火山活動で知られる三原山、名産品の椿、伝統文化の象徴「あんこさん」が大島の代表的なシンボルです。温暖な気候に恵まれたこの町の年間平均気温は摂氏15.8度です。 地理と気候 大島町は、東京都心から南に約120kmの位置にあります。伊豆諸島最大の島である伊豆大島を擁しており、その象徴的な山である三原山は、観光客にも人気のスポットです。温暖な気候が特徴で、年間を通じて訪れるのに適した気候条件を備えています。 伊豆大島の自然と地理 ...»
三原山は、東京都大島町の伊豆大島に位置する活火山です。伊豆大島は、東京から南へ約100kmに位置する島で、美しい自然と火山活動で有名です。三原山はその中央にそびえ、標高758mの三原新山が最高峰となっています。この山は観光地としても知られ、火口周辺を散策できる遊歩道が整備され、多くの観光客が訪れます。 三原山の構造 伊豆大島は玄武岩質マグマの噴出によって形成された成層火山で、島の中央に幅2500m、長さ3200mのカルデラを持っています。このカルデラは、複数のカルデラ地形が複合してできたと考えられています。三原山はそのカルデラの南西部に位置し、中央火口丘(内輪山)として存在しています。 ...»
波浮港は、東京都大島町に位置する地方港湾であり、港湾管理者は東京都が務めています。この港は、港則法の適用を受けており、統計法に基づく港湾調査規則では乙種港湾に分類されています。 概要 波浮港は、伊豆大島の南端に位置する港で、その特徴的な地形は9世紀に発生した割れ目噴火による火口湖(マール)を利用しています。この火口湖は、1703年の元禄関東地震による津波で海と繋がり、さらに1800年には秋広平六によって崖が切り崩され、現在の形となる港が完成しました。 かつて波浮港は、遠洋漁業の中継基地や風待ち港として栄え、多くの船がこの港を利用していました。その栄華の象徴として、大正時代の建物が今も残っ...»
大島公園動物園は、東京都大島町に位置する魅力的な動物園です。東京都が策定した「ズーストック事業」の対象となっており、自然を生かした展示方法や希少動物の繁殖に力を入れています。 概要 大島公園動物園は、周囲の自然を取り入れた展示方法が特徴で、特に園内では噴出した溶岩を利用した展示が行われています。また、「ズーストック事業」の一環として、カラスバトの国内初の繁殖成功など、希少動物の飼育・繁殖にも注力しています。園内で指定のエサを購入し、動物に与えることができるのも魅力の一つです。 自然を生かした展示 大島公園動物園の展示は、ただ動物を見せるだけでなく、周囲の自然環境と調和した展示が行われて...»
大島温泉は、東京都大島町、伊豆諸島の伊豆大島に位置する温泉です。1986年に発生した三原山の噴火の収束後、島内の水源井戸の温度が徐々に上昇し、その後温泉として認定されるという非常に珍しい経緯を持つ温泉地です。自然の力によって生まれたこの温泉は、現在も多くの観光客に愛され、リラックスと癒しを提供しています。 温泉の歴史 大島温泉の歴史は、1986年に三原山が噴火したことから始まります。噴火が収束した後、島内の水源井戸の温度が上昇し始め、これが後に温泉の源泉として認定されました。この現象は、火山活動が温泉の発生に直接関与していることを示しています。1990年には、大島町営の「元町浜の湯」がオー...»
筆島は、東京都大島町に属する無人島で、伊豆大島の南東沖に位置する高さ約30メートルの岩です。その独特の形状が筆の穂先に似ていることから「筆島」と名付けられました。この島は、雄大な自然と火山活動の歴史を感じさせる景観が広がり、観光客や地元の人々にとっても魅力的な場所となっています。 筆島の地理的特徴 筆島は、伊豆大島の南東の海岸からおよそ100メートルの沖合に位置し、海中から突き出た岩が特徴的です。その背後には切り立った断崖絶壁が広がり、周囲の景観と相まってダイナミックな風景を楽しむことができます。島の周囲の海域も透明度が高く、海の美しさと相まって訪れる人々を魅了します。 筆島の歴史 筆...»
利島は、東京都に属する伊豆諸島の有人島です。豊かな自然と独自の歴史を持ち、島の美しい風景とともに、古代からの定住の痕跡が見られます。この記事では、利島の地理的特徴や自然環境、歴史などについて詳しくご紹介します。 利島の地理 利島は、伊豆諸島に位置する火山島であり、行政区画は東京都利島村に属します。島の位置は、東京から約144km南にあり、伊豆大島からは南に27kmの距離にあります。この島は伊豆七島の中でも最も小さく、面積は約4.12平方キロメートル、外周は約7.7キロメートルです。島全体は円錐形をしており、最高峰は宮塚山(標高507.5メートル)です。 火山島としての特徴 利島は複成火...»
羽伏浦海岸(はぶしうらかいがん)は、伊豆諸島・新島の東側に位置する美しい海岸です。白い砂浜が広がり、透き通った青い海と相まって、訪れる人々に壮大な自然の景観を提供します。羽伏浦海岸はその美しさから「新東京百景」にも指定されており、新島を訪れた際には必ず立ち寄りたいスポットの一つです。 白ママ断層の魅力 羽伏浦海岸の南には「白ママ断層」と呼ばれる特徴的な断崖があります。「白ママ」の「ママ」とは、日本の古語で崖や土手の崩れを意味しており、この断層は火山灰層が長い年月をかけて海によって浸食され、真っ白な断崖絶壁となったものです。白ママ断層は高さが30〜250メートル、長さが約7キロメートルにもわ...»
モヤイ像は、東京都伊豆諸島の新島村で生まれた独特な石像で、イースター島のモアイ像に似たデザインを持っています。しかし、このモヤイ像は単なる模倣ではなく、地元の文化や歴史と結びついた日本独自の石像です。 新島の特産品「抗火石」 新島村には「抗火石(コーガ石)」という、非常に珍しい石材が産出されます。この石は軽くて加工しやすいため、さまざまな彫刻に用いられています。抗火石は世界でも新島とイタリアのリーパリ島のみで採掘される貴重な石で、その埋蔵量は約10億トンと推定されています。 モヤイ像の由来と意義 モヤイ像は、抗火石を材料にして作られた石像で、地元の観光協会の理事でありアーティストでもあ...»
十三社神社は、東京都新島村本村に位置する神社で、伊豆諸島最大規模を誇る神社です。新島の総鎮守として「明神さま」とも呼ばれ、東京都神社庁の管轄下にあります。神社の背後には宮塚山の絶壁がそびえ立ち、厳かな雰囲気を醸し出しています。 神社の歴史と由来 創建と祭神 十三社神社は、伊豆諸島を開拓した祖神である事代主命(ことしろぬしのみこと)を主祭神として祀っています。この神社の名前の由来でもある「十三」という数字は、事代主命を含む合計13の神々を祀っていることから来ています。主祭神である事代主命は、通称「恵比寿神」としても知られており、以下の12柱の同族神々が合祀されています。 祀られている神々...»
八丈島温泉は、東京都八丈町に位置する八丈島にある温泉の総称です。八丈島は自然豊かな島で、多くの温泉が点在しており、それぞれが独自の特色を持っています。観光客にとって、これらの温泉を巡ることが八丈島の魅力の一つとなっています。また、各温泉を効率よく楽しむために、八丈町では「湯巡り一日入浴券」や、町営バスと併せたフリーパス「BU・SU・PA(バスパ)」が販売されています。これらのパスを活用することで、島内の温泉巡りがより快適で便利になります。 八丈島温泉の温泉一覧 樫立向里温泉(かしたてむかいざとおんせん) 樫立向里温泉は、三原山の南側に位置する坂上地区にある温泉です。公衆浴場「ふれあいの湯...»