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新宿 観光ガイド

新宿エリアには明治神宮、新宿御苑、代々木公園などの観光スポット、針供養、神楽坂まつり、富士まつりなどの観光イベント、すき焼き、もつ鍋、そばなどのご当地グルメがあります。

新宿駅東側は、老舗デパートや飲食店、紀伊国屋書店や中村屋など老舗専門店が密集している日本一の繁華街となっています。

新宿駅西側は、高層オフィスや高層ホテルなどが立ち並ぶ超高層ビル群となっている地域となりますが、小田急デパートや京王デパート、ルミネなどの専門店、大型量販店も所狭しと立ち並んでいます。

新宿駅の北側には、ホテルや飲食店が多く歓楽街となっています。新宿駅南側には、色々な店舗が軒を連ねるモザイク通りがあります。

渋谷、池袋と並ぶ大副都心のひとつ新宿は、このように新宿駅を中心に歓楽街、オフィス街、繁華街として成長しているエリアですが、上智大学、日本教育大学院大学、東京中華学校など学校施設も多数点在しています。

新宿といえば、東京都庁が有名ですが、近年周辺を一望できる南展望室が人気スポットとして人気を集めています。

以前は、知る人ぞ知る人気スポットだった東京都庁 南展望室ですが、最近は外国人向けの観光ガイドにも載るほど有名になり、都民、日本国民だけでなく、多くの外国人観光客も絶景のロケーションを一目見ようと訪れています。

昭和初期までの新宿駅周辺の様子を遺跡や復元模型を通して学ぶことができる新宿歴史博物館をはじめ、新宿御苑や聖徳記念絵画館、消防博物館など、歴史を学びながら楽しめる施設も沢山あります。

また、初心者からフィギュア選手、アイスホッケーの選手まで幅広く利用することができる屋内リンク場「明治神宮アイススケート場」や鯉を釣ることができる市ヶ谷フィッシュセンターなど家族で楽しむことができる施設も色々とあります。

東京都庁、ホテル、商業ビルと高層ビルが立ち並ぶ新宿エリアには、グルメやショッピングを楽しめる百貨店やデパート、歴史を学べる施設、寄席やお笑いを楽しめる劇場などのアミューズメントパークも多く多面的な顔を持つ街、エネルギッシュな街でもあります。

子供から大人まで楽しめる新宿エリアは、東京観光には外せないエリアのひとつです。

新宿のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

新宿御苑

新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区にまたがる、環境省所管の国民公園です。その美しい景観と歴史的背景から、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。 概要 新宿御苑は、約58ヘクタールの広大な敷地に「日本庭園」、「イギリス風景式庭園」、「フランス式整形庭園」、そして大温室が組み合わさった美しい庭園が広がっています。もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地で、1879年に新宿植物御苑として開設されました。開設当初は宮内省(現在の宮内庁)の管理下にありましたが、第二次世界大戦後には一般公開され、現在は環境省の管轄する国民公園として親しまれています。 歴史と文化的背景 新宿御苑...»

新宿中央公園

新宿中央公園は、東京都新宿区西新宿二丁目に位置する、新宿区立の都市計画公園です。24時間開園しており、入園料は無料です。新宿御苑や明治神宮外苑などに次ぐ広さを誇り、新宿区立公園の中では最大の面積を持つ公園です。 ...»

国立能楽堂

国立能楽堂は、東京都渋谷区千駄ヶ谷に位置する、能楽専門の公演場です。この施設は、独立行政法人日本芸術文化振興会の国立能楽堂部が運営しており、能や狂言の主催公演をはじめ、能楽の公演を行うための劇場として広く貸し出されています。 ...»

NTTドコモ代々木ビル(ドコモタワー)

NTTドコモ代々木ビルは、東京都渋谷区千駄ヶ谷に位置するNTTドコモの超高層ビルで、通称「ドコモタワー」とも呼ばれています。このビルは新宿駅の南側および代々木駅の東側に位置し、その圧倒的な存在感から「新宿のエンパイアステートビル」とも称されています。 ビルの概要 1990年代半ば、NTTドコモは携帯電話の急速な普及を見越して、新たな中継基地の建設を決定しました。その結果、東京都心部に位置する旧国鉄新宿貨物駅の跡地が選ばれ、1997年12月に工事が開始され、2000年9月に竣工しました。このビルは高さ239.85メートルを誇り、都内でも特に高い建築物の一つとなっています。 特徴的なデザイン...»

バスタ新宿

バスタ新宿は、東京都渋谷区千駄ヶ谷五丁目の新宿駅南口地区に位置する交通ターミナルです。鉄道駅や高速バスターミナル、タクシー乗降場などが集約され、交通機関のハブとして機能しています。正式名称は「新宿南口交通ターミナル」であり、その開業により、新宿駅西口周辺の19か所に分散していた高速バス乗降場が集約されました。 バスタ新宿の規模と機能 バスタ新宿は、118社のバス事業者が乗り入れる日本最大級の高速バスターミナルです。1日の発着便数は最大1625便、停車場数は15、行先は39都府県300都市に及びます。また、国土交通省関東地方整備局が施行した「新宿駅南口地区基盤整備事業」の一環で整備され、20...»

新国立劇場

東京都渋谷区本町一丁目に位置する新国立劇場は、日本のオペラ、バレエ、現代舞踊、演劇の中心的な舞台です。この劇場は、日本芸術文化振興会が設置し、公益財団法人新国立劇場運営財団が運営を担当しています。 劇場の概要 新国立劇場では、オペラ、バレエ、現代舞踊、演劇の主催公演が行われており、これらの公演のための施設も貸し出しています。また、劇場には付属の研修所があり、オペラ学校、演劇学校、バレエ学校としての機能を持っています。 劇場の歴史 設立の背景 1950年代半ば、伝統芸能のための国立劇場設置案が公表されたことを契機に、現代的な芸能のための劇場建設を求める声が高まりました。これにより、伝統...»

新宿文化センター

新宿文化センターは、東京都新宿区新宿六丁目に位置する新宿区立の複合文化施設です。正式名称は「新宿区立新宿文化センター」で、地元の文化発信拠点として広く親しまれています。 概要 新宿文化センターは、新宿区成立25周年を記念して、地域住民からの強い要望に応え、1979年に開館しました。施設は、旧都電大久保車庫の跡地を利用して建設され、地域社会に貢献する文化施設としてその役割を果たしてきました。開館から28年が経過したため、2008年4月には大規模な改修工事が行われ、より快適な施設としてリニューアルオープンしました。 施設の特徴 多目的ホール 新宿文化センターには、大小二つのホールがありま...»

須賀神社(新宿区)

須賀神社は、東京都新宿区須賀町に鎮座する神社で、江戸時代には四谷総鎮守の天王様として地域住民から篤い信仰を集めてきました。その起源は寛永11年(1634年)に遡り、旧社格は郷社です。神社の神紋は「抱き稲に左三つ巴」です。 歴史と由来 創建と初期の歴史 須賀神社の創建は、寛永11年(1634年)に赤坂一ツ木村(一ツ木)の清水谷にあった稲荷神社を、江戸城外堀の普請に伴い、四谷に遷座したことに始まります。これにより、四谷総鎮守として信仰を集め、江戸時代には「稲荷山宝蔵院天王社」や「四谷牛頭天王社」などの名で呼ばれていました。 合祀と発展 寛永14年(1637年)には、日本橋大伝馬町の鎮守で...»

熊野神社(新宿区)

熊野神社は、東京都新宿区西新宿二丁目にある神社であり、新宿総鎮守として知られています。「十二社熊野神社(じゅうにそうくまのじんじゃ)」や「新宿熊野神社」とも称されるこの神社は、新宿の歴史と深く結びついています。 神社の概要 所在地と概要 熊野神社は東京都新宿区西新宿二丁目に位置し、地域の守護神として崇められています。新宿区内の広範囲にわたる氏子町を持ち、新宿の総鎮守として長い歴史を持つ神社です。 神社の由緒 熊野神社は、室町時代に紀州出身の商人・鈴木九郎によって応永年間(1394年 - 1428年)に創建されたと伝えられています。鈴木九郎は、代々熊野神社の神官を務めた鈴木氏の末裔であ...»

新宿末廣亭

新宿末廣亭は、東京都新宿区新宿三丁目に位置する、由緒ある寄席です。新宿末廣亭は、都内に4軒存在する落語定席の一つで、主に落語を中心に、漫才や俗曲などの色物芸が演じられています。「色物」という言葉は寄席に由来し、末廣亭の外に掲げられた提灯の中には「末広亭」と書かれたものも見られます。 新宿末廣亭の歴史 創業から戦後復興まで 1897年(明治30年)に創業した新宿末廣亭は、もともとは「堀江亭」という名前で営業していましたが、1910年(明治43年)に名古屋の浪曲師、末広亭清風によって買い取られ、現在の「末廣亭」としての歴史が始まりました。当初は浪曲席として営業しており、現在地よりもやや南寄り...»

新宿アイランドタワー

新宿アイランドタワーは、東京都新宿区西新宿六丁目に位置する超高層ビルです。新宿新都心の一角にあり、住宅・都市整備公団(現・都市再生機構(UR))が施行した西新宿六丁目東地区第一種市街地再開発事業によって、平成7年に完成しました。この再開発事業により、新宿アイランドタワーを中心とした職住一体型の複合区域が形成され、全体として「新宿アイランド(Shinjuku i-Land)」と呼ばれています。 開発の背景と歴史 新宿アイランドタワーが建設された土地は、かつて東京都水道局新宿営業所跡地を含む、古い住宅が密集していた約2万9千平方メートルのエリアでした。この土地において都市基盤整備を図る計画が1...»

聖徳記念絵画館

聖徳記念絵画館は、東京都新宿区の明治神宮外苑に位置する美術館で、明治天皇の生涯を描いた絵画を展示しています。歴史的・文化的に貴重な絵画が揃っており、神宮外苑の中心的な建物のひとつとして、多くの訪問者を迎えています。 概要 聖徳記念絵画館は、幕末から明治時代にかけての明治天皇の功績を描いた絵画を展示する施設で、宗教法人明治神宮の予算で維持管理されています。外部からの支援は一切受けていません。 歴史 建設計画と完成まで 明治天皇の崩御後、絵画館の建築計画が立ち上がりました。1919年(大正8年)、明治天皇の大喪儀が行われた旧青山練兵場の跡地で着工され、1926年(大正15年)に竣工しまし...»

穴八幡宮

穴八幡宮は、東京都新宿区西早稲田二丁目に位置する神社です。商売繁盛や出世、開運、そして蟲封じのご利益があることで広く知られています。古くは「高田八幡宮」と呼ばれていましたが、現在は「穴八幡宮」の名で親しまれています。 歴史 穴八幡宮の歴史は長く、社伝によれば1062年(康平5年)、源義家が奥州からの凱旋の途中、この地に兜と太刀を納め、八幡神を祀ったことに始まります。1636年(寛永13年)にはこの地に的場が設けられ、この八幡宮は守護神とされました。 穴の発見と神社の名前の由来 1641年(寛永18年)、社僧の良晶が宮守の庵を建てるために南側の山裾を切り開いていた際、偶然にも横穴が見つか...»

消防博物館

消防博物館は、東京都新宿区四谷に位置し、東京消防庁の歴史と活動に関する貴重な資料を展示する施設です。この博物館は四谷消防署に併設されており、1992年12月3日に開館しました。館内には、消防車や消防ヘリコプターなどの展示物が並び、消防活動の歴史や技術を広く紹介しています。 主な展示品 館内には、過去に使用された消防機器や車両が多数展示されています。例えば、消防ヘリコプター「かもめ」(5階屋上)や、消防ヘリコプター「ちどり」(1階および3階)など、かつて東京消防庁航空隊で現役として使用されたヘリコプターが展示されています。また、明治時代の馬牽き蒸気ポンプや歴代の消防車、救急車など、時代を超え...»

戸山公園

戸山公園は、東京都新宿区に位置する都立公園です。公園は明治通りを境に、大久保地区(西側)と箱根山地区(東側)に分かれており、戸山二丁目・三丁目と大久保三丁目にまたがる形で広がっています。 歴史的背景 戸山公園の歴史は江戸時代に遡ります。当時、この一帯は尾張藩徳川家の下屋敷がありました。2代藩主徳川光友は、この地に「戸山荘」または「戸山山荘」と呼ばれる回遊式庭園を造営しました。庭園内には、箱根山に見立てた築山「玉円峰」や、東海道の小田原宿を模した建物など、二十五景が巧みに配置されていました。これらの景観は、11代将軍徳川家斉が訪れたこともあり、水戸藩徳川家の小石川上屋敷と並ぶ、名だたる大名庭...»

東京グローブ座

日本の東京都新宿区にある劇場「東京グローブ座」は、東京都新宿区百人町に位置する文化施設です。 概要 「東京グローブ座」と隣接する高層マンション「西戸山タワーホームズ」は、1980年代に当時の中曽根康弘首相が提唱した「民間活力導入による国有財産の有効活用」という政策のもと誕生しました。 再開発の背景 当時、新宿区百人町三丁目には「新宿住宅」と「西戸山住宅」という二つの公務員宿舎が存在していました。この再開発計画では、西戸山住宅を高層化して一本化し、新宿住宅の敷地を国から民間に売却して再開発することが目指されました。 1983年(昭和58年)12月、三菱地所など56社のデベロッパーが均等...»

早稲田大学 坪内博士記念 演劇博物館

早稲田大学坪内博士記念演劇博物館は、東京都新宿区の早稲田大学構内に位置する博物館です。通称「エンパク(enpaku)」として知られ、「演劇博物館」や「演博(えんぱく)」とも呼ばれています。 概要 この博物館は、アジアで唯一、演劇を専門的に取り扱う施設として広く知られています。早稲田大学と演劇の歴史を語る上で欠かせない場所であり、その設立には英文学者である坪内逍遥の貢献が深く関わっています。 坪内逍遥の功績と博物館の設立 早稲田大学坪内博士記念演劇博物館は、雑誌『早稲田文学』の創刊に寄与した坪内逍遥の古稀を祝うため、さらに彼が1909年(明治42年)から19年間の歳月をかけて完成させた『...»

林芙美子記念館

林芙美子記念館は、東京都新宿区にある文学館で、林芙美子が晩年を過ごした家を改築して公開されています。管理・運営は公益財団法人新宿未来創造財団が行っています。この記念館は、林芙美子の作品や生活を知るための貴重な場所であり、多くの文学ファンや観光客が訪れます。 概要 林芙美子は1941年(昭和16年)8月から1951年(昭和26年)6月28日に亡くなるまで、この家に住んでいました。彼女の住んでいた家の一部は記念館として整備され、公開されています。旧家部分への立ち入りは制限されていますが、林芙美子が生前に生活していた茶の間や書斎、小間などの様子を庭から垣間見ることができます。 また、彼女の夫で...»

SOMPO美術館

SOMPO美術館は、東京都新宿区に位置する美術館で、主に東郷青児の作品を中心に展示しています。公益財団法人SOMPO美術財団によって運営されており、長い歴史を持つ美術館です。 美術館の概要 この美術館は、安田火災海上保険(現:損害保険ジャパン)の前身である会社の時代から、東郷青児との深い縁がありました。彼の協力の下、1976年6月に西新宿の安田火災海上本社ビル(現:損保ジャパン本社ビル)の42階に「東郷青児美術館」として開館しました。美術館の開館に際して、東郷青児は自らの作品200点を提供し、財団法人安田火災美術財団(現:公益財団法人SOMPO美術財団)も設立されました。 2020年7月...»

新宿アルタ

新宿アルタは、東京都新宿区新宿三丁目に位置するファッションビルです。新宿駅東口駅前に立地し、かつては「スタジオアルタ」というテレビスタジオが7階にありました。このスタジオは、多目的劇場「KeyStudio」として現在も使用されています。ビルの正式名称は、2000年にダイビルが所有権を取得して以降「新宿ダイビル」となっています。 名称の由来と歴史 「新宿アルタ」という名称は、「オルタナティブ(ALTernAtive)」に由来しており、「既存のものに対する新しいもの、常に新しいモノを発信する」という意味が込められています。ビルは1980年に新宿三丁目24番地に竣工し、当初の名称は「新宿情報ビル...»

新宿ゴールデン街

新宿ゴールデン街は、東京都新宿区歌舞伎町1丁目に位置する飲食店街です。バラック長屋に密集した約300軒の酒場が並び、作家や映画・演劇関係者が多く通う場所として知られています。 概要 新宿ゴールデン街は、約2000坪の狭い区画に低層の木造長屋が連なる地域で、200軒以上の小さな飲食店がひしめいています。この街は、かつては文壇バーなど個性豊かな店舗が多く、作家や編集者、映画監督、俳優などの文化人が集う場として栄えました。これにより、東京におけるサブカルチャーやアングラ芸術の発信地の一つとして認識されています。 1980年代後半のバブル景気の最盛期には、地上げが激しく行われましたが、飲食店の店...»

ルミネtheよしもと

ルミネtheよしもとは、吉本興業が運営するお笑い専門の劇場で、東京都新宿区に位置しています。この劇場は、新宿駅に隣接する商業ビル「LUMINE2」の7階にあり、多くの観客に愛されています。通称「ルミネ」として親しまれ、関東以外の地域や、吉本所属の芸人が「ルミネ」と言う場合は、通常この劇場を指します。 劇場の概要 ルミネtheよしもとは、もともと「ACT」という貸ホールとして知られていましたが、2001年4月に吉本興業の東京拠点としてお笑い専門劇場として生まれ変わりました。この劇場は458席を備えており、吉本興業の劇場の中では中規模に分類されます。客席数は大阪のなんばグランド花月(NGK)の...»

花園神社

花園神社は、東京都新宿区新宿に位置する由緒ある神社です。新宿の総鎮守として、長い歴史と豊かな文化的背景を持ち、多くの人々に親しまれています。旧社格は郷社で、倉稲魂命(花園神社)、日本武尊(大鳥神社)、受持神(雷電神社)の三柱の神を祀っています。 概要 花園神社は、新宿の中心部にあり、江戸時代に内藤新宿が開かれて以来、新宿の守り神として祀られています。現在でも多くの参拝者が訪れ、敷地内では劇団による演劇やイベントが定期的に開催され、地域の文化活動の拠点ともなっています。 創建と歴史 花園神社の創建時期は定かではありませんが、1590年、徳川家康が江戸に入った時にはすでに存在していたとされ...»

神楽坂

神楽坂は、東京都新宿区に位置する地域で、牛込地域の南西部にあります。神楽坂という名称は、早稲田通りの大久保通り交差点から外堀通り交差点までの坂道、およびその周辺の地名を指します。この地域には神楽坂一丁目から六丁目までの町名が存在しており、現在も住居表示は実施されていません。江戸時代には、牛込門に通じる交通の要衝として重要な役割を果たしていました。 神楽坂の名称の由来 神楽坂という名称の由来にはいくつかの説があります。『江戸名所図会 巻之四』(天保7年)によれば、この坂の右側に高田穴八幡の旅所があり、祭礼で神輿が通る際に神楽が奏されていたことから「神楽坂」と呼ばれるようになったとされています...»

明治神宮外苑

明治神宮外苑は、1926年に完成した東京都新宿区霞ヶ丘町と港区北青山にまたがる広大な洋風庭園です。スポーツ・文化施設や緑地、公園などが整備された一帯であり、全体の66.2%を明治神宮が保有し、管理しています。通常は略して「神宮外苑」と呼ばれることが多く、さらに「外苑」と略されることもあります。 明治神宮外苑の歴史 青山練兵場から神宮外苑へ 明治神宮外苑の土地は、元々青山練兵場であり、ここで1912年に明治天皇の大喪の礼が行われました。明治天皇の陵墓が伏見桃山に造営されることが決定した後、東京にも明治天皇を記念する施設を建設する声が高まりました。これを受けて、青山練兵場跡地が明治神宮の外苑...»

東京都庁舎

東京都庁舎は、東京都新宿区西新宿に所在する東京都庁の庁舎であり、第一本庁舎、第二本庁舎、東京都議会議事堂から構成されています。この庁舎は、日本の政治と行政の中枢を担う建物として、多くの人々に知られています。 計画から竣工まで 都庁舎建設の背景と決定 1970年代、美濃部亮吉都政下で、都議会議員と有識者で構成された本庁舎建設審議会は、東京都庁の老朽化、分散、狭さが都民サービスや職員の事務能率に悪影響を及ぼしているとし、庁舎の建て替えが必要であるとの結論に至りました。この答申を受けて、東京都庁を丸の内か新宿のどちらに建設するかという議論が始まりました。 1979年、巨額の財政赤字をもたらし...»

東京おもちゃ美術館

東京おもちゃ美術館は、特定非営利活動法人芸術と遊び創造協会が運営する、遊びをテーマとしたユニークな美術館です。1936年に竣工された旧四谷第四小学校校舎を利用しており、建物の歴史的価値と共に、様々な世代が楽しめる場所として親しまれています。 歴史 東京おもちゃ美術館の歴史は、1984年に遡ります。当初は多田信作氏によって東京都中野区に「おもちゃ美術館」として開館されました。その後、2007年9月に一度閉館しましたが、地域住民からの強い要望を受け、2008年4月20日に現在の新宿区四谷に移転し、「東京おもちゃ美術館」として再開しました。 再開後の美術館は、地域との結びつきを深め、旧四谷第四...»

稲荷鬼王神社

東京都新宿区歌舞伎町に鎮座する稲荷鬼王神社は、歴史と信仰の深い場所として知られています。この神社は、JR新大久保駅から南東に約400メートルの位置にあり、「鬼の福授けの社」として多くの信仰を集めています。特に、皮膚病やその他の病気平癒にご利益があるとされ、「撫で守り」の授与で有名です。また、境内にある三島神社には恵比寿神が祀られており、新宿山ノ手七福神の一つとしても知られています。 神社の由緒 創建と歴史 稲荷鬼王神社の起源は天保2年(1831年)に遡ります。当時、大久保村の氏神であった稲荷神と、紀州熊野から勧請されていた鬼王権現が合祀され、現在の稲荷鬼王神社が誕生しました。熊野からの鬼...»

草間彌生美術館

草間彌生美術館は、東京都新宿区弁天町に位置する現代アートの美術館です。運営は一般財団法人草間彌生記念芸術財団が行っており、2017年10月1日に開館しました。この美術館は、日本を代表する芸術家である草間彌生の作品を中心に展示しており、彼女のユニークな芸術世界を体験することができます。 美術館の概要 施設の特徴と設計 草間彌生美術館は、地上5階、地下1階の構造を持ち、モダンで洗練されたデザインが特徴です。この建物は、建築設計事務所「久米設計」によって設計され、2014年に竣工しました。そして、3年後の2017年10月に美術館として開業し、草間彌生の作品を多くの人々に公開する場となりました。...»

善國寺

善國寺は、東京都新宿区神楽坂に位置する日蓮宗の寺院であり、地域では「神楽坂毘沙門天」や「神楽坂の毘沙門さま」として親しまれています。この寺院は、徳川家康が開基し、日惺上人が開山したと伝えられており、江戸時代から多くの信仰を集めています。 寺院の概要 寺院の歴史と由緒 善國寺は、安土桃山時代の文禄4年(1595年)に、池上本門寺第12代貫主である日惺上人によって、馬喰町に創建されました。その後、幾度か火災に見舞われたため、麹町を経て寛政5年(1793年)に現在の神楽坂に移転しました。 本尊である毘沙門天は、江戸時代から「神楽坂の毘沙門さま」として広く信仰され、芝正伝寺や浅草正法寺とともに...»

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