東京都 » 東京都内(23区) » 中野・荻窪

天沼八幡神社

(あまぬま はちまん じんじゃ)

天沼八幡神社は、東京都杉並区天沼に位置する由緒ある神社です。荻窪駅から北に徒歩6分ほどの距離にあり、地域の鎮守として人々に親しまれています。神社の創建は戦国時代の天正年間(1573年〜1591年)に遡り、現在でもその歴史的な風情を残しています。

祭神

天沼八幡神社の御祭神は、以下の二柱です。

神社の歴史と由緒

天沼八幡神社は、旧天沼村字中谷戸の鎮守として創建されました。神社の別当寺は蓮華寺であり、長い間、地域の人々に守られてきました。明治40年(1907年)には、四面道にあった厳嶋神社を合祀し、御祭神が現在の二柱となりました。昭和2年(1927年)には村社に昇格し、地域の重要な信仰の場となっています。

境内と末社

境内には、商売繁盛や家運隆昌を祈願する大鳥神社(おおとりじんじゃ)をはじめ、いくつかの末社があります。大鳥神社の御祭神である日本武尊(やまとたけるのみこと)は、特に11月の酉の日に開かれる「酉の市」で多くの参拝者を迎えます。この日は縁起熊手や福升が授けられ、賑やかな雰囲気が漂います。

境内末社一覧

鎮守の杜と環境保護

天沼八幡神社の境内は、「鎮守の杜(もり)」として緑豊かな空間を保っています。境内の木々は樹木医による診断を受け、適切な管理が行われています。杉並区の保護樹木も約30本存在し、都会のオアシスとして訪れる人々に安らぎを提供しています。また、年2回行われる大祓(おおはらい)では、地元天沼産の竹が使用されるなど、地域との繋がりを大切にしています。

主要な行事と年間スケジュール

天沼八幡神社では、一年を通して様々な行事が行われ、地域の人々に親しまれています。主な行事のスケジュールは以下の通りです。

主な行事

アクセスと利用情報

天沼八幡神社へのアクセスは、JR中央線快速および東京メトロ丸ノ内線の荻窪駅より徒歩約12分と、非常に便利な立地にあります。参拝は無料で、どなたでも気軽に訪れることができます。四季折々の風景とともに、地域の守り神として親しまれている天沼八幡神社で、心安らぐひと時をお過ごしください。

Information

名称
天沼八幡神社
(あまぬま はちまん じんじゃ)

中野・荻窪

東京都