東京都 » 八王子・高尾山・町田

夕やけ小やけふれあいの里

(ゆうやけ こやけ さと)

夕やけ小やけふれあいの里は、東京都八王子市上恩方町に位置する八王子市立の自然体験型レクリエーション施設です。施設名は、この地に縁のある詩人・中村雨紅が作詞した童謡「夕焼小焼」に由来しています。八王子八十八景にも選ばれ、自然と文化が融合した体験を提供しています。

施設概要

「夕やけ小やけふれあいの里」は、童謡「夕焼小焼」のモデルとなった上恩方町にあり、自然体験を通じて地域の魅力を伝えています。館内には、中村雨紅の資料や地元出身の写真家・前田真三の作品を展示しているほか、御食事処、宿泊施設、キャンプ場など多彩な施設が揃っています。四季折々の風景を楽しめるほか、年間を通じてさまざまな自然体験が可能です。

春と夏の楽しみ方

春には約3,000本のミツバツツジが園内を彩り、鮮やかな景色が広がります。また、夏には園内を流れる清流で水遊びが楽しめ、訪れる人々に涼やかな時間を提供します。

秋と冬の魅力

秋にはモミジやカエデが紅葉し、園内は美しい秋の風景で包まれます。冬には、都内では珍しい幻想的な雪景色が広がり、里山ならではの静かな美しさを楽しむことができます。

沿革

夕やけ小やけふれあいの里は、1996年4月28日に「夕やけ小やけ文化農園」として開園しました。その後、2001年4月に現在の名称に改称されました。2009年11月3日には、西東京バスが運行していたボンネットバス「夕やけ小やけ号」(いすゞ・BXD50)が市に寄贈され、披露記念式典が開催されました。このバスは、施設内で保存展示されています。

施設の特徴

夕焼小焼館

館内には、前田真三ギャラリー、中村雨紅展示ホール、市民ギャラリーがあり、地元にゆかりのある作品や資料が展示されています。併設の喫茶室では、自然を眺めながらゆったりと過ごすことができます。

宿泊施設「おおるりの家」

「おおるりの家」では、宿泊と日帰り入浴が可能です。自然の中でリラックスしたひと時を過ごすことができ、家族連れやグループでの利用に適しています。

御食事処「いろりばた」

「いろりばた」では、地元の食材を使った料理を提供しています。食事を通じて、地域の味覚を楽しむことができます。

アクティビティ施設

園内にはバーベキュー場やキャンプ場があり、常設テントや持ち込みテントでのキャンプが可能です。また、ポニーやウサギなどが飼育されているふれあい牧場や、自然観察を楽しめるふれあい館もあります。

夕やけ小やけ ふれあいの道

施設からは、陣馬山・高尾山・八王子城跡へと続く遊歩道「夕やけ小やけ ふれあいの道」が整備されており、ハイキングや散策を楽しむことができます。

アクセス情報

夕やけ小やけふれあいの里へのアクセスは以下の通りです。

まとめ

夕やけ小やけふれあいの里は、自然と文化が交わるレクリエーション施設として、多くの訪問者に愛されています。四季折々の風景や、多様なアクティビティを通じて、来館者は豊かな自然体験を楽しむことができます。地域の歴史や文化にも触れながら、心身ともにリフレッシュできるスポットです。

Information

名称
夕やけ小やけふれあいの里
(ゆうやけ こやけ さと)

八王子・高尾山・町田

東京都