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揚げパン

(あげぱん)

懐かしの味!給食の名物

あげパンは、東京都大田区にある小学校が発祥とされている、学校給食でおなじみの懐かしいパンです。1952年(昭和27年)ごろ、同校で給食を担当していた調理師が、風邪で欠席した児童のために栄養のある食事を工夫しようと考えたのが始まりです。

保存性を高めるために、すでに時間が経って硬くなっていたコッペパンを油で揚げ、表面に砂糖をまぶすことで、美味しく食べられるように工夫されました。このアイディアが、やがて日本全国の学校給食に広まり、「あげパン」として親しまれるようになったのです。

あげパンとは?

あげパンとは、コッペパンなどのパンを油で揚げ、表面に甘い味付けを施した菓子パンの一種です。揚げたてのパンに砂糖やきな粉をまぶすことで、外はサクサク、中はふんわりとした食感を楽しむことができます。

さまざまなフレーバーのバリエーション

味付けには以下のような種類があり、好みに応じて選べるのも魅力です。

昭和から令和へ──今も愛され続ける理由

学校給食で育った世代にとって、あげパンは「懐かしの味」として深く記憶に残っています。現在では、学校だけでなく、地域のお祭りやパン屋、観光地のグルメイベントなどでも販売されており、幅広い世代に支持される国民的スイーツのひとつとなりました。

特に大田区では、あげパンを地域の名物として積極的にPRしており、発祥の地としての誇りと共に受け継がれています。

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名称
揚げパン
(あげぱん)

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