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HANEDA INNOVATION CITY

(羽田イノベーションシティ)

東京都大田区羽田空港に位置するHANEDA INNOVATION CITY(略称:HICity)は、旧羽田空港ターミナル跡地に建設された複合施設です。ここでは、研究施設、商業施設、ホテル、ライブハウスなどが集約され、様々な目的で利用される場となっています。

開発の背景

2008年3月、国土交通省、東京都、大田区、品川区による「羽田空港移転問題協議会」が羽田空港跡地利用基本計画をまとめました。その後、2010年10月に「羽田空港跡地まちづくり推進計画」が策定され、この計画に基づき、羽田空港跡地は「HANEDA GLOBAL WINGS」として再開発が進められました。

HANEDA INNOVATION CITYの誕生

「HANEDA GLOBAL WINGS」の第1ゾーンには「HANEDA INNOVATION CITY」が設けられました。このゾーンは空港と市街地の近接性を活かし、創造と交流の場として設計されました。そして、2023年11月16日にグランドオープンを迎えました。

施設の概要

HANEDA INNOVATION CITYには、複数の建物があり、研究開発施設や商業施設、ライブハウス、ホテルなどが含まれています。各施設は、以下のゾーンに分かれています。

主なゾーンの紹介

事業主体

HANEDA INNOVATION CITYの開発は、鹿島建設、大和ハウス工業、京浜急行電鉄、日本空港ビルデング、空港施設、東日本旅客鉄道、東京モノレール、野村不動産パートナーズ、富士フイルムが出資する「羽田みらい開発」によって行われました。

沿革

交通アクセス

HANEDA INNOVATION CITYは、京急・東京モノレールの天空橋駅(HICity口)に直結しており、京浜急行バス森21・蒲31系統の「天空橋」停留所からもアクセス可能です。

羽田エアポートガーデン

羽田エアポートガーデンは、住友不動産による複合商業施設で、東京都大田区羽田空港に位置しています。この施設は、羽田空港第3ターミナルと連絡通路を介して直結しており、ホテル、ショッピングセンター、温浴施設、MICE施設、バスターミナルなどが備わっています。

開発の背景

羽田エアポートガーデンの開発は、羽田空港周辺の再開発計画の一環として進められました。2008年に国土交通省と地元自治体によって羽田空港跡地利用基本計画が策定され、2010年には具体化した「羽田空港跡地まちづくり推進計画」が発表されました。この計画に基づき、第2ゾーンに位置する羽田エアポートガーデンは、住友不動産グループによって開発されました。

施設の概要

羽田エアポートガーデンは、地上12階建てで、延床面積は約9万1500平方メートルに及びます。当初は2020年4月19日に開業予定でしたが、新型コロナウイルス感染症の影響により延期され、2023年1月31日に全面開業を迎えました。

主な施設

交通アクセス

羽田エアポートガーデンへは、京急・東京モノレールの羽田空港第3ターミナル駅からアクセスが便利です。

周辺施設

2022年3月12日には、羽田エアポートガーデン付近と対岸の川崎市殿町地区「キングスカイフロント」を結ぶ「多摩川スカイブリッジ」が新たに開通し、さらにアクセスが向上しました。

設計・施工・運営

羽田エアポートガーデンの設計は日建設計、施工は西松建設が担当し、運営管理は住友不動産ヴィラフォンテーヌ株式会社が行っています。

Information

名称
HANEDA INNOVATION CITY
(羽田イノベーションシティ)

品川・蒲田

東京都