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戸越銀座

(とごし ぎんざ)

戸越銀座は、東京都品川区の豊町、戸越、平塚にまたがる戸越銀座通りに沿った商店街です。3つの商店街から構成され、関東でも有数の長さを誇る商店街として親しまれています。

商店街の概要

全長と店舗数

戸越銀座商店街は、全長約1.3キロメートルに及び、約400店舗が並んでいます。キャッチコピーは「遊びにおいでよ 戸越銀座」で、多くの観光客や地元住民に親しまれています。

構成する3つの商店街

戸越銀座は、以下の3つの商店街で構成されています。

これらの商店街は、それぞれ異なるデザインのアーチや街路灯を持ち、個性的な雰囲気を醸し出しています。戸越銀座は全国に300以上ある「○○銀座」と呼ばれる商店街の第一号としても知られています。

商店街の特徴

商店街のシンボルキャラクターは「戸越銀次郎(通称、銀ちゃん)」です。戸越銀座の各エリアは、訪れる人々に異なる魅力を提供し、それぞれのエリアでショッピングや食事を楽しむことができます。

歴史と発展

関東大震災からの復興

1923年(大正12年)の関東大震災で戸越銀座は大きな被害を受けました。震災後、戸越の商店街は低地であったため、冠水やぬかるみに悩まされていました。その際、同じく被災した銀座で撤去されたレンガが戸越に譲渡され、道路の舗装や排水工事に活用されました。これにより、戸越銀座の復興はスムーズに進み、銀座から譲り受けたレンガとの縁から「戸越銀座商店街」と名付けられました。

鉄道の開通と商店街の発展

1927年(昭和2年)には池上電気鉄道(現在の東急池上線)が開通し、戸越銀座駅が設置されました。これにより、戸越銀座はさらに発展を遂げ、多くの人々が訪れる商店街へと成長しました。

ヒートアイランド対策と無電柱化

2006年には東京都のヒートアイランド対策として、ドライミスト装置の設置事業補助金の対象に選ばれ、モイスチャーミストが導入されました。また、同年には「新・がんばる商店街77選」にも選ばれています。2006年度からは品川区と商店街連合会による無電柱化事業が進められ、2016年4月に完成しました。これにより、戸越銀座の景観が一層魅力的になりました。

商標登録と地域の誇り

「戸越銀座商店街」という名称は、地域団体商標として正式に登録され、地域の誇りとされています。戸越銀座は地域の人々の努力と歴史の積み重ねが詰まった商店街として、訪れる人々を迎え続けています。

アクセス

戸越銀座へのアクセスは非常に便利です。

Information

名称
戸越銀座
(とごし ぎんざ)

品川・蒲田

東京都