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羽田浅場 穴子

(はねだあさば あなご)

江戸前の穴子とは、まさに之のこと!柔らかい身が特徴

江戸前の穴子といえば、羽田の穴子と言われるほど、身が柔らかく良質な品として知られている。
そもそも江戸前の穴子とは東京湾の内湾(品川、羽田、金沢八景、富津、大貫等)の漁師が漁獲する穴子のこと。
羽田沖の浅場は、1984年から羽田空港を拡張した際に、地元の漁協や遊漁船組合の要望で作られた魚や生物を育成する浅瀬のことで、羽田沖は東京湾と多摩川の淡水が混じり合っているため養分がとても豊富であるため、良質な穴子が獲れるようだ。特に6月の梅雨時は脂が乗って美味しさは最盛期となる。

穴子は一年生の魚で、稚魚が成長して黒潮にのって回遊してくるため漁獲量は天候に左右されることと、その漁が非常に難しいため、漁師の数が減り続けている。
現在わかっているのは93歳(2009年6月現在)の漁師が一人、漁を続けているということ。
正真正銘の「江戸前の穴子」は、大田区の宝である。

別名     江戸前穴子 

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名称
羽田浅場 穴子
(はねだあさば あなご)

品川・蒲田

東京都