東京 観光ガイド

東京タワー・スカイツリー、高層ビルが建ち並ぶ首都東京。新宿、渋谷・原宿・表参道、六本木、銀座などではファッションやスイーツ、カフェなど最新のトレンドを追った街歩きが楽しめます。外国人に人気の築地では全国の食材・物品を購入することができます。

浅草の浅草寺門前町や柴又帝釈天の参道、谷中・根津・湯島などでは下町情緒を満喫できます。また、東洋のガラパゴスと呼ばれる小笠原諸島も実は東京都。奥多摩など自然を満喫する観光も可能です。

東京都観光を楽しむため

東京タワー・スカイツリー、高層ビル群が立ち並ぶ大都会東京。新宿、渋谷、表参道、六本木、銀座などを練り歩けば、最新のトレンドを追った街歩きを楽しめます。

他にも、秋葉原電気街や合羽橋商店街、中野ブロードウェイといった専門店が立ち並ぶエリアも多く、外国人にも人気の築地市場では全国各地から集まる食材を買い漁ることができます。

また、明治神宮や築地本願寺、神田明神などの寺社仏閣をはじめ、皇居や新宿御苑、浜離宮など由緒正しい観光名所も点在しています。浅草寺の門前町や柴又帝釈天の参道、谷中・湯島などでは下町情緒を満喫でき、両国国技館や歌舞伎座などでは江戸の文化を堪能することができます。

また、美術館や博物館が充実している他、上野動物園やサンシャイン水族館、しながわ水族館、としまえん、東京サマーランド、サンリオピューロランドなどファミリーで楽しめるスポットも盛りだくさん。

西部には高尾山や奥多摩があり、太平洋の南海上には伊豆七島、さらには東洋のガラパゴスと海外から絶賛される小笠原諸島といった自然豊かな観光エリアも充実しています。

東京都の歴史

関ヶ原の戦い後、徳川家康が江戸に幕府を開いたことで東京は大きな転機を迎えます。江戸は政治の中心地として全国各地から人や文化などあらゆるものが流入し、18世紀初頭には、すでに人口100万人を超える世界有数の大都市となっていました。

明治維新後、江戸は「東京」と改められ、明治天皇による東京遷都が行われると人口流入はさらに加速、大正時代には370万人にまで人口が膨れ上がります。

関東大震災や空襲によって東京は大きな損害を被りますが、戦後わずか20年足らずで東京オリンピックを開催するまでに復興します。その後も経済において常に全国をリードし、2020年の第2回東京オリンピック開催が決定するなど、首都東京はますますの勢いで発展を続けています。

東京都のご当地グルメ・食文化・特産品

月島のもんじゃ焼き、ドジョウを使った柳川鍋、東京湾の魚を握る江戸前寿司、干潟で獲れたアサリを使った深川めしなど、東京のご当地グルメは町人文化が色濃く出ています。

また、力士が稽古の際に食べるちゃんこ鍋、江戸っ子に食べられてきた関東炊きのおでん、ねぎま鍋、深大寺そば、伊豆諸島のべっこう寿司や珍味のくさやなど、郷土料理の数も豊富です。

世界各地からあらゆる料理や食材が入ってくる東京は、和・洋・中の全てのジャンルにおいて名店がしのぎを削っており、美食には事欠きません。また、東京は日本一のラーメン激戦区で、醤油、味噌、塩、豚骨、そしてつけ麺に油そばなど、全国各地のラーメン店の味を楽しむことができます。

他にも、福生バーガー、東村山黒焼きそば、太田塩焼きそばなどのB級グルメがあります。また、東京は東京X(エックス)などブランド豚の飼育が盛んで、美味しい豚肉を使った料理を食べることもできます。

お土産では佃煮や雷おこし、浅草海苔などが定番ですが、東京には数百にのぼる菓子店があるので、これぞという一品を探すのも東京観光の醍醐味です。

東京のおすすめスポット

観光地や名物をピックアップ!

東京スカイツリー

世界に誇る超巨大タワー

東京スカイツリーは、東京都墨田区押上に位置する電波塔であり、東京のランドマークの一つとして知られています。高さは634メートルに達し、タワーとしては世界第1位の高さを誇っています。建築物全体としては、ブルジュ・ハリファ(アラブ首長国連邦)やムルデカ118(マレーシア)に次ぐ世界第3位となります。 スカイツリーは、商業施設「東京ソラマチ」、オフィスビル「東京スカイツリーイーストタワー」を含む「東京スカイツリータウン」の中心的な存在です。周囲にはショッピングや飲食店、エンターテインメント施設が充実しており、観光客や地元住民にとって人気のスポットです。 東武鉄道の旧・業平橋駅の貨物駅跡地に、東武...»

高尾山

世界一の登山者数を誇る

高尾山は、東京都八王子市に位置する標高599メートルの山です。明治の森高尾国定公園および東京都立高尾陣場自然公園の一部であり、東京都心から近いため、年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れます。古くから修験道の霊山としても知られており、その歴史と自然の豊かさが魅力の一つです。 都心から電車で約1時間とアクセスがよく、気軽にハイキングが楽しめる山。年間を通じて多くの観光客や登山者が訪れる。 古くから修験道の霊山とされた。高尾山には古くから天狗が存在しているとの伝説もある。 標高は599メートル。明治の森高尾国定公園に指定されている。 山の中腹には、文化財を有する高尾山薬王院、さる園・野草園...»

浅草寺

雷門をくぐり、五重塔の威容と庭園の癒し、日本の美を堪能

東京都内最古の寺院である浅草寺は、下町情緒が漂う参道と仲見世通り、雷門や宝蔵門、本堂や五重塔などを有し、連日多くの観光客で賑わう日本有数の観光名所です。 ...»

上野動物園

日本でもっとも歴史ある動物園

上野動物園は、東京都台東区に位置する日本で最も歴史のある動物園です。1882年に開園し、現在でも日本一の年間利用者数を誇っています。園内は東園と西園に分かれ、「いそっぷ橋」を介して行き来することができます。また、総面積14ヘクタールの敷地には、500種以上の動物が飼育されています。 ...»

東京タワー

東京の中心に立つシンボル

東京タワーは、東京都港区芝公園に位置する総合電波塔です。正式名称は「日本電波塔(にっぽんでんぱとう)」であり、1958年(昭和33年)12月23日に竣工しました。高さは333メートルで、東京スカイツリーに次ぐ日本で2番目に高い建造物となっています。 地上125メートルのメインデッキと250メートルの特別展望台トップデッキからは、晴天の日には富士山や三浦半島、房総半島まで見渡すことができます。 タワーの下にある5階建ての施設「フットタウン」には、新体験テーマパーク「RED° TOKYO TOWER(レッド東京タワー)」などが入っています。東京タワーは東京のシンボルであり、観光名所としても非常...»

葛西臨海公園

東京湾に面した約80ヘクタールの広大な公園で、園内には水族館、鳥類園、大観覧車、展望レストハウス、芝生広場、飲食施設、ホテルまである。多種多様な植物や野鳥が見られ、展望レストハウスや大観覧車からは海を一望できる。汐風の広場から橋を渡ると海浜公園になっていて、西と東の2カ所に人工なぎさがある。 公園は東京湾沿岸の汚染や埋め立てで破壊された自然環境を再生しようと整備されたもので、今では東京都区部でも見ることが少なくなった動植物が、園内の森や池に生息している。 主な動植物は、都が保護上重要な野生生物種に指定するアカシジミをはじめ、キアゲハなどのチョウ類や、トウキョウダルマガエル、ニホンアカガエル...»

葛西臨海水族園

マグロが巨大水槽を泳ぐ、ガラスドームの水族館

東京湾に面した約80ヘクタールの広大な公園「葛西臨海公園」内にある水族館。年間入場者数が水族館の日本一の記録を持ち、東日本で最も入場者が多い。 建物は池の中心にある地上30メートルほどの高さのガラスドーム。ドームの真下にエントランスがあり、地下に展示空間が広がっている。設計はGINZA SIXなどを設計している谷口吉生。 館内はドーナツ型の大型水槽を回遊するマグロ類をはじめ、47の水槽に約650種の生物が飼育されている。 極地の水槽などで現地採集された珍しい生物が見られ、世界で初めてナーサリーフィッシュの展示に成功した。 大洋の航海者アカシュモクザメやツマグロなどのサメ類やエイ類、マイ...»

明治神宮

緑豊かな木々に包まれる心静かな杜

明治神宮は、東京都渋谷区に位置する日本の著名な神社です。祭神として祀られているのは明治天皇と昭憲皇太后で、1920年(大正9年)11月1日に創建されました。旧社格は官幣大社で、勅祭社としての格式を持っています。 広大な神域とその構成 明治神宮は約73ヘクタール(約22万坪)に及ぶ広大な神域を持ち、内苑と外苑に分かれています。内苑には本殿があり、厄除けや七五三などの祈願が行われる神楽殿、明治時代の宮廷文化を偲ぶ御物を展示する「明治神宮ミュージアム」、そして御祭神の大御心を通じて健全なる日本精神を育成する「武道場至誠館」などがあります。 神道文化の発信拠点 また、神道文化の国際的な発信を行...»

六義園

六義園は、東京都文京区本駒込六丁目に位置する都立庭園で、「回遊式築山泉水庭園」の代表的な日本庭園(大名庭園)です。国の特別名勝に指定されており、四季折々の美しい景観で多くの訪問者を魅了しています。 約2万7千坪の平坦な土地に土を盛って丘を築き、千川上水を引いて池を掘り、7年の歳月をかけて、起伏のある景観をもつ、江戸時代初期に築かれた代表的な大名庭園の一つです。 元禄15年(1702年)に徳川綱吉の側用人であった柳沢吉保によって造営されました。六義園は、和歌や漢詩を愛した吉保の趣味を反映し、庭園全体が詩的な風景を持つ「回遊式築山泉水庭園」として設計されています。 ツツジの花が特に有名で、象...»

井の頭公園

東京都武蔵野市と三鷹市にまたがる「井の頭恩賜公園」は、東京都立の公園であり、略称は「井の頭公園」として親しまれています。東京都立の公園で、通称「井の頭公園」として親しまれています。東京都民だけでなく、全国から訪れる観光客にも広く知られており、日本有数の大規模都市公園の一つです。 面積およそ32ヘクタールを誇り、園内には遊歩道や池、「井の頭池」として知られる湧水池、そして四季折々の木々や花々が広がる広大な敷地が特徴です。公園は「日本さくら名所100選」にも選定されており、美しい桜の季節には多くの花見客が訪れます。 西園には、スタジオジブリ関連の展示をメインにした「三鷹の森ジブリ美術館」があり...»

お台場海浜公園

お台場にある静かな入江を囲んでいる公園。800メートルほどのmの人工砂浜「おだいばビーチ」があり、様々なイベントが開催されている。 日本とフランスの友好関係の記念として、自由の女神像が建てられている。隣接する台場公園からはレインボーブリッジが綺麗に見える。 台場公園は、ペリーの黒船来航に備え東京湾上に作られた砲台の跡地が公園となっているので、石組みの船着場跡や火薬庫・玉薬置所などの跡、中央には兵舎の礎石が残る。 お台場海浜公園の概要 お台場海浜公園は、東京都港区お台場に位置する広大な都市公園です。この公園は、東京湾の人工島であるお台場地区に開かれており、海沿いの広々としたスペースで、都...»

三鷹の森ジブリ美術館

ジブリの世界が広がる

建物は宮崎駿による断面スケッチを元にデザインされていて、まるでスタジオジブリのアニメ映画の世界に入り込んだような空間。 トトロが出迎える受付に、天井一面がジブリキャラの点在するフレスコ壁画になっているエントランスホールなど、映画のキャラクターが点在。オリジナルの短編アニメ作品の上映やアニメーションづくりの展示がされている。 子供が遊べる『となりのトトロ』のネコバスルーム、『魔女の宅急便』のステンドグラス、屋上には5メートルある『天空の城ラピュタ』のロボット兵といったジブリ映画のキャラクターが見られる。 また館内には、ディズニー作品のトイ・ストーリー、ファインディング・ニモ、フォー・ザ・バ...»

高尾山薬王院

古くから修験道の霊山とされた高尾山の中腹にある寺院。高尾山には古くから天狗が存在しているとの伝説もある。 744年に聖武天皇の勅令で行基により開山(初登頂)が行われ、高尾山薬王院が創建される。 薬王院の山門をくぐると2体の天狗が迎えてくれる。縁結びのご利益が得られる「愛染明王(あいぜんみょうおう)堂」や、金運アップのご利益が得られる「八大龍王堂」などが点在。 境内を中心にた樹齢700年とも1,000年とも語られるスギの巨木が成育している。 概要 高尾山薬王院は、東京都八王子市に位置する仏教寺院で、高尾山の中腹にあります。真言宗智山派の関東三大本山のひとつです。正式には「高尾山 薬王院...»

すみだ水族館

東京スカイツリータウンの東京ソラマチ内にある水族館。約260種、7000匹の海の生物を8つのゾーンで展示している。21:00まで営業しているため、観光の最後に寄ることもできる。 クラゲアカクラゲやタコクラゲなど、すみだ水族館で生まれ育った約14種700匹のクラゲを展示。長径7メートルの巨大な水盤型水槽「ビッグシャーレ」では、約500匹のミズクラゲをアクリル越しではなく上から直接眺めることができる。 続く「ラボ」では、クラゲの飼育設備や成体になるまでの成長過程、繁殖活動を観察できる。「万華鏡トンネル」(全長50メートルのスロープの、壁と天井に約5000枚の鏡)ではクラゲをテーマとした映像、照...»

レインボーブリッジ

レインボーブリッジは、東京都港区の芝浦と台場を結ぶ全長798メートルの二階建て構造の吊り橋です。1993年に開通したこの橋は、上部には首都高速11号台場線、下部には新交通システム「ゆりかもめ」、さらにその両側には一般道路と歩道が設けられています。東京湾の美しい景観とともに都心の交通を支えています。 夜には橋がライトアップされ、その光景から「レインボーブリッジ」という名が付けられました。昼間の眺望や夜景が良好なことから、週末のドライブコースとしても人気を集めています。 レインボープロムナード レインボープロムナードは、レインボーブリッジに併設された遊歩道で、歩行者が橋を渡りながら景色を楽し...»

サンシャイン水族館

大型複合施設「サンシャインシティ」内にある超高層ビルの屋上・地上40メートルにある都市型水族館。 空中を泳いでいるように見える空飛ぶペンギンや、クラゲのトンネル水槽、鮮やかなサンゴ礁と魚が泳ぐ大水槽など、こだわりの展示方法で約550種23,000匹の海の生物たちを見ることができる。 天空のオアシスをコンセプトに、緑と水があふれる癒しの空間が広がる。 1Fの大海の旅は海の中を思わせる碧い空間。南国のサンゴ礁や海底洞窟を再現した「サンゴ礁の海」、「洞窟に咲く花」では色鮮やかなサンゴが見られる。 クラゲが浮遊するトンネルは、ふわふわと漂うクラゲに囲まれて幻想的。南国の浅い海をイメージしたサン...»

根津美術館

趣ある和モダンな建築と庭園

根津美術館は、東京都港区南青山に位置する私立美術館で、日本の歴史的な美術館の一つです。美術館の開館は1941年(昭和16年)11月で、その設立は東武財閥の創設者である初代根津嘉一郎が収集した古美術品のコレクションを基にしています。第二次世界大戦以前から存在する貴重な私立美術館として、藤井斉成会有鄰館、大倉集古館、白鶴美術館、大原美術館などと並び称されます。 収蔵品の豊かさと多様性 根津美術館は、日本や東洋の古美術品を数多く所蔵しており、そのコレクションは7,000点を超えます。中でも国宝7件、重要文化財87件、重要美術品94件が含まれており、絵画、書跡、彫刻、陶磁、漆工、金工など、多岐にわ...»

東京カテドラル聖マリア大聖堂

1964年に新たに建てられた斬新なデザインの教会。独特のカーブを描いたコンクリートの建物が交差し、空から見ると十字架を形作っている。 地上からは銀色の白鳥が羽根を震わせているかのようで、下から見上げると、頭頂部の十字架状のトップライトまで緩やかに這い昇ってゆき、視線はそのまま天上に至るかのような上昇感覚を生み出していている。 ステンレス・スチール張りの外装で、地上1階(中2階・中3階)、地下1階の4階層。高さ39メートル、長さ56メートル、幅41メートル。鐘塔は62メートルある。 西洋の教会に典型的に見られるような街路から直接入堂する形式の建築計画ではなく、いったん敷地の奥の方「ルルドの...»

浅草 仲見世通り

日本で最も古い商店街のひとつで、浅草寺の雷門から宝蔵門まで長さ約250メートルにわたって、老舗の和菓子屋やお土産店が参道の両側に軒を連ねる。 人形焼、コロッケ、肉まん、メンチカツ、大学芋、たい焼き、あげ饅頭、アイスもなか、ジェラートなど、食べ歩きで伝統の味が楽しめる。 江戸時代に境内や参道で形成された、日本で最も古い商店街の一つとされる。 江戸時代には伝法院から仁王門寄りの店を役店(やくだな)と呼び、「二十軒茶屋」と呼ばれる20件の水茶屋が並んでいた。雷門寄りの店は平店(ひらみせ)と呼び、玩具、菓子、土産品などを販売していた。 1885年には赤煉瓦造りの建物が新たに完成して近代仲見世が...»

新宿御苑

新宿御苑は、東京都新宿区と渋谷区にまたがる、環境省所管の国民公園です。その美しい景観と歴史的背景から、多くの観光客や地元の人々に親しまれています。 概要 新宿御苑は、約58ヘクタールの広大な敷地に「日本庭園」、「イギリス風景式庭園」、「フランス式整形庭園」、そして大温室が組み合わさった美しい庭園が広がっています。もともとは江戸時代に信濃高遠藩内藤家の下屋敷のあった敷地で、1879年に新宿植物御苑として開設されました。開設当初は宮内省(現在の宮内庁)の管理下にありましたが、第二次世界大戦後には一般公開され、現在は環境省の管轄する国民公園として親しまれています。 歴史と文化的背景 新宿御苑...»

国立西洋美術館

西洋美術全般を対象とする美術館としては日本で唯一の国立美術館。1959年に開館。 実業家の松方幸次郎が20世紀初めにヨーロッパで収集した印象派などの19世紀から20世紀前半の絵画・彫刻を中心とする松方コレクションに加えて、中世末期・ルネサンス期以降、20世紀初頭までの西洋絵画・彫刻作品を常設展示している。 本館の設計はフランスの建築家ル・コルビュジエが担当、弟子である前川國男・坂倉準三・吉阪隆正が実施設計・監理に協力し完成した。 日本で唯一のル・コルビュジエによる設計の建築物。公共建築百選に選定。国の重要文化財に指定。「ル・コルビュジエの建築作品-近代建築運動への顕著な貢献-」の構成資産...»

椿山荘

椿山荘は、東京都文京区関口二丁目の小高い丘に位置する庭園です。この美しい庭園は、広大な敷地内にホテル椿山荘東京を併設しており、宴会やコンベンションなどの大規模なイベントにも対応できる施設として知られています。 日本庭園 椿山荘の日本庭園は、その美しさで広く知られています。庭園内には、池や滝、茶室などが点在し、四季折々の花々や植物が楽しめます。春には桜、夏には新緑、秋には紅葉、冬には椿が咲き誇り、訪れる人々を魅了します。また、庭園内には数多くの石灯籠や石碑が配置されており、歴史的な趣を感じさせます。 歴史と沿革 椿山荘の起源と名の由来 椿山荘は、神田川に面した武蔵野台地の東縁部に位置し...»

上野公園

上野恩賜公園は、東京都台東区に位置する広大な都市公園で、通称「上野公園」として知られています。上野駅西口(公園口)に位置し、武蔵野台地末端の「上野台」に位置しているため、「上野の山」や「上野の森」とも呼ばれます。 面積は約53ヘクタールで、東京都建設局が管轄しています。公園内には多くの文化施設があり、歴史的な名所としても知られています。「上野公園」はまた、台東区の町名にもなっています。 公園の概要と特徴 上野恩賜公園は、1873年に日本で初めて公園として指定された場所であり、日本国内でも有数の都市公園です。公園内には東京国立博物館、国立西洋美術館、国立科学博物館、恩賜上野動物園などの文化...»

ニコライ堂

日本最大の大聖堂

ニコライ堂は、東京都千代田区神田駿河台に位置する正教会の大聖堂です。正式には「東京復活大聖堂」と呼ばれ、イイスス・ハリストス(イエス・キリスト)の復活を記憶するために建てられた教会です。 日本に正教会の教えをもたらしたロシア人修道司祭(のち大主教)である聖ニコライにちなんで「ニコライ堂」と呼ばれるようになりました。 概要 ニコライ堂は、日本正教会の首座主教座大聖堂として、日本最大の正教会の聖堂です。関東大震災で大きな被害を受けましたが、1929年に修復され、現在の姿がその時のものとなっています。ビザンティン様式の建築として、日本で最初に建てられた本格的な教会であり、その建築面積は約800...»

小石川後楽園

小石川後楽園は、東京都文京区に位置する歴史的な日本庭園です。江戸時代初期に水戸徳川家の藩主・徳川頼房によって江戸上屋敷内に造園が開始され、その後、二代藩主の徳川光圀(通称:水戸黄門)が完成させました。築山泉水回遊式の日本庭園で、江戸時代の代表的な大名庭園の一つです。都内に残る貴重な文化財で、国の特別史跡および特別名勝に指定されています。 歴史 小石川後楽園の造園は、1629年に初代水戸藩主・徳川頼房が江戸中屋敷内に庭園を築いたことに始まります。その後、二代藩主の徳川光圀が中国の名園・後楽園の名を取って「後楽園」と命名し、造園を完成させました。光圀は朱子学の影響を受け、「天下の憂いに先んじて...»

旧古河庭園

ノスタルジックな洋館と和洋庭園

財閥の邸宅を整備した庭園で、武蔵野台地の斜面と低地という地形を活かし、北側の小高い丘に洋館が建てられ、斜面に西洋庭園、低地には日本庭園を配した。国の名勝に指定されている。東京のバラの名所として親しまれている。 洋館はイギリス的ルネッサンス風の建築ですが、室内には日本様式も巧みに取り入れられている。鹿鳴館なども設計したイギリス出身の建築家ジョサイア・コンドルの作品。1917年に竣工。 日本庭園の作庭者は、設計は近代日本庭園の先駆者・京都の庭匠「植治」こと7代目小川治兵衛。小川は他に京都無鄰菴、平安神宮神苑、円山公園などの設計で知られる。1919年に竣工。 数少ない大正初期の庭園の原型を留め...»

築地本願寺

築地本願寺は、東京都中央区築地三丁目に位置する浄土真宗本願寺派の寺院です。この寺院は、京都市にある西本願寺の直轄寺院であり、東京都内でも代表的な寺院の一つとして知られています。本尊には、聖徳太子が手彫りしたと伝えられる阿弥陀如来立像が祀られています。 築地本願寺の特徴 築地本願寺は、古代インド様式をモチーフにした本堂が特徴的です。築地市場のすぐ近くに位置し、築地の街の象徴的な存在となっています。 本堂の特徴 現在の本堂は1934年に完成しました。大理石彫刻が豊富に用いられ、インド、西洋、イスラム、日本などの異なるモチーフを融合させた独自の様式が特徴です。この斬新かつ荘厳なデザインは、今...»

井の頭自然文化園

井の頭自然文化園は、12万平方メートルの広大な敷地に広がる動井の頭恩賜公園の一角には、物園です。公園は、動物園エリアのほか、植物園、資料館、彫刻館、童心居など、多彩な施設が樹木の間に配置されているのが特徴です。 動物園エリアでは、ニホンカモシカやニホンリス、アナグマ、ヤマドリ、キツネ、タヌキといった日本産の動物たちが展示されています。また、マーラ、フェネック、ヤマアラシなどの外国産動物もおり、子どもたちに親しみやすい動物がテーマになっています。 「モルモットコーナー」や「家畜舎」、「リスの小径」などのエリアでは、動物と直接触れ合ったり、間近で観察することができる体験型の展示が充実しています...»

浜離宮恩賜庭園

東京都中央区に位置する浜離宮恩賜庭園は、潮入の池や二つの鴨場を有する都立庭園です。この庭園は、旧浜離宮庭園として特別史跡・特別名勝に指定されており、歴史的にも非常に重要な場所です。 潮入りの回遊式築山泉水庭 浜離宮恩賜庭園は、東京湾から海水を取り入れ、潮の干満によって景色の変化を楽しむことができる「潮入りの回遊式築山泉水庭」です。都内でも有数の広さを誇り、四季折々の景色が訪れる人々を魅了します。 歴史的背景 この庭園は、江戸時代に徳川将軍家の別荘「浜離宮御殿」の庭園として造られました。その後、宮内省管理の離宮を経て、東京都に下賜され都立公園として開放されました。 江戸時代には、将軍家...»

寛永寺

寛永寺は、東京都台東区上野に位置する、天台宗の寺院です。正式名称は「東叡山 寛永寺(とうえいざん かんえいじ)」といい、元は江戸幕府によって徳川家の菩提寺として建立されました。寛永寺は徳川将軍家の霊廟があることでも知られ、その歴史的・文化的価値は非常に高いものです。また、寛永寺は上野公園に隣接しており、周囲には上野動物園や東京国立博物館などの観光名所も多く存在します。...»

増上寺

増上寺は、東京都港区芝公園四丁目に位置する浄土宗の代表的な仏教寺院です。山号は三縁山(さんえんざん)で、正式には三縁山広度院増上寺(さんえんざん こうどいん ぞうじょうじ)と称されます。 ...»

アクアパーク品川

マクセル アクアパーク品川は、東京都港区高輪に位置する都市型水族館で、品川プリンスホテルの敷地内にあります。かつては「エプソン アクアパーク品川」や「エプソン 品川アクアスタジアム」として知られており、東京を代表する都市型水族館の一つとして多くの人々に親しまれてきました。 ...»

神田明神

神田明神は、東京都千代田区外神田二丁目に位置する由緒ある神社です。正式名称は神田神社(かんだじんじゃ)であり、江戸時代から現在に至るまで、多くの人々に親しまれています。この神社は、その歴史と伝統、さらには現代文化との結びつきによって、さまざまな魅力を持っています。 ...»

日比谷公園

日比谷公園は、東京都千代田区に位置する公園であり、町名でもあります。日本初の近代的洋風公園として知られ、東京都建設局が管理する都立公園です。2007年には景観法の「景観重要公共施設」に指定されました。 ...»

赤坂 氷川神社

氷川神社は、東京都港区赤坂六丁目に位置する歴史ある神社です。この神社は、同じく港区内にある白金氷川神社や麻布氷川神社と区別するために、赤坂氷川神社とも呼ばれています。氷川神社は東京十社の一つに数えられており、旧社格は府社です。 ...»

アクアシティお台場

アクアシティお台場は、東京都港区台場に位置する複合商業施設であり、2000年4月に開業しました。この施設は、ショッピング、エンターテイメント、飲食といった多彩な体験を提供し、東京臨海副都心エリアを代表するスポットとして、観光客や地元の人々に広く親しまれています。 ...»

清澄庭園

清澄庭園は、東京都江東区清澄に位置する都立庭園で、東京都指定名勝に指定されています。この庭園は、池の周囲に築山や名石を配置した回遊式林泉庭園で、江戸時代から受け継がれた庭園手法を今に伝えています。泉水、築山、枯山水を主体にしたこの庭園は、明治時代の造園技術の完成形としても評価されており、広くその美しさが知られています。 ...»

歌舞伎座

歌舞伎座は、東京都中央区銀座(東銀座)にある歌舞伎専用の劇場です。火災や戦災など、様々な変遷を経て今日に至るまで、名実ともに代表的な歌舞伎劇場として知られています。...»

向島百花園

向島百花園は、東京都墨田区東向島に位置する都立庭園です。この庭園は江戸時代に発祥し、歴史的な花園として知られています。梅や萩など四季折々の花々が咲き誇り、訪れる人々に癒しを提供しています。また、隅田川七福神の発祥地でもあり、福禄寿が祀られています。...»

水天宮(東京都中央区)

水天宮は、東京都中央区日本橋蛎殻町に位置する神社で、福岡県久留米市にある久留米水天宮の分社です。水天宮は東京メトロ半蔵門線「水天宮前駅」と直結しており、安産祈願で知られるため、若い夫婦の参拝者が多く訪れます。 ...»

泉岳寺

泉岳寺は、東京都港区高輪二丁目に位置する曹洞宗の寺院で、青松寺・総泉寺とともに曹洞宗の江戸三箇寺の一つとして数えられています。この寺院は、江戸時代の歴史的な出来事である「赤穂事件」と深い関わりがあり、浅野長矩と赤穂義士たちの墓があることで知られています。 ...»

有栖川公園

有栖川宮(ありすがわのみや)記念公園は、東京都港区南麻布に位置する都市公園です。この公園は、かつての有栖川宮の御用地に造られたもので、現在は港区が管理しています。地元では「有栖川公園」としても親しまれています。 この公園は、都心にありながらも自然豊かな環境が広がり、起伏に富んだ地形が特徴です。公園内には、東側の高台から西南側の低地に向かって大きな傾斜があり、四季折々の美しい自然景観を楽しむことができます。また、最寄り駅は東京メトロ日比谷線の広尾駅であり、渋谷区広尾地区にも隣接しています。 ...»

芝公園

芝公園は、東京都港区に位置する広大な都市公園であり、総合公園としての役割を果たしています。この公園は都立芝公園、港区立芝公園、そして都市計画法に基づく特許事業で認可されたプリンス芝公園の総称として知られています。さらに、「芝公園」は港区の町名としても使われており、芝公園一丁目から芝公園四丁目までの地域を指します。 ...»

新宿中央公園

新宿中央公園は、東京都新宿区西新宿二丁目に位置する、新宿区立の都市計画公園です。24時間開園しており、入園料は無料です。新宿御苑や明治神宮外苑などに次ぐ広さを誇り、新宿区立公園の中では最大の面積を持つ公園です。 ...»

雲取山

東京都最高峰からの絶景と豊かな自然

雲取山は、東京都、埼玉県、山梨県の境界に位置する標高2,017.13メートルの山です。東京都の山の中で最も高い山であり、標高2,000メートルを超える唯一の山でもあります。また、奥多摩地域において「日本百名山」に選ばれている唯一の山で、多くの登山愛好家から人気を集めています。 ...»

アドミュージアム東京

アドミュージアム東京は、東京都港区のカレッタ汐留に位置する、広告をテーマにした博物館です。この博物館は、広告の歴史や発展を学べる場所として、広告業界だけでなく、一般の来館者にも広く親しまれています。 ...»

赤坂サカス

赤坂サカスは、東京都港区赤坂5丁目にある再開発複合施設です。この施設には、TBSホールディングスやその子会社であるTBSテレビ、TBSラジオなどの本社が所在するTBS放送センター(ビッグハット)が含まれています。 ...»

月島もんじゃ(もんじゃストリート)

鉄板を囲んでワイワイガヤガヤ。それがもんじゃ焼きの魅力

東京都中央区月島は、路地に入ると昭和初期の民家が残るノスタルジックな町。その中にある「月島西仲通り商店街」は「もんじゃストリート」と呼ばれ、75店舗ものもんじゃ焼きを提供するお店が軒を連ねている。キャベツ、揚げ玉、きりイカ、桜えび、肉、魚介類、野菜といった好みの具を炒めたら、それらで土手を築いて薄く溶いた小麦粉を中心に流し込む。ゆっくりと混ぜ合わせて火が通ったら、ソースやカレー粉等で味をつけて完成。食べる直前に鉄板に押し付ければ、パリッとした香ばしい風味が楽しめる。...»

江戸前寿司

手早く食べられる、せっかちな江戸っ子の手軽な食事

江戸前寿司は、江戸時代後期に東京(当時は江戸)で生まれた握り寿司を中心とする郷土料理です。新鮮な魚介を手早く調理し、屋台形式で提供されたことから、「せっかちな江戸っ子」のライフスタイルに合った食事として人気を博しました。現代では日本全国、さらには世界中に広がった、日本を代表する料理の一つです。...»

天丼

江戸前天ぷらと甘辛たれの絶妙な組み合わせ

天丼とは、丼鉢に盛られたご飯の上に天ぷらをのせた日本の丼料理で、正式には「天ぷら丼(てんぷらどんぶり)」の略称です。重箱に盛られたものは「天重(てんじゅう)」と呼ばれます。...»

ちゃんこ鍋

力士の身体作りに欠かせない、言わずと知れた鍋料理!

ちゃんこ鍋は、相撲部屋において日常的に食べられている鍋料理であり、特に力士の身体作りに欠かせない料理です。魚介、肉類、野菜など多種多様な食材をふんだんに使い、大鍋で煮込むことで一度に大量調理が可能。効率よく栄養バランスを確保できる点が魅力で、まさに“稽古場の次に重要”とされる食文化なのです。 ...»

柳川鍋(どぜう鍋)

江戸のころから庶民の味方!下町代表のスタミナ料理

江戸時代から庶民に親しまれた下町生まれのどじょう料理。どじょうは古くから関東地方の名産。土鍋に骨や内臓を取り除いたどじょうと笹がきごぼうを割り下で煮込み、玉子でとじる。どじょう特有の泥臭さをごぼうが取り除き、どじょうの旨みを玉子が引きだしている。あっさりと淡白などじょうに、甘い割り下がよく絡む。名前の由来は日本橋で料理を考案した店の屋号からとも、福岡の水郷柳川からとも言われている。「どぜう鍋」とはごぼうと玉子の有無で区別される。滋養強壮の効果があるため、夏バテ対策にも食される。...»

うなぎのかば焼き

伝統を受け継ぐ芳醇な味わい

うなぎのかば焼きは、地域ごとに異なる調理法が存在します。特に江戸前の調理法は独特で、背開きにしたうなぎを一度蒸し、竹串を打ってから素焼きにします。手早く串を動かしながら焼き、その後、特製のたれにくぐらせてじっくりと焼き上げます。 江戸前のたれは、やや辛口で、各店舗が継ぎ足しで大切に守り続ける秘伝の味。年月を経て深みとコクが増し、まさに「命」と言える存在です。...»

佃煮

江戸時代から続く保存食の知恵

佃煮は、小魚や貝、海藻などを醤油・砂糖・みりんなどで 甘辛く煮詰めた保存食です。魚介類のほか、肉や野菜などでも作られ、幅広い食材が使われます。 江戸時代、東京湾(旧・江戸湾)に面した佃島で、漁民たちが売り物にならない小魚を保存食として 調理したことが起源とされています。当時は冷蔵庫が存在せず、特に夏場でも日持ちする 惣菜として重宝されていました。...»

あんみつ

透明感と歯応え、甘みが絶妙のみつ豆とあんのコラボレーション

東京発祥の伝統的スイーツといえば“あんみつ”。明治30年代始めに、浅草でうまれた“みつ豆”が、銀座に伝わりあんをのせて出したのが”あんみつ”のルーツといわれている。寒天の上に、赤えんどう豆と果物、そしてあんをのせて、黒蜜をかけていただく”あんみつ”を筆頭に、ソフトクリームやアイスをのせた“クリームあんみつ”、白玉をトッピングした“白玉クリームあんみつ”など、あんみつから派生した和スイーツは、今もなお庶民の味として愛され続けている。...»

すき焼き

割下で煮るスタイルの鍋料理

関東風のすき焼きは、牛鍋の名残を色濃く残しており、醤油・砂糖・酒をベースとした割下で肉や野菜を煮る鍋料理として知られています。煮立たせた割下に牛肉や野菜、焼き豆腐などを加え、煮えたところを溶き卵につけて食べるのが特徴です。...»

深大寺そば

豊かな湧き水と風土が育んだ伝統の味

深大寺そばは、東京都調布市の深大寺周辺で受け継がれてきた、風味豊かなそばです。そば作りに適した良質な湧き水、昼夜の気温差、そしてやせた土地といった自然条件が整ったこの地では、古くからそば文化が発展してきました。 江戸時代には、そばは一部の上層階級の特権的な食べ物とされ、庶民が口にすることは難しいものでした。しかし、幕府の役人が深大寺に宿泊したことをきっかけに、深大寺そばの評判が広まり、やがて多くの人々に親しまれるようになりました。現在でも、深大寺の門前を中心に20軒以上のそば屋が軒を連ね、伝統の味を守り続けています。...»

あなご寿司(東京)

江戸前寿司の定番!全国でも一級品と賞される東京湾の代表魚

江戸時代、江戸湾(現在の東京湾)で捕れる魚を使い、寿司にしたことから、その名が付けられた「江戸前寿司」。その定番ネタとも言えるのが「あなご」である。今、東京湾では捕れる魚が限られ、その数も減ってきている。しかし、そんな中でもあなごは水揚げされ、全国でも一級品と賞されるほど評価が高い。旬は、7月から8月。姿形はうなぎに似ているが、その身は脂っこくなく、淡泊でありながら旨味に満ちており、手間のかかる工程に見合うだけのすばらしさがある。...»

下町のオムライス

懐かしい下町の洋食グルメ

東京は洋食の街。大正から昭和初期にかけて銀座・日本橋を中心に洋食店が多数生まれました。いまでも下町にはその流れをくむ老舗がたくさんあり、食文化を支えてます。オムライスは下町洋食グルメの代表格。...»

小松菜(東京)

ビタミン・カルシウム・カロチン豊富!栄養満点の万能葉物野菜

「小松菜」は、江戸時代から続く伝統野菜で、アブラナ科の葉物野菜としては、ほうれん草とならぶポピュラーな野菜。その名の由来は、江戸時代、徳川八代将軍吉宗が小松川の地名をとって「小松菜」と名付けたとされる。短い期間で栽培することが可能な上、さまざまな環境に対応できるので、一年を通じて安定的に市場に出回っている。カルシウムはほうれん草の5倍、ビタミンやカロチンも豊富。また、アブラナ科の葉物にしては、えぐみも少ないので、さまざまな料理法で美味しく食べられる。 旬     1月 2月 12月 ...»

深川めし

アサリの旨みがしみ込んだ、江戸の漁師町が生んだ料理

深川めしは、東京・深川地域で江戸時代から親しまれてきた郷土料理です。主にアサリやハマグリ、アオヤギなどの貝類とネギなどの野菜を煮込んだ汁物をご飯にかけたものや、具材を一緒に炊き込んだ炊き込みご飯の形式があります。「深川丼」や「アサリ飯」とも呼ばれています。 ...»

ラムネ

下町の子供に慣れ親しんだ元祖炭酸飲料

ラムネは、水に砂糖やブドウ糖液を加え、ライムやレモンの風味をつけた炭酸飲料です。特有のビー玉入りガラス瓶で提供されるこの飲料は、かつて子供たちに大人気でした。昭和時代の最盛期には、東京の下町だけでも100件以上のラムネ工場が存在していましたが、現在ではその数も10件以下に減少しています。...»

揚げパン

懐かしの味!給食の名物

あげパンは、東京都大田区にある小学校が発祥とされている、学校給食でおなじみの懐かしいパンです。1952年(昭和27年)ごろ、同校で給食を担当していた調理師が、風邪で欠席した児童のために栄養のある食事を工夫しようと考えたのが始まりです。 保存性を高めるために、すでに時間が経って硬くなっていたコッペパンを油で揚げ、表面に砂糖をまぶすことで、美味しく食べられるように工夫されました。このアイディアが、やがて日本全国の学校給食に広まり、「あげパン」として親しまれるようになったのです。 ...»

おでん(関東煮)

屋台料理から庶民の味へ!味噌田楽がルーツの煮込み料理

「おでん」の起源は、味噌をつけて食べる「味噌田楽」にあります。こんにゃくや豆腐を串に刺し、味噌を塗って焼いていた料理が、やがて煮込まれるようになり、「煮込みおでん」として形を変えていきました。 江戸の町では、こうしたおでんが屋台で提供されるようになり、庶民の味として人気を集めました。関西地方ではこれを「関東煮(かんとだき)」と呼び、独自のスタイルで広まっていきました。 ...»

久寿餅

池上本門寺参道の銘菓

東京・大田区にある日蓮宗の大本山、池上本門寺の門前町には、昔ながらの風情を残す参道があり、そこには名物の「くずもち」を扱う老舗が3軒並んでいます。 ...»

くさや

独特の香りがクセになる伝統の味

「くさや」は、伊豆諸島の特産品として知られ、特に新島や八丈島をはじめとする島々で今も盛んに製造されています。一度焼けば部屋中に立ち込める強烈な香りが特徴で、「臭いけれど旨い」と評される独特の干物です。この香りと味わいが島焼酎との相性抜群で、地元の人々はもちろん、多くの観光客にも親しまれています。 くさやの魅力は、そのクセになる風味と、幅広い食べ方のバリエーションにあります。マヨネーズや唐辛子を添えてワインと合わせたり、おやつ代わりに楽しんだりと、工夫次第でさまざまな味わい方ができるのです。...»

福神漬

起源は江戸時代初期までさかのぼる東京の名産品

福神漬は、日本の非発酵型漬物の一種であり、その起源は江戸時代初期にまでさかのぼるといわれています。名前は、使用される野菜が7種類であることから、七福神にちなんで命名されたと伝えられています。 ...»

自由が丘ロール

2種のクリームをたっぷりと巻きこんだ、シンプルなロールケーキ

メディアに数多く登場するカリスマパティシエ、辻口博啓氏が、自由が丘に開いたロールケーキ専門店「自由が丘ロール屋」。この店の代表スイーツが“自由が丘ロール”である。身体に優しい素材を使い、一つひとつ自然の風味を大切に仕上げてあるロールケーキだ。ふんわりとしたスポンジでクレームパティシエール(カスタード)と、生クリームをたっぷりと巻き込んだやさしい味わい。シンプルだけに、素材の違いや職人の腕が味にはっきりとあらわれる。舌の肥えた自由が丘のスイーツ好きにも愛される、自慢の一品だ。...»

東京うど

純白の肌が美しく、シャキシャキとした歯ごたえ&風味に定評あり

「東京うど」の生産がはじまったのは、江戸時代。発祥の地は、都内武蔵野市と言われ、現在も多摩地域を中心に栽培されている。市場での評価が高いこのうどは、純白でとにかく美しく、シャキシャキとした歯ごたえと独特な香りが特長。日本料理の高級食材として、また贈答用としても使われるほど。みずみずしく、和・洋・中華、なんでも合う食材である。また、薬効成分が多く含まれており、エネルギー代謝のアップ、疲労回復にも効果的。食物繊維も豊富で低カロリー。 旬     3月 4月 5月 ...»

羽根付き餃子

羽根はカリカリ、皮はモッチリ

蒲田の餃子と言えば、近年宇都宮に次ぐ餃子の町として話題となっている。JR蒲田駅を中心とした半径500メートル圏内に約20軒もの餃子屋が軒を連ねており、パリパリの羽根ともっちもちの皮、ジューシーな餡の味わいを求めるお客さんでにぎわっている。 「ニイハオ(你好)本店」の店主が約30年前に、日本で初めて羽根付きの餃子を考案したといわれており、その店主が最初に提供した金額の300円に習って、蒲田では1皿300円の店舗が多い。...»

まちだシルクメロン

機械装置メーカーなどとの連携でつくりあげた、香り・肉質・味などにおいて高品質なメロンで、独自の水耕・水平放任栽培技術により収穫します。...»

ホーニッヒアッフェルバウム

羽田空港「限定」グルメ!丸ごとりんごのバウムクーヘン

まるごと煮たリンゴのコンポートをりんごの花から採れたはちみつが香るバウムクーンで包み込む。シャキシャキのコンポートとしっとりしたバウム生地がベストマッチの一品。パッケージ演出も楽しく、小包風の箱を開けると赤いセロハンに包まれる様子はまるでリンゴそのもの。...»

もんじゃ焼き

鉄板の上で文字を書く?東京名物

小麦粉をメインにした具材を鉄板で調理する料理。お好み焼きと比べて、生地に使う水分量が多く、調味料やソースなどを混ぜることもあるのが特徴。鉄板の上でジュージューと焼きながら小さなコテ(ヘラ)を用いて食べるのが一般的。もともとはおやつとして食べられてきたもので、ゆるい生地で鉄板に文字を書きながら焼いたところから、文字焼き、それがもんじゃ焼きとなったと言われる。東京では浅草や月島を中心に多数のもんじゃ焼き店が存在し、バリエーションも多彩。東京を訪れる観光客の人気の品となっている。...»

銘菓 鞍掛の松

新田義貞が鎌倉攻めの際、松の木に鞍をかけて休んだと言われる「鞍掛の松」。その松の木に見立てた小豆時雨仕上げの外皮とシナモンが薫る手亡餡で洒落た味わいに仕上げました。 町田市のまちだ名産品に認定されています。...»

深川丼

アサリの味噌汁ぶっかけ丼。ササッと手早く栄養補給に

アサリやハマグリ、ねぎ、油揚げで作られる味噌汁をご飯の上にぶっかけて作られる「深川丼」。同じ材料で作られる炊き込みご飯「深川飯」も存在する。埋め立て前の江戸深川は海に面しており、あさりの好漁場だった。「深川丼」は漁師が船上で手早く作れる栄養補給を目的としてうまれたとされる。また、庶民の味としても、酒の風味や大根を加えるなど、家ごとの工夫が行われ親しまれていた。現在も清澄白河や門前仲町あたりで、深川丼を提供する料理店が多い。...»

福生ドッグ

福が生まれるまち「福生」のご当地グルメ。お店の数だけ種類あり

東京多摩地域にある「福生市」。在日アメリカ空軍横田基地が市の約3分の1の面積を占める同市では、2011年から地元名物・特産品を活かしたご当地グルメ「福生ドッグ」を提供している。市内14箇所の提供店(2014年2月現在)では、それぞれのお店で特徴をもった福生ドッグを食べることができる。ソーセージには「大多摩ハム」と「福生ハム」の地元2メーカーのものを用い、その長さは16cm(国道16号に因んでいる)、太さは23mm(ふっさの語呂合わせ)と決められている。オリジナリティあふれる各店の自慢の福生ドッグを食べて、「福生」を感じてほしい。...»

揚げまんじゅう

下町で人気のお菓子

饅頭を油で揚げており、一見てんぷらにも見えるが中には餡子が詰まっている。抹茶あげまんじゅう、いもあげまんじゅう等、衣や中身の餡もバリエーションに富み、浅草仲見世ではその場で出来たてを買って食べる事が出来る。...»

荻窪ラーメン

戦後に日本蕎麦から独自のラーメン文化

戦後間もなく長野県出身の店主が腕をふるう荻窪『丸長』や『春木屋』が、そばの知識を応用し煮干などの和風ダシや自家製麺を使用することにより独自のラーメン文化を作り出す。『東洋水産』や『カネボウフーズ』の「荻窪ラーメン」でのカップ麺化などによりその名は全国区に。『大勝軒(東池袋)』もルーツを辿ればこの荻窪ラーメンに行き着く。...»

ドライフルーツの羊羹

イチジク、くるみ、苺などを使ったパンに合う羊羹は、海外からも注目されています。...»

スノーシュー

パティスリー スノーマンの一番人気 シュークリーム

アーモンド入りクッキー生地をのせカリカリに焼き上げたシュー皮に、マダガスカル産のバニラを効かせた濃厚なクリームをたっぷり詰めたシュークリーム。...»

レバーフライ

下町名物!臭みよりも甘さを感じる豚レバーフライをご賞味あれ

「レバーフライ」は、佃や月島で親しまれている庶民の味。お総菜として、小腹が空いたときのおやつとして、月島ではもんじゃに並ぶ名物となっており、専門店も登場している。新鮮な豚レバーを薄くスライスして、衣をつけ、菜種油でさくっと揚げた「レバーフライ」は、各店秘伝のウスターソースがかけられている。レバーの臭さはほとんどなく、むしろレバーの甘さを感じられる一品。揚げたてはもちろん、冷めても美味しいさんぱりフライ。...»

油そば

一度食べたら病みつき!多摩地域でポピュラーなスープなし拉麺

東京都武蔵野市発祥、多摩地域でポピュラーなスープのないラーメン、「油そば」。一度食べたら病みつきになる人も多いというそのラーメンは、温かい麺にタレを絡めていただく。タレは、醤油系が多く、途中、調味料などを追加して、味の変化を楽しむといった食べ方もある。トッピングは各店さまざまだが、刻みネギやニンニク、たまご、チャーシュー、メンマなど。基本的には、さっぱり系と言うよりは、名前から推測できる通りのこってり系ラーメン。...»

どじょう鍋

江戸下町の庶民に親しまれたスタミナ料理

どじょう鍋は、東京の下町で古くから愛されてきた郷土料理で、通年楽しめるスタミナ料理です。もともとどじょうは全国の稲作地帯で広く獲れる川魚で、味噌鍋に入れて食されていました。 栄養価が非常に高く、カルシウムはうなぎの約9倍、さらにビタミンD、鉄分、亜鉛も豊富で、昔から健康食として親しまれてきました。...»

東京そば(藪)

大阪を発祥とする「砂場」、信州をルーツに持つ「更科」、江戸を拠点に生まれた「藪」の三大蕎麦を中心に、江戸時代より東京には多くの蕎麦屋がひしめきあい、創業100年を越える老舗が今も都内に点在している。東京の蕎麦の特徴は色の濃い、辛いツユ。麺の端に少しだけツユをつけ、一気にゾゾゾッと食べるのが江戸っ子の粋だとか。...»

ねぎま鍋

江戸庶民の知恵が生んだ、ねぎとまぐろの絶品鍋料理

ねぎま(葱鮪)鍋は、ねぎとまぐろを使ったシンプルながら奥深い鍋料理で、江戸時代に庶民の間で生まれた伝統料理です。現在では広く親しまれる味ですが、そのルーツは意外なものでした。...»

おぐ羅

こちらは醤油を使用しない、出汁がベースの関東風おでんです。 出汁には利尻島のコンブと枕崎のカツオ節を使い、調味料としては塩だけを使用しています。 そのため、見た目は透き通った琥珀色の関西風おでんと異なり、味わいはしっかりと味の染み込んだ関東風のおでんです。 そのため見た目は薄めですが、しっかりと味が染み込んでいます。出汁の甘みは、すべてネタから出ている甘みです。 おでんの種類は約30種類。大根やつみれは人気のある一品。他にも、きゃべつ巻やしらたきの入ったふくろ、大玉、鴨ごぼうなど、独自の自家製具材も豊富に揃っています。さらに、季節ごとの料理も充実しています。 おでんの種は丁寧に手作り...»

東京うこっけい

江戸時代に中国から渡ってきた烏骨鶏(うこっけい)は、ペットとして飼育されたり、漢方薬などに利用されてきた。しかし、卵については年間50個ほどしか産卵せず、食用に販売するには至らなかった。しかし、農林総合研究センターの開発により、年間およそ190個の卵を産むことができるような改良に成功。これによって現在は、都内各所で飼育されるようになり、その卵も直売というかたちをメインに販売されている。サイズはこぶりながらも、栄養価が高く、味も群を抜いている。...»

天満最中

丹波大納言を炊き上げた小倉あんに加賀梅をあしらった、町田天満宮ゆかりの「菓舗 中野屋」の名代最中。町田市のまちだ名産品に認定されています。...»

羽田浅場 穴子

江戸前の穴子とは、まさに之のこと!柔らかい身が特徴

江戸前の穴子といえば、羽田の穴子と言われるほど、身が柔らかく良質な品として知られている。そもそも江戸前の穴子とは東京湾の内湾(品川、羽田、金沢八景、富津、大貫等)の漁師が漁獲する穴子のこと。羽田沖の浅場は、1984年から羽田空港を拡張した際に、地元の漁協や遊漁船組合の要望で作られた魚や生物を育成する浅瀬のことで、羽田沖は東京湾と多摩川の淡水が混じり合っているため養分がとても豊富であるため、良質な穴子が獲れるようだ。特に6月の梅雨時は脂が乗って美味しさは最盛期となる。 穴子は一年生の魚で、稚魚が成長して黒潮にのって回遊してくるため漁獲量は天候に左右されることと、その漁が非常に難しいため、漁師の...»

アウグスビール

本場の技と厳選素材からうまれた国産クラフトビール

東京に本社をおく「アウグスビール」のクラフトビールで、ヨーロッパの特級大麦100%と、チェコのアロマホップ、天然水から造られているようです。ビールの本場ミュンヘンで学んだブラウマイスターの技が醸す正統派ビールを始め、様々な種類のビールを出しています。...»

東京銘菓 ひよ子

東京のお土産と言えば、やっぱり “ひよ子”!

変わらぬ想いを継承しながら、多くのみなさんに愛されて、創生100年。...»

天狗焼き

高尾山スイーツの定番!大粒黒豆餡の“天狗焼き”

北海道産大粒の黒豆餡が入ってます。焼きたてで外はカリカリ。お土産に買って帰ってもオーブンで焼いて食べられます。土日は並んでます。...»

赤坂ビール

東京・赤坂発!ホッピー醸造技術と歴史が生んだ地ビール

全国で5番目(1996年)に地ビール免許を取得した赤坂の工房で造られた地ビール。看板商品である“赤坂ビール”には、赤坂なので赤いビールをつくりたいと開発された「ルビンロート」や、深いコクのある「ミュンヘンタイプ」、本場ドイツの本格「ラガー」などが楽しめる。その他にも、東京みやげとして人気の“日本橋ビール”や、調布工場から近い深大寺系の名水で醸した“深大寺ビール”、胃や腸の働きを助けるといわる酵母を残してボトリングした“調布びーる”など、個性豊かな地ビールが揃っている。...»

べっこうすし

わさびの代わりに青唐辛子を使った、大島独自の寿司文化

寿司ネタを青唐辛子を溶いた醤油タレに漬け、砂糖が多めの酢飯で握る伊豆大島の郷土料理「べっこうずし」。そのタレにつけた刺身の色から、そう呼ばれている。主に、大島で水揚げされる鯛などの白身魚を中心に、マグロ、カツオなどが使われる。温暖な伊豆諸島で寿司を食べるために明治以降に発達した独自の技法で、ワサビが手に入らなかった当時の名残りである。八丈島には、青唐辛子ではなく練り辛子を使い「島寿司」と呼ばれている寿司もある。...»

あさり鍋

東京湾産のあさりを鍋料理に!スープまで飲み干せば栄養満点

東京湾は、言わずとしれたあさりの産地。都内で漁獲されているのは、羽田だけとなってしまったが、お隣千葉県では、現在も各地で盛んに漁が行われている。最盛期を迎えるのは、産卵前の冬から春といわれています。あさりは、栄養価も高く、ビタミンや血液をさらさらにするタウリン、鉄分も含まれている。これらの栄養素をあますところなく食すには、あさり鍋がおすすめ。砂抜きしたあさりと水と共に鍋に入れ煮立て、アクを取り除く。塩と醤油で味付けし、エノキと豆腐、セリを入れて火が通ったら完成。スープまで飲み干せば栄養満点!...»

赤イカ塩辛

イカの女王赤イカのおいしさを存分に味わえる絶品塩辛!

美味で有名な「赤イカ」と呼ばれるケンサキイカと、スルメイカをブレンドして塩辛にしたもの。スルメイカの肝をベースにしたタレにも赤イカの濃厚さを混ぜあわせることで、クセの強さを抑えた食べやすくコクがある味を作り出している。この商品には、甘口、中辛、辛口、激辛、超激辛と5段階の辛さが用意されていて、神津島で無農薬で有機栽培された島唐辛子で辛味を調節しているが、激辛と超激辛に関しては、島唐辛子の青臭さを抑えるためにハバネロをブレンドするといった工夫がなされている。...»

芋ようかん

サツマイモが主役の素朴な和菓子

芋ようかんは、サツマイモを主原料として練り上げ、成型された和菓子です。甘味を抑え、サツマイモ本来の素朴で自然な風味を大切にしています。特に有名な舟和の芋ようかんは、着色料・保存料・香料を一切使用せず、甘藷・砂糖・少量の塩のみで作られています。 このような製法により、老若男女問わず幅広い世代に親しまれており、舟和の代表的な商品として長く愛され続けています。...»

人形焼

人形焼を片手に浅草観光も 職人技が光る一口サイズの名物和菓子

東京・人形町で発祥のカステラ生地にあんこをはさんで焼いた東京土産の定番和菓子。浅草寺境内には名店が軒を連ね、店先では職人が次々と人形焼をつくりだす姿が見学できる。焼き型に生地を流し、すばやく餡を分け入れる熟練の技を見ながら食べる焼きたての味はまた格別。雷門や五重塔といった浅草の名所や七福神をかたどったものが有名。しっとりふわふわのカステラにあんこの甘みがどこか懐かしい味わい。生地のみの「餡なし」もある。近年ではキャラクターの顔やクリームの入った変りダネも人気だ。...»

どらやき

上野の和菓子店から広まった日本の王道スイーツ

大正3年(1914年)に創業した上野の和菓子屋「うさぎや」にて考案され、全国に広まったとされる”どらやき”は、やや膨らんだ円盤状のカステラ生地(または小さめのパンケーキ)2枚の間に、小豆あんを挟み込んだ和菓子のことを指す。カステラ生地に蜂蜜を入れてふんわりと焼き上げることで、優しく甘い香りが食欲をそそり、中のあんの甘さが引き立てられる。お茶請けやおやつの王道として、日本に馴染み深い和菓子のひとつだ。 中でも「東京三大どら焼き」と称される絶品どら焼きが、上野の「うさぎや」、東十条の「黒松本舗 草月」、そして浅草の「亀十」です。...»

雷おこし

東京を代表する江戸前銘菓◎米と砂糖から作った素朴な味が人気

「雷おこし」は、浅草参りのお土産品として、浅草雷門再建当時から売り出され、仲見世通りには、「雷おこし」を売る店が何軒もならんでいた。一時は、行商も出現するほど。原料は、米と砂糖。「おこし」と名の付く菓子は大阪にもあり「板おこし」と呼ばれている。こちらは、固い板状のおこしなのに対し、「江戸前おこし」とも呼ばれる「雷おこし」は、小さな子供からお年寄りまで食べられるやわらかな口当たりが特徴。東京を代表する銘菓として全国に知れ渡っている。...»

東京都